就職できないかも。。。
どうしたらいい!?
管理人の「転職サポーターゆうき」です!
フリーターから就職した経験や転職経験、人事目線を活かして働き方や転職に関する記事を執筆しています。
正社員になりたくても、「大学中退」の経歴が気になってなかなか踏み出せない人は多いはずです。
僕も就職前はフリーターをしていたので、自分の経歴で悩みました。
大学中退は学歴が「高卒扱い」になるので、不安だと思います。
たしかに大学中退後の就活は、新卒よりも選択肢は減り就活の難易度も上がります。
しかし、正社員を諦める必要はありません。
なぜなら、しっかりコツを掴んで就活を進めれば、大学を中退していても正社員になるチャンスはあるからです。
仮に新卒で入社できても、自分に合わない企業に就職して早期離職する人はたくさんいます。
多少遠回りしても、自分にとって「良い仕事」「合う企業」に入社できれば、就職は成功です。
この記事では、僕の就活経験と人事目線をもとにして、大学中退後の就活が捗る5つのコツ(考え方)をまとめました。
- 大学中退コンプレックスを手放す
- モチベーションを高める
- 就職しやすい仕事に目を向ける
- 大学中退をうまく説明できるようにする
- 就活をひとりで悩まない
正社員になれないという思い込みを変える【大学中退コンプレックスを手放す】
まずは、「大学中退だから正社員になれない」という思い込みを手放すことが大切です。
なぜなら、
大学を中退しているから、
- 就職なんてできない
- ろくな会社の求人がない
- 正社員で働くなんて無理
こんなふうに思っていると、ますます就職チャンスが巡ってこなくなるからです。
例えば、仕事を探すときに
ろくな仕事は無いだろうな
と思っていると、求人企業の悪い面ばかりが目に付きます。
面接を受けるときも、
また不採用だ。。。
と思っていると、やる気や熱意が面接官や採用担当者に伝わりません。
せっかく就職チャンスが目の間にあっても、自分自身がチャンスを遠ざけてしまうかもしれません。
「大学中退」がコンプレックスになってしまうと、
- 自信がないように見える
- 面接で本来アピールしたいことに
集中できない - ポジティブな姿勢が見えない
このように何ひとつ良いことはありません。
もちろん、就活を不安に思う気持ちはわかりますが、正社員を目指すなら「大学中退は正社員になれない」というコンプレックスを手放しましょう。
大学中退から正社員になる道はたくさんある
とは言え、すぐに前向きな気持ちになれる人は稀です。
そこでお伝えしたいのが、人手不足や雇用意識の変化です。
実は近年、人手不足の企業が多いことをご存知でしょうか?
日本商工会議所が発表している人手不足の割合のデータでは、中小企業の約50%が人員不足に陥っていることがわかっています。
【人員の過不足状況について】
- 不足している 50.2%
- 過不足はない 45.5%
- 過剰である 3.5%
- 無回答 0.7%
調査地域:全国47都道府県
調査対象:中小企業 4,072社
調査期間:平成27年6月1日~23日
引用データ:日本商工会議所より
当然ですが、人員不足の会社は求人を出し、採用時のハードルも低く設定します。
つまり、大学中退者をはじめとする「未経験者」にとって、就職のチャンスなんです。
また、雇用意識の変化もあり、そもそも既卒者やフリーターといった「未経験者」を好んで採用する企業も増加傾向にあります。
少し前の話になりますが、ポータルサイトの「Yahoo!」を運営するヤフー株式会社は、新卒一括採用を取りやめたことで話題になりました。
「新卒ブランド」に左右されず、ポテンシャルを見て採用する企業が今後は増えていく一例と言えます。
新卒主義の企業ばかりではなく、中途や未経験者に期待する企業も珍しくないんですね。
以前は、「新卒の就職を逃すと這い上がれない」という空気がありましたが、僕のようにフリーターから就職をしたり、既卒で自分に合う仕事を見つける人もたくさんいます。
繰り返しになりますが、「大学中退は正社員になれない」と思う必要は全くありません。
関連記事:【高卒はろくな仕事がない!?】就職先がブラックしかないと悩んだときの対処法
大学中退後の就活はモチベーションを高めよう【正社員になる第一歩】
次におすすめしたいのは、就活のモチベーションを高めることです。
ここまで、「大学中退は正社員になれないと思う必要はない」とお話ししました。
しかし、新卒に比べれば大学中退後の就活は大変ですし、バリバリのエリートコースは厳しいのは確かです。
なので、就活を挫折しないようにモチベーションを高めることも大切です。
具体的には、
- 期限を設定する
- 就職後にやりたいこと
を思い描いておく
この2つを取り組んでみてください。
期限を設定する
就活は自分の思い通りに進むわけではありませんが、
正社員になる
こんなふうに就活の期限を決めてしまうのはおすすめです。
なぜなら、
- モチベーションが上がる
- スケジュールを立てやすくなる
(期限から逆算してプランニングできる) - 良い緊張感をもてる
こんなメリットがあるからです。
逆に期限がないと、ダラダラ就活をして挫折の原因になってしまいます。
就活は期限を決めて、その日時に向かって進んでいきましょう。
就職後にやりたいことを思い描く
モチベーションを上げるには、目標を持つことも大切です。
- 就職したらどんなことをしたいか?
