どうせなら東京で就職したいな…
そのほうが楽しそうだし、毎日に張りが出そう。。。
こんなふうに「東京で就職したい」と思っていませんか?
地方に住んでいると、「東京で暮らすのが憧れ」という方も多いのではないでしょうか。
実はぼくも「田舎出身⇒大学入学のため上京⇒フリーター⇒就職」という経歴を辿っているので、その気持ちはよくわかります。「東京っていいなー」って思いますよね。
ですが、地方から上京して東京で就職したいなら、考えておくべきことがあるんです。
具体的には以下の6つです。
- なんとかなるはNG
- 東京で働くメリット&デメリット
- 家賃について
- 生活費について
- 通勤事情
- 上京のタイミング
この記事の流れ
東京は地方に比べると就職しやすい!ただし「なんとかなる」はNG!
まず最初に考えてほしいのは、「東京に行けばなんとかなる」と軽い気持ちで上京してしまうのはNGだということです。

たしかに東京は、「仕事・就職」に関していろいろな意味で抜きん出ています。
地方で「こんな仕事がしてみたい」と思って求人を探しても、ほとんど見つからなかったものが、東京では溢れかえっていることもあります。
実際、大手転職サイトの「リクナビNEXT」を見てみても、
- 東京の求人数 5282件(23区・23区以外併せて)
- 岩手県の求人数 401件
- 長野県の求人数 537件
- 愛媛県の求人数 399件
- 沖縄県の求人数 271件
リクナビNEXTを参照(2019/5/16日現在)
上記のように、東京は桁外れの求人数です。
先にお話ししたように、ぼくも地方出身者なのであまりの違いにビックリした記憶があります。
就職先はもちろん、アルバイトの量や種類からして天と地ほどの差があります。
ですが、「とりあえず東京に行けば就職はなんとかなる」という気持ちだけで東京に向かうのは少々危険です。
なぜなら、ぼくは大学卒業後フリーターになったのですが、そこから正社員として就職するのはかなり苦労したからです。

いくら求人や仕事が多くても、中途半端な気持ちだと「上京はしたけどフリーターから抜け出せない」という状態になる可能性も高いです。
「東京の暮らしが肌に合わなかった」という場合もあります。
ですので、「東京に行けばなんとかなるだろう」と思わずに、最低限の準備を整えてから上京することをおすすめします。
東京で就職したいなら「メリットとデメリット」を知っておこう
次に考えておきたいのは、東京で就職するメリットとデメリットです。

東京で就職したいと考えている方の大半は、「上京するメリット」だけにフォーカスしがちです。
もちろん、メリットはたくさんあるのですが、当然ながら東京にもデメリットはあるので、メリット・デメリット両方考えた上で上京準備を進めましょう。
東京で就職するメリット
では、具体的にどんな「東京で就職するメリット」があるのでしょうか。
ぼくが感じたメリットは以下の通りです。
- 求人数がとにかく多いので就職しやすい
- 他県に比べて給料が高い傾向がある
- 仕事のスケールが大きい、内容が豊富
- 人によってはプライベートも充実する
言うまでもありませんが、東京は、
「求人数全国No.1」
「平均年収額全国No.1」
です。
全国でもっとも求人が多く、平均年収が高いということは、就職がしやすく、お金が稼ぎやすいという裏返しです。

さらに、有名企業や大手企業は東京に集まっているので、スケールが大きい仕事、さまざま種類の仕事に挑戦しやすいとも言えます。
また、人それぞれ好みは違うと思いますが、
- 「有名店があちらこちらにある」
- 「ライブコンサートや舞台、イベントなどに行きやすい」
- 「娯楽がたくさんある」
など、プライベートで楽しみが多いのも東京で暮らすメリットですね。

また、人が多く色々な人がいるので、
- 面白い人に会える
- 出会いが多い
- 他人をあまり気にしなくていい
というのも東京ならではだと思います。
東京で就職デメリット
では逆に、「東京で就職するデメリット」とはどんなことでしょうか?
ぼくが感じているデメリットは以下の通りです。
- 生活コストが高い
- 人が多いので通勤のストレスある
- 人によっては孤独を感じる
- 一度東京で就職すると抜け出しにくい
何と言っても、東京は生活コストが高いことが大きなデメリットです。

後ほど詳しくお話ししますが、東京の物価指数は全国でNo.1。とくに家賃の高さは、地方から上京する人にとって大きな負担になると思います。
ちなみに物価指数というのは、、、
物価の変動を総合的に示すための指数。
ある場所におけるある時点の財・サービスの価格を基準(普通100)として、その後の動きを基準時との比較で示す。
このような意味で、物価指数が高いと生活コストは高くつくというわけですね。
また、「人がたくさんいる」というメリットと表裏一体ですが、友達が全くいない状態で上京すると、
逆に寂しい。。。
このように孤独を感じると思います。
そのため、積極的に友達作りをしたり、同じ趣味の人が集まるコミュニティに参加するなど、アクティブな姿勢が必要かもしれません。

