フリーターをやめたい…
そろそろフリーターを卒業したい…
こんなふうに悩んでいませんか?
実はぼくもフリーターから就職した経験があるので、「フリーターをやめたい」という気持ちはよくわかります。不安ですよね。
でも、「フリーターをやめたい」という気持ちは、ポジティブに捉えれば「一歩踏み出す絶好のチャンス」と言えるんです。
この記事では、
- どうして「フリーターをやめたい気持ち」はチャンスか
- フリーターをやめるコツ・方法・注意点
をわかりやすくお伝えしていきます。
この記事の流れ
なぜ「フリーターをやめたい気持ちは絶好のチャンス」なの!?
では、どうして「フリーターをやめたい気持ちは絶好のチャンス」なのでしょうか?
その理由は、「フリーターをやめたい!」という強い気持ちは、フリーター生活を抜け出す大きなモチベーションになるからです。

基本的に人は、「現状維持」を好みます。
人間には、現状維持バイアスと呼ばれる、
変化で得られるリターンよりも、失うリスクを恐れる心理傾向
があるため、「今のまま」を維持し続けようとします。
きっと誰もが、「小さな不自由や不満があるけど、それをし続ける・使い続ける」などの経験をしたことはあるはずです。
実際ぼくも、何度も「そろそろ就職しないとな」と思いながら、結局「現状維持」の力に引きずられ、3年間フリーター生活を続けてしまいました。
つまり、慣れ親しんだ生活(フリーター生活)を変えるのは人間の特性上簡単ではないので、「現状維持」を乗り越えるだけの大きなモチベーションが必要になります。
それが、
「フリーターはもう嫌だ!」
「将来が不安で仕方ない!」
など、強い「不安」「焦り」の気持ちというわけです。
「フリーター生活をやめたい!」と真剣に考えている今こそ、現状維持を突破するチャンス。不安や焦りを力に変えて、就活の一歩踏み出しましょう。
フリーターをやめる4つのコツ・方法・注意点
それではここからは、ぼくの経験などを元に、フリーターをやめるコツ・方法・注意点をお話ししていきます。

先にトピックスをまとめておくと次の4つです。
- 就職は難しいという思い込みをなくす
- モチベーションの探し方
- 就職しやすい業界・職種に目を向ける
- フリーターから就職するときの注意点
『フリーターから正社員は難しい』という思い込みを無くそう
まずは、フリーターからの就職をポジティブに考えるようにしましょう。

- 「フリーターだから正社員は難しい」
- 「ブラックにしか雇ってもらえない」
- 「自分に興味をもってくれる会社は少ない」
こんなふうに思っていませんか?
就職に自信が持てない気持ちはよくわかりますが、ネガティブな思いはネガティブな結果を引き寄せてしまいます。
気持ちの面で負けていては内定が遠いので、まずは就活に対して前向きな気持ちをもつことが大切です。
なかなか自信がもてない
という方は多いかもしれません。
でも実は、フリーターの就職率はそこまで低いわけではないんです。
- フリーター歴半年 72.5%
- フリーター歴1年から2年 60.0%
- フリーター歴3年超 57.0%
上記は、厚生労働省が公表している「フリーターの正社員転職状況」のデータです。
フリーター歴が半年以内であれば、7割以上、1年〜3年でも約6割は正社員になっていることがわかりますよね。
また近年は、
- 人手不足の業界が増えている
- 新卒採用が難しくなっている
といった影響で、「既卒者」「未経験者」「第二新卒者」を求める企業が多くなっています。
つまり、フリーターを採用する企業は増えているというわけです。
ですので、まずは「フリーターをやめて正社員になるチャンスはきちんとある」という前向きな気持ちで就活に臨みましょう!
フリーターをやめたい理由は?就職のモチベーションの見つけ方

あなたは、将来に対して不安を感じていますか?
以下は、アルバイト情報サイト「an」が、「将来に不安を感じているか」という調査をしたデータです。

見てわかるように、高校生や大学生、主婦は5割前後が不安を感じているのに対し、フリーターだけが7割を越えています。
将来になにかしらの不安を感じているフリーターは、非常に多いわけです。
そこでぜひ考えてみてほしいのが、「将来に対する不安の正体」です。
例えば、
- 「経済的に不安だからフリーターをやめたい」
- 「このままアルバイトを続けたら仕事がなくなる」
- 「フリーターのままだと結婚ができない」
など、人それぞれ「不安の正体」は違いますよね。
先にお話ししたように、「不安」こそ就活のモチベーションになるため、不安の正体が明確になったほうが、
- 就活のモチベーションが保ちやすい
- 会社・仕事選びの軸になりやすい
- 就職後の満足度を高めやすくなる
このようなメリットがあります。

