ハローワークを使ったほうがいい?
仕事を探すなら
やっぱりハローワーク?
こんなふうに悩んでいませんか?
大学中退後はどのやって就活を進めたらいいか不安になりますよね。
実はぼくもフリーターから就職したので気持ちはわかります。
そこでこの記事では、ぼくの就活経験と人事目線をもとにして「大学中退後の就活でハローワークを使うときの注意点」をまとめました。
先に結論を言いますと、ハローワークだけを頼って就活するのはおすすめできません。
大学中退後の就活では、ハローワーク以外の就活サービスも併用するのがベストです。
この記事の流れ
大学中退後の就活はハローワークだけに頼るのはおすすめできない理由
では最初に、大学中退後の就活をハローワークのみで行うのはおすすめできない理由をお話ししていきます。
それはズバリ、以下の2つに不安が残るからです。
- 求人の質
- 情報収集
求人の質
知っての通り、ハローワークは国が運営しているサービスです。
そのため、ハローワークに集まっている求人の数は圧倒的です。

この記事を作成している時点で、なんと90万件以上の求人がオンラインに掲載されています。
人材業界大手のリクルートでも平均的な求人数は30万件程度と言われているので、求人数に関してはピカイチと言えるわけです。
ですが、大学中退後の就活では「求人が多いこと」が必ずしもプラスに働くわけではありません。
というのも、ハローワークは企業が求人を掲載するのにお金を取っていません。

一方、民間企業が運営している転職サイトやエージェントでは、基本的に求人掲載料や紹介料がかかります。
つまり、ハローワークは無料のため
- 採用意欲が低い企業
- 採用にお金をかけられない企業
- ブラック企業
なども求人を掲載しやすいと言えるわけです。
例えば、「掲載はタダだから、とりあえず求人を載せておくか」といった企業や経営の見通しが明るくはない企業、ブラックな職場も混在しています。
実際、ぼくはハローワークを通して受けた面接で、求人票の内容とその場で受けた説明があまりに違って辞退した経験があります。
もちろん、ハローワークはダメというつもりはありません。
優良企業や掘り出し物の求人もたくさん掲載されているので、大学中退後の就活では、一度ハローワークに足を運んでみるのもおすすめです。
しかし、企業は無料で求人を掲載でき、その数は膨大なので、ハズレの求人も少なからず存在するということは押さえておくと良いですね。
情報収集
もうひとつは、情報収集の面でハローワークはベストとは言えないということです。
実は大学中退後の就活成功は、「求人企業の細かな情報をどれだけ集められるか」に懸かっています。
例えば、前もって
- 職場の雰囲気
- 上司の人柄
- 仕事の詳細
などをきちんと把握していれば、面接では当然良いアピールができますよね。
逆に情報収集が不足していると、面接官に響く受け答えを返すのが難しくなります。
また、「就活の成功=内定を取ること」のように考えている人は多いかもしれませんが、内定はゴールではなくスタートです。
つまり、いくら内定が決まっても、就職先の情報収集不足で
- 自分に合わない職場だった
- 人間関係が最悪だった
- 仕事内容にギャップを感じた
このような状態になってしまったら、早期離職につながってしまうわけです。
少々話は逸れましたが、ハローワークではそこまで深い内部情報を得ることはできません。
もちろん、基本的な仕事内容や給料、求人募集の背景などは教えてくれますが、先ほども挙げた
- 職場の雰囲気
- 上司の人柄
- 仕事の詳細
などは把握していないケースが多いと言えます。
大学中退後の就活では、こうした「濃い企業情報」が就職成功のカギになります。
ですので、情報収集の面では物足りないということも頭に入れておきましょう。
ハローワークだけでなく就職サービスも併用して大学中退後の就活を乗り切る
最初にお話ししたように、大学中退後の就活ではハローワーク以外の就活サービスも併用するのがベストです。