そして、一度東京で就職をしてしまったら、地元に帰るのは難しい・大変だということも考えておくべきです。
今はまだ実感がなくても、
「親の面倒をみることになったら…」
「結婚後に住む場所を変えるとしたら…」
など、将来的なこともサラッと考えておいたほうが良いですね。
上京前に「東京の平均家賃」について知っておこう
続いて考えておきたいポイントは、東京の家賃についてです。

「東京で就職する」となると、当然ながら東京に住むことになりますよね。
もしくは、「憧れの街に住んでみたい!」という方もいると思います。
しかし、先にお話ししたように東京は生活コストが高くつきます。とくに家賃相場は、地方とは比べ物にならないくらい高めです。
人気がある地域や駅近に住むと、家賃のために働くようなものです。。。
例えば以下は、「人気の市区町村の平均家賃」と「住みたい街ランキング上位の平均家賃」のデータです。
人気の市区町村平均家賃
- 新宿区 9.12万円
- 中野区 7.71万円
- 渋谷区 10.3万円
- 中央区 10.7万円
- 港区 12.15万円
引用データ:HOME’S
住みたい街ランキング平均家賃
- 吉祥寺駅 7.59万円
- 池袋駅 8.67万円
- 恵比寿駅 12.97万円
- 中目黒駅 11.16万円
- 早稲田駅 7.45万円
参照元:HOME’S http://www.homes.co.jp/chintai/tokyo/line/price/
もちろん、
- 都心部から遠ざかる
- 駅から離れた物件
- 築年数が古い
などを探せば安い物件はあります。
しかし、毎朝通勤に何時間もかかったり、帰宅するとボロアパートが待っている、、、というのはさすがに辛いものがありますよね。
夢の東京ぐらしには程遠いはずです。
ですので、東京の就職先を探す場合は、給料額や仕事内容だけでなく、
- 家賃補助
- 住宅手当
などがあるかどうかもチェックしてみましょう。
憧れの東京の街に住みたいときの家賃を抑えるテクニック
また、憧れの東京の街に住みたい場合は、家賃を抑えるテクニックとして「最寄り駅にこだわらない」ということはおさえておくと良いですね。

憧れの街の最寄り駅から1駅、2駅ずらすだけでも、家賃に大きな差が生まれます。
例えば、常に住みたい街上位にランクインする「吉祥寺駅」の相場は、7.59万円です。
しかし、二駅下った「武蔵境駅」という駅周辺の相場は、6.69万円。約1万円も安くなっています。
二駅程度なら憧れの街に出かけるのも電車で5〜10分程度ですし、「どこに住んでるの?」と聞かれたときも、
と答えれば、わかってもらいやすいので便利です。
ネームバリューのある街の近くだったとしても、「いいところに住んでるね!」「便利そうだね!」とポジティブな反応をもらえたりするので参考にしてください。
東京の一人暮らしにかかる生活費も知っておこう
次に考えたいのは、東京の一人暮らしにかかる生活費です。

実家暮らしをしていると無頓着になりがちですが、一人暮らしの生活費は「家賃」以外にもいろいろとかかります。
以下は、平均的な一人暮らしの生活費です。
- 食費 約20,000円
- 光熱費 約7000円
- 水道代 約3000円
- スマホ・インターネット 約11000円
- 交際費 約10000円
- その他 約25000円
計 約140,000円(家賃を入れて)
生活費は人によって差が出ますが、東京の場合家賃が高くなる可能性があるので、最低でも140,000〜170,000万円くらいはかかると思っておいたほうが良いと思います。
また、東京で一人暮らしを始めるとき、忘れてはいけないのが、
- 「敷金・礼金」
- 「引越し代」
などの初期費用です。
最初はまとめて大きな金額がかかるので、いかに安く済ませるかを考える必要もありますね。
- 敷金や礼金の負担が少ない物件を探す
- フリーレントなど特典のある物件をチェックする
- 引越し業者をしっかり比較する
この辺は欠かせませんから、忘れないようにしてくださいね。
ちなみに、ぼくは東京でフリーターをしていたころ、お金にまったく余裕がなく、
- フリーターなのに休みがほとんどない
- フリーターなのに全然自由じゃない
- 貯金なんて全くできない
こんな状態でした。
ですので、「とりあえず上京してフリーターでもやりながら就職を目指す」というのはあまりおすすめできる方法ではないということも頭に入れておいてくださいね。
地方出身者には過酷!東京で就職するなら満員電車について知っておく
次に考えておきたいのは、東京の満員電車についてです。