仮に「経済的に苦しい・お金に対する不安が大きいからフリーターをやめたい」という不安が大きいのなら、
- 「安定した生活を得ること」を就活のモチベにする
- 「給与が高い会社への就職」を就活の軸にする
- 「仕事は多少きついけどボーナスがでる」満足度が高い
このように、就活のモチベーションが高まったり、就活が進めやすくなります。
現状維持を乗り越えてフリーターからの就活を成功させるには「モチベーション」をうまく保つことが大切なので、
- なぜフリーターをやめたいのか
- 不安の正体はなにか
これらとしっかり向き合っておくと良いですよ。
フリーターをやめたいなら「就職しやすい方法」に目を向ける
次に押さえておきたいのが、フリーターから正社員になる具体的なコツです。

先程、「フリーターの就職チャンスは増えている」とお話ししましたが、簡単にホイホイ就職できるほどは楽ではないのが現実です。
実際ぼくは、就活をはじめてから内定を得るまでに半年以上かかりましたし(要領が悪すぎたこともありますが)、実は1度就活を諦めています。
ですので、
- 企業のニーズを考えて就活する
- 狙う求人を絞る
この2つを考えて就活を進めることをおすすめします。
企業のニーズを考えて就活する
求人企業は、なにも行き当たりばったりで採用活動をするわけではなく、
- こんな経験・スキルがある人
- 人物像はこんな人
- 年齢はこのくらい
このように、ある程度ターゲットを絞って求人を出しています。
これが「企業のニーズ」です。

つまり、フリーターを採用する企業のニーズを押さえておくことで、書類通過・面接合格の可能性が高まります。
では、フリーターを採用する企業は何を求めているかというと、スキルや経験よりも、
- やる気や熱意
- 将来性(ポテンシャル)
- 人柄・素直さ
などを重視しています。
リクナビが行った「人事が重視する採用理由」を調査したデータを見ても、以下のような結果が出ています。
【人事が重視する採用理由ベスト5】
- やる気 82ポイント
- ポテンシャル・将来性 79ポイント
- バイタリティ 74ポイント
- 社会人スキル 73ポイント
- 考え方が柔軟 60ポイント
※経験の浅い第二新卒を採用する理由ベスト5
引用データ:リクナビNEXTより一部抜粋
やる気やポテンシャル、考え方などが重視されていますね。
ですので、
- 面接では「やる気や熱意」をきちんと伝える
- 入社後の活躍をイメージさせるPRをする(将来性)
- 自分の人柄が伝わるエピソードを用意しておく
などの対策が効果的です。
狙う求人を絞る
そして、フリーターからでも就職しやすい職種・業界に狙いを絞って就活することも非常に大切です。
「就職しやすい」というのは、
- 人手不足の業界・職種
- 未経験からでも雇ってももらいやすい職種
ですね。
「現在は人手不足が深刻化している」とお話ししましたが、とくに人手が足りない業界は以下のとおりです。
【人手不足・業界別集計】
- 介護・看護 72.2%
- 運輸業 60.9%
- 建設業 60.7%
- その他サービス 58.1%
- 情報通信・情報サービス業 56.7%
以下省略
引用データ:日本商工会議所より
- 介護業界
- 運輸業界
- 建設業界
- サービス業
- IT系業界
こうした業界の求人は、内定のハードル(難易度)が下がりますし、きちんと探せば条件の良い求人が見つかることもあります。
また、未経験からでもチャレンジしやすい職種・業界の代表例としては、
- 営業職
- IT・エンジニア系
- 事務系
- サービス・販売
- 介護職 など
などですね。
これらに的を絞れば、フリーターや未経験でも需要が高く、就職するチャンスはたくさんあります。
もちろん、「これがやりたい!」という仕事があれば、優先的にチャレンジすべきですが、フリーターに対する企業のニーズ ・職種や業界の需要を考えて、広い視野で仕事を選びをしてみてくださいね。
焦りは禁物!フリーターをやめたいなら注意したいポイント

最後に押さえておきたいのは、いくらフリーターをやめたいからといって、「なんでもいいから就職できれば良い」とスタンスはNGだということです。
なぜなら、
- なんでもいい=採用担当者の信用を得にくい
- ブラック企業につかまりやすい
と言えるからです。
例えば面接の場で、話しの内容から、
「就職できればどこでも良い」
「入社しやすそうだったから」
ということが伝わってしまったら、企業の採用担当者はどう思うでしょうか。
志望動機が薄い。。。
このように、良い印象が残るはずがありません。
また、前の章でお話した「人手不足・フリーターが就職しやすい職種・業界」を狙うことは大切ですが、「なんでもいい」という気持ちが強いとブラック企業に捕まるリスクも高まります。