- 正社員になったご褒美に何をしようか?
と考えてみてください。
例えば、
- 就職を決めたらひとり暮らしをする
- ほしかった◯◯を買う
- 正社員になって好きな人に告白する
など、人に言えないような自分中心の目標でも構いません。自分のモチベーションになる目標を思い描いてみてください。
もちろん、「就職すること自体」を目標にしても良いのですが、就職はゴールではなく新たなスタートです。
正社員になれないのは仕事の選びすぎ?【大学中退でも就職しやすい仕事に目を向ける】
次のコツは、大学中退でも就職しやすい仕事に目を向けることです。
大学中退者やフリーターが正社員になれないケースのひとつが、「仕事を選びすぎる」ということです。
もしも「どうしても目指したい業界」「絶対に働きたい職場」などがハッキリしているなら、まずは挑戦してみるべきです。
しかし、中途半端に仕事を選びすぎてしまうと、いつまで経っても内定をもらうことができません。
なので、大学中退でも就職しやすい仕事に目を向けて、そのなかからチャレンジできそうな(したいと思える)求人に応募するのも一つの方法です。
具体的には、以下の2つに注目するのがおすすめです。
- 人手が足りない業界
- 未経験者を歓迎する職種
人手が足りない業界
先にお話したように、現在は人手不足の業界が増えています。
そして、人員不足の業界はたくさん求人を出しますし、採用時のハードルも下がるので大学中退者でも就職しやすいわけです。
日本商工会議所が発表しているデータによれば、とくに以下の業界は人手不足の割合が高いとされています。
【業界別人手不足の割合集計】
- 介護・看護 72.2%
- 運輸業 60.9%
- 建設業 60.7%
- その他サービス 58.1%
- 情報通信・情報サービス業 56.7%
以下省略
引用データ:日本商工会議所より
もしかしたら、介護や運輸などはあまり良いイメージがないかもしれませんが、仕事内容は様々ですし、職場によって待遇や雰囲気も変わってきます。
また、「介護=介護職」「運輸=ドライバー職」と考えがちですが、
介護業界で
事務職に就く
運輸業界で
営業職に就く
など、働き方にもいろいろな選択肢があります。
まずは先入観を持たずに仕事探しをすることも大切です。
未経験者を歓迎する職種
未経験者を歓迎している職種を狙うのもおすすめです。
以下はマイナビが調査した「職種未経験者歓迎」の割合が多い職種のデータです。
「職種未経験者歓迎」の割合が多い職種
- 美容・ブライダル・ホテル・交通
- 販売・フード・アミューズメント
- 技能工・設備・配送・農林水産 他
- 保育・教育・通訳
- 医療・福祉
- 管理・事務
- 公共サービス
- 企画・経営
- 医薬・食品・化学・素材
- コンサルタント・金融・不動産専門職
- 営業
- クリエイティブ
- 電気・電子・機械・半導体
- 建築・土木
- WEB・インターネット・ゲーム
- ITエンジニア
未経験者を歓迎している職種は、大学中退からでも就職しやすいだけでなく、入社後もメリットがあります。
- 研修などの充実
- 同期も未経験
- キャリアアップしやすい
こうした傾向がある求人も多いからです。
就職できない人の多くは、仕事を選びすぎてチャンスを逃しています。
まずはお話したような「就職しやすい仕事」に目を向けて、その中から自分に合いそうな求人にアプローチしてみましょう。
関連記事:【知らなきゃ損】フリーターやニートが就活で受かりやすい仕事と応募時の注意点
大学中退をうまく説明する【正社員になれるなれないかは面接の受け答え次第】
大学中退で就職するときにネックとなるのが、面接の受け答えではないでしょうか?
例えば、
こんな質問をされたら、答えに詰まってしまいますよね。
そこでおすすめしたいのが、前もって「好印象を与える大学中退の理由」を準備しておくことです。
まず、大学中退の事実を嘘で隠すのはNGです。(嘘をつくと学歴詐称になり後々問題になる場合もあります)
とくに履歴書や職務経歴書は正式な書類のため、正確な学歴を書く必要があります。
書き方としては、
◯◯◯大学 中途退学
と記載するのが一般的です。
もしも、「家庭の事情で止む無く…」といった特別な原因がある場合は、理由を添えておくと良いでしょう。
それ以外は、「一身上の都合で中途退学」として、面接でフォローします。
好印象を与えやすい3ステップの回答テクニック
では、具体的にどのようにフォローしたら良いのでしょうか?