東京で就職して働く場合、深夜勤務やよほど都心から離れていない限りは、ほぼ確実に「満員電車」で通勤することになります。
「満員電車って言っても、そんな大したことないでしょ」と思うかもしれませんが、東京の通勤ラッシュは冗談抜きで過酷です。
「慣れれば大丈夫」という人もいますが、ぼくは何年東京に住んでも耐えられず、わざと早朝の空いている時間帯に出勤をしていた時期があります。
「通勤ラッシュのストレスは戦場の戦闘機パイロット以上」という調査結果もあるくらいなので甘く見ないほうが良いです。

とくに上京したては、通勤のストレスで体調を崩したり、会社に着く頃にはヘトヘトなんてこともあります。
ですので、東京の就職先を探す場合は、
- 通勤時間
- 会社の所在地(混雑する地域かどうか)
- 電車やバスの利便性
なども考慮することをおすすめします。
上京タイミングは「就職先を決めてから東京」がおすすめ
最後に考えておきたいのは、上京するタイミングです。

もしかすると、東京で就職したい方のなかには、
と考えている方もいるはずです。
それもひとつの方法ですが、先ほどもお話ししたように「とりあえず上京して…」というのは賛成できません。
就職先を決めてから東京に引っ越したほうがリスクが低くおすすめです。
先に住む場所を決めてしまうと、
- 就職先が無意識に通勤しやすい地域に限定されやすい
- 反対に就職先が遠くなった場合、電車の乗り換えやラッシュが大変
- 就職がなかなか決まらずフリーターになってしまう
こんなリスクが高まるからです。
もちろん、地元で東京の就職先を探すと、面接のために上京する手間・お金は必要になる場合もあります。
ですが、「上京後にやっぱり無理」「結局フリーターになった」このような結果になるよりは断然良いですし、じっくり就活ができるはずです。
東京の就職先を効率的かつ確実に見つけるには
どうやって見つけたらいいわけ!?
このように悩む方は多いはずです
求人情報サイトなどにはたくさん求人が掲載されていますが、本当に良い会社なのか、自分に向いている職場なのか不安ですよね。
土地勘がない地域だと、イメージも掴みにくいはずです。
そこで活用したいのは、東京の就職に強いエージェント系の就活サービスです。
エージェント系サービスというのは、キャリアアドバイザーと呼ばれる担当者が、
- 希望に合う求人を紹介してくれる
- 応募する企業の細かい情報をおしえてくれる
- 企業とのやりとりを代わりにやってくれる
このようなサポートを無料でしてくれるサービスのことです。
エージェント系のサービスに登録して、
と相談すれば、
- 適正に合う求人企業
- 職場はどんな場所か
- 上京して就職する場合の注意点
などを一から詳しくアドバイスしてもらえます。
地方から東京に就職する場合、そもそもどんなアプローチをすべきかわからない方が多いと思います。
その点も、エージェントサービスを活用したほうが悩む必要が無く就活が楽になります。
東京の就職に強いエージェント系サービス
では最後に、東京の就職に強くサポートが丁寧なエージェントをお伝えしておきます。
エージェントは2〜3社活用すると就職チャンスが増えますが、まずは1社登録してみて、どんな感じなのか体験してから数を増やすと良いですよ。
東京に強いエージェント系のサービスとしておすすめできるのは、「ジェイック」という就職エージェントです。

ジェイックは、フリーターや既卒など未経験者を専門にしているサービスなので、
- 初めてでも相談しやすい
- 離職率の低い企業を紹介してもらえる
- 無料の就職講座を実施している
こんな特徴があります。
東京に就職は不安もあると思いますが、ジェイックは厚生労働省委託業者が全国でたった43社しか認めていない「職業紹介優良事業者」。安心して利用できます。
会員登録も1分程度で簡単に終わります。

登録するとジェイックの担当者から連絡が来るので、「上京して就職したい」と相談してみてください。(※条件はありますが、宿泊費・交通費サポートもしています。)
賢く活用して東京の就活を有利にしましょう。
『地方から上京して東京で就職したいなら考えたい6つのポイント』まとめ
いかがでしたか?
「地方から東京で就職するときに考えておきたいこと」をお話ししてきました。
繰り返しになりますが、東京は就職チャンスがたくさんあるものの、きちんと準備をして就職を進めることがとても大切です。
【ジェイック JAIC】
…東京の就職に強い・未経験でもしっかりサポートしてくれる

フリーターや既卒、ニートからの就職を成功させるには、未経験者の就職に特化したサービスを選ぶことが大切です。
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- フリーターや既卒、ニートからの就職ノウハウを教えてもらえる
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こんなメリットがあるので、就職支援サービスを使わないのは損です。
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