具体的には、エージェント系の就活サービスを活用すれば安心です。
求人検索や応募ができる「求人情報サイト」とは異なり、キャリアアドバイザーやカウンセラーが直接就活をサポートしてくれるサービスのことです。
どうしてエージェント系のサービスがベストかというと、
- 求人がフィットしやすい
- 情報収集の精度が高い
- 不安や悩みを相談できる
このようなメリットがあるからです。
先ほどもお話ししましたが、ハローワークは求人掲載が無料ですが、民間企業が運営する就職サービスは掲載料や紹介料がかかります。
そのため、就職エージェントには、
- 採用意欲が高い企業
- 採用費用をきちんとかけられる企業
が集まっています。
また、エージェントのキャリアアドバイザーは、一般的に紹介する企業の採用担当者と打ち合わせをしていたり、企業訪問をして情報を集めています。
そのため、企業との結びつきが強かったり、
- 職場の雰囲気
- 上司の人柄
- 仕事の詳細
などを把握しているケースも多いです。
その他にも、書類免除で面接に進めたり、面接でどんなアピールをすれば好印象かを教えてくれる場合もあります。
つまりエージェントのサービスは、大学中退後の就活で非常にプラスというわけです。
もちろん、エージェント系のサービスを活用すれば必ず就職できるというわけではありませんが、求人の質や情報収集は必ずプラスになります。
メインは就職エージェント、サブ的にハローワークを活用して就活を進めてみるのがおすすめです。
就職エージェントは「未経験者に特化したサービス」を選ぶ
ここまでの話を聞いて、
エージェントなんて使えるわけ?
と疑問に思った方もいるかもしれません。
たしかに、知名度と人気が高い
- リクルートエージェント
- マイナビエージェント
- doda
などのエージェントは、基本的に「職歴のある転職者」を対象としているので、サポートをしてもらえないケースがあります。

ですから、就職エージェントを選ぶときは「未経験者の就活」に特化したサービスへ登録しましょう。
現在は、人手不足や採用傾向の変化で「大学中退」「フリーターや既卒」といった未経験者を専門にしているエージェントも増えています。
こうしたエージェントを利用したほうが、
- 求人を紹介してもらいやすい
- 悩みや不安を相談しやすい
- 就活のコツを1から教えてもらえる
などのメリットがあります。
とくにおすすめしたいのは、「ジェイック(JAIC)」というサービスです。

ジェイックは未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスで、こんな特徴があります。
- 初めてでも相談しやすい
- 離職率の低い企業を紹介してもらえる
- 無料の就職講座を実施している
ブラック企業対策に強くバックアップもしっかりしているので、未経験でも良い企業に就職しやすいサービスです。
さらに、厚生労働省委託業者が全国でたった43社しか認めていない「職業紹介優良事業者」なので安心して利用できます。
サポート対応地域は、下記のとおり。
東京 神奈川 千葉 埼玉
愛知 大阪 兵庫 広島 宮城
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。

まずは登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※ジェイックは現在、世の中の情勢からWEB面談もしています。自宅にいながら安心して相談できます。
ジェイックのサポートエリア外で就職する場合は、「第二新卒AGENTneo」というサービスに登録しておきましょう。

第二新卒エージェントneoは、株式会社ネオキャリアが運営しているフリーターや既卒者に特化した就職エージェントです。
特徴は、スタッフが全員「第二新卒経験者」ということです。
なかには淡々と機会的にサポートを進めるエージェントもありますが、第二新卒エージェントneoは「二人三脚」で就活を進めていくイメージ。
キャリアアドバイザーや担当者も第二新卒を経験しているので、はじめてエージェントを使う方も安心して相談できるのが大きな魅力です。
もしかするとあまり聞き馴染みがないサービスかもしれませんが、
- 取引企業は1万社以上
- 1人あたり10時間以上サポート
- 訪問済の企業だけを紹介してくれる
このように実力があるエージェントです。
求人は全国に対応しているので、うまく活用してください(登録は30秒で完了します!)。

フリーターや既卒、ニートからの就職を成功させるには、未経験者の就職に特化したサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎の求人にたくさん出会える
- フリーターや既卒、ニートからの就職ノウハウを教えてもらえる
- 不安や悩みを相談できる
こんなメリットがあるので、就職支援サービスを使わないのは損です。
未経験からの就職に強いサービスを3社厳選したので、チェックしてみてください。