次の3つのステップに沿って答えを練ってみてください。
- 質問を受け止める・事実を話す
- 何を得たか・反省点などを伝える
- 今後はどうしていきたいか・
意気込みをアピール
質問に対する返答をするだけでなく、2、3で自分の考えや熱意を伝えるのがポイントです。
例えば、
という質問を想定した場合、以下のような回答を準備しておきます。
大学の勉強に意味を見出だせず、中退という道を選んだ。
今は安易な考えだったと反省している。
しかし、中退後は徹底的に自分と向き合い、アルバイトなどをするなかで、自分が本当に進みたいと思える道が見つかった。
就職できたら、一日でもはやく会社に無くてはならない存在になりたい。
このように3つのステップを意識して回答を準備すれば、大学中退の経歴を前向きにフォローすることが可能です。
基本的に採用担当者や面接官は、大学中退者やフリーターなどの未経験者を採用する場合、
- やる気・熱意
- ポテンシャル
- 人柄
などをチェックするために、中退歴に関する質問をします。
なので、
- 質問を受け止める・事実を話す
- 何を得たか・反省点などを伝える
- 今後はどうしていきたいか・意気込みをアピール
この3ステップを参考にして、回答を準備してみてください。
きっとポジティブな印象を与えられるはずです。
大学中退から正社員を目指すならひとりで悩まないことが大切【就活を挫折しないコツ】
最後のコツは、ひとりで悩まないことです。
繰り返しになりますが、大学を中退しているからといって正社員になれないと思う必要はありません。
しかし、就活は楽とは言えないのも事実です。
- どんな仕事が向いているか
わからない - 面接を乗り切れるか不安
- 思うように就活が進まない
など悩みは尽きませんし、そもそも何から手を付けていいかわからない人もいるはずです。
そんな状態でひとり悩みを抱えてしまうと、就活を挫折してしまうかもしれません。
実際に僕は就活を一度諦めた経験があり、再始動するのはとても大変でした。
なので、まずはじめに「一人で悩まない環境」を作っておくことが非常に大切です。
幸い今は、大学中退者やフリーターといった「未経験者」の就活をサポートしてくれるサービスが整っています。
例えば、
- ハローワーク
- サポステ
- 就職エージェント
など、すべて無料でキャリアアドバイザーやカウンセラーが就活を手伝ってくれます。
もしかすると「他人にサポートしてもらうのはちょっと…」と思うかもしれませんが、専門家の力を借りたほうが、就活はグッと楽になります。
とくに就職エージェントは、求人を出している企業と結びつきが強く、
- 仕事を紹介してもらいやすい
- 細かな情報をおしえてもらえる
- 書類免除のケースもある
など、たくさんのメリットがあります。
また、エージェントのキャリアアドバイザー(担当者)は、紹介する企業の採用担当者と打ち合わせをして情報を集めているので、
- どんな職場環境か
- 上司の人柄
- 詳細な仕事内容
- どんなアピールが有効か
などを詳しく教えてくれます。
就職に不安を感じている人こそ、こうしたサービスをうまく活用すべきです。
注意したいエージェント選び
ちなみに就職エージェントは、フリーターやニートなどの未経験者をきちんとサポートしてくれるサービスを選ぶことがとても大切です。
下記のようなエージェント系サービスは、正社員経験アリの転職者を対象にしているケースが多いので、あまりおすすめはできません。
- リクルートエージェント
- doda
- マイナビエージェント
関連記事:職歴なしのフリーターやニートはリクルートエージェントを使える?【就活で必ず知っておきたい3つのこと】
未経験者を専門的にサポートしているエージェント選ぶことで、
- 未経験者歓迎の求人を
紹介してもらえる - 面接のコツなどを
1から教えてもらえる - 就活の悩みを相談しやすい
など、手厚いサポートを受けられます。
とくにおすすめできるのは、以下の3つの就活サービスです。
就職カレッジは、株式会社ジェイックが運営している未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスです。
- 初めての就活でも
相談しやすい - 離職率が低い
優良企業の紹介 - 無料の就職講座実施
などの特徴があり、就活が不安な人にとことん寄り添ったサービスです。
厚生労働省委託業者が認めている、「職業紹介優良事業者」でもあります(日本で43社しか認められていません)。
そのため、ブラック企業対策にも強く、サポート内容も手厚いエージェントです。
サポート対応地域は、下記のとおり。
山形 福島 茨城 栃木
群馬 埼玉 千葉 東京
神奈川 新潟 石川 山梨
長野 岐阜 静岡 愛知
三重 滋賀 大阪 兵庫
奈良 和歌山 岡山 広島
福岡 熊本
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。
未経験で優良企業に就職したいなら、真っ先に活用したいサービスです。
登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※就職カレッジではWEB面談も実施しています。自宅にいながら安心して相談できます。
続いてお伝えする「キャリアスタート」は、株式会社キャリアスタートが運営する、第二新卒やフリーター、既卒者に特化した就職エージェントです。
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経験豊富なコンサルタントが書類添削から面接までマンツーマンでフルサポートしてくれるので、迷わずスムーズに就活を進めることができます。
また、約1000件の未経験向け求人から仕事を紹介してもらえるため、内定率が高く満足度の高い結果が期待できます。
登録は以下のように3ステップで簡単に行えます。
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以下の記事では未経験からの就職に強いエージェントを3社厳選しています。