人手不足・フリーターが就職しやすい職種や業界は、就職チャンスが多い反面、きちんと求人を選ばないと、
- すぐに人が辞める
- 労働条件が厳しい
- 人間関係に問題がある
こうした職場であるケースも多いです。
いわゆる「ブラック企業」は、大量に人を雇い、使えなくなったら辞めさせるということを繰り返しています。
フリーターから就職する場合、せっかく就職できた会社を短期離職することほど、精神的・キャリア的にダメージを受けることはありません。
ですので、「就職できればなんでもいい」というスタンスではなく、きちんと情報収集をして自分に合った就職先を探すようにしましょう。
フリーターをやめたいならどんなアクションを起こせばいい!?
では、きちんと情報を集めて自分に会う就職先を探すには、具体的にどうしたらいいのでしょうか。
まずは、「ひとりで就活を進めない」ということを考えてみてください。
フリーターからの就活は、ハッキリ言って大変です。
そもそも、
- 「どんな仕事を選んだら良いか」
- 「どの就活マナーが正解か」
- 「どう情報収集をしたら良いか」
など、わからないことだらけだと思います。
そんな状態でたったひとり就活をがんばっても、ぼくのように挫折してしまうかもしれません。
ですので、就活を相談ができる「エージェント系の就職サービス」を賢く活用しましょう。
「キャリアアドバイザー」と呼ばれる担当者に無料で、
- フリーター応募可の求人紹介
- 求人企業の内部情報アドバイス
- 面接や応募書類の対策
などのサポートをしてもらいながら、就活を進めることができるようになります。
フリーターからの就職は、いかにして、
という企業にたくさんアプローチできるかが鍵です。
エージェント系サービスを活用すればグッと就職チャンスが高まるので、まずはいくつか登録しておくことをおすすめします。
「フリーター専門のエージェント」を選ぶことが大切
ただし、エージェント選びにもコツがあります。
有名なエージェント系サービスは、
- リクルートエージェント
- DODA
- マイナビエージェント
などですが、こうした総合型転職エージェントは、正社員経験がある転職者を対象にしているケースが多いので、あまりおすすめはできません。

フリーターの就職を専門的にサポートしてくれるエージェントを選んだほうが、自分に合う求人を紹介してもらえる可能性が上がります。
とくにおすすめしたいのは、「ジェイック(JAIC)」というサービスです。

ジェイックは未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスで、こんな特徴があります。
- 初めてでも相談しやすい
- 離職率の低い企業を紹介してもらえる
- 無料の就職講座を実施している
ブラック企業対策に強くバックアップもしっかりしているので、未経験でも良い企業に就職しやすいサービスです。
さらに、厚生労働省委託業者が全国でたった43社しか認めていない「職業紹介優良事業者」なので安心して利用できます。
サポート対応地域は、下記のとおり。
東京 神奈川 千葉 埼玉
愛知 大阪 兵庫 広島 宮城
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。

まずは登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※ジェイックは現在、世の中の情勢からWEB面談もしています。自宅にいながら安心して相談できます。
ジェイックのサポートエリア外で就職する場合は、「第二新卒AGENTneo」というサービスに登録しておきましょう。

第二新卒エージェントneoは、株式会社ネオキャリアが運営しているフリーターや既卒者に特化した就職エージェントです。
特徴は、スタッフが全員「第二新卒経験者」ということです。
なかには淡々と機会的にサポートを進めるエージェントもありますが、第二新卒エージェントneoは「二人三脚」で就活を進めていくイメージ。
キャリアアドバイザーや担当者も第二新卒を経験しているので、はじめてエージェントを使う方も安心して相談できるのが大きな魅力です。
もしかするとあまり聞き馴染みがないサービスかもしれませんが、
- 取引企業は1万社以上
- 1人あたり10時間以上サポート
- 訪問済の企業だけを紹介してくれる
このように実力があるエージェントです。
求人は全国に対応しているので、うまく活用してください(登録は30秒で完了します!)。

フリーターや既卒、ニートからの就職を成功させるには、未経験者の就職に特化したサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎の求人にたくさん出会える
- フリーターや既卒、ニートからの就職ノウハウを教えてもらえる
- 不安や悩みを相談できる
こんなメリットがあるので、就職支援サービスを使わないのは損です。
未経験からの就職に強いサービスを3社厳選したので、チェックしてみてください。