就活なんてやめたい。。。
就活がめんどくさい。。。
こんなふうに悩んでいませんか?
就活がうまくいかないと、「いいかげん就職なんてやめたい!」と思いますよね。
実はぼくも、就職に苦労した経験があるのでめんどくさい気持ちはよくわかります。
ぼくの場合、就職することなくフリーターになり、25歳のときに就活をリスタート。なんとか正社員になることができました。
そんな経験から言えるのは、「就活をやめたい」と思っても、新卒のうちにもうひと頑張りしておいたほうが良いということです。
なぜなら、就職を投げ出してフリーターや既卒になってしまうと、後悔する要因がたくさんあるからです。。。
というわけで記事では、
- 就活をやめてフリーターになるデメリット
- 就活がめんどくさいときの5つの対処法
をお話ししていきます。
「就職がめんどくさい・やめたい」と思っていても、少し意識を変えれば就職に対して前向きになれるかもしれません。
この記事の流れ
就活をやめてフリーターや既卒になるデメリット
まずは、就活をやめてフリーターや既卒になるデメリットについてお話ししていきます。

先にお話ししたように、ぼくは就活をあきらめてフリーターになりました。
最初は「フリーターでも生きていける」「しばらくは自由に暮らそう」と気楽に構えていましたが、しばらく経つと、
- 肩身がせまい
- 経済的にきつい
- 彼女・彼氏ができにくい
- バイトに追われる
- フリーターから就職するのは大変
など、様々なデメリットがあることに気づきました。
フリーター生活をして初めて、「フリーターって全然楽じゃない」と思ったわけです。
新卒でフリーターになるのは全体の約1.8%
ところで、新卒でフリーターになる人の割合は、どのくらいだと思いますか?
文部科学省が調べたデータによれば、1.8%だそうです。
【平成28年度3月時点での大学卒業後の状況】
- 正規雇用の者 71.3%
- 一時的な仕事についた者 1.8%
- 進学も就職もしていない者 8.7%
引用データ:文部科学省より一部抜粋
対して正規雇用された新卒者は71.3%。近年は、就職率が上昇傾向にあることも分かっています。
何が言いたいかというと、新卒の就職率が高いということは、新卒でフリーターに割合は下がります。
そうなると、
「新卒で就職できない=めずらしい」
「新卒でフリーター=なにか問題がある」
こんな目で見られることが多く、肩身のせまい思いをします。
例えばぼくは、
- 就職しなかったことが申し訳なく実家に帰れなかった
- 友人がほとんど就職したので孤立した・彼女にフラれた
- 「今何してるの?」と問いかけられるのが憂鬱
こんな思いをしました。
フリーターから就活をはじめたときも、面接官に
3年もフリーターをしていたのは特別な理由があるのですか?
と突かれ、フォローが大変でした。
正社員との賃金差は3〜4倍になることもある
また、就職をやめてフリーター生活に突入すると、年齢が高くなるにつれ経済的に苦しくなる傾向があります。

以下は、「正社員と正社員以外の賃金」を年代別に比較したデータです。青が正社員以外(フリーターなど)、緑が正社員ですね。

20代後半からどんどん賃金に差が出るのが一目瞭然ですよね。
フリーターは、ボーナスがでないケースがほとんどですし、時給アップも微々たるものです。
人が一生に稼げるお金(生涯賃金)も、「正社員とフリーターでは3〜4倍差がつく」と言われています。
【生涯賃金について】
- フリーター:5000〜8000万円
- 正社員:2億〜3億円
参照データ:JAICより一部抜粋
もちろん、フリーターにも良い面はありますし、お金がすべてだとも思いませんが、就職をやめてフリーターや既卒になることで様々なデメリットがあるのは事実です。
それに、「途中でやめてしまったこと、投げ出したこと」は、どこかで必ず後悔します。
ぼくは未だに、「新卒のときにちゃんと就活しておけばよかったな」と悔やむことがあります。
ですので、新卒の就職チャンスがあるなら、もうひと頑張りしてみてください。
「就活がめんどくさい・やめたい!」なら試したい5つの対処法
ではここからは、就活がめんどくさくてやめたいときに試してほしい4つの対処法をお伝えしていきます。
- 意識的に気持ちを落ち着かせる時間をつくる
- 3年後・5年後の自分を思い描く
- 就活に対する意識をチェンジする
- ひとりで就活をがんばるのはやめる
就活をやめたくなったら意識的に『気持ちを落ち着かせる時間』を作る
まずは、意識的に気持ちを落ち着かせる時間を作りましょう。

きっと今は、
とにかくやめたい。
こんなふうに、気持ちがガクッと落ち込んでいるはずです。
そんなときは、冷静に「就職のこと」や「自分の未来」について考えられないですよね。
ですので、就活のことは一旦忘れて、例えば、
- 2〜3日自分の好きなことだけして過ごす
- 小旅行に出かける
- たっぷり睡眠を取る
など自分が1番リラックスできることをして、「心に栄養を与える時間」を作ることをおすすめします。
気持ちが落ちているときは、目先のこと(就活がめんどくさい・やめたい)しか考えられず、マイナスな選択をしやすくなります。
そんな状態で就活をしても良い方向には進まないので、まずは積極的に休む時間を作ってみてください。
そうすれば、就活をもうひと頑張りする気持ちは戻ってくるはずです。
『3年後・5年後の自分を思い描く』就活がめんどくさい気持ちをリセット
就活がめんどくさいときは、3年後・5年後の自分はどうなっていたいかを思い描いてみるのもおすすめです。

きっと今は、
- 「内定はゼロ。もうウンザリ」
- 「就活に疲れた…もう説明会なんていきたくない」
- 「先が見えない…就活が終わらない」
このように、「目の前の就活」で頭がいっぱいですよね。内定を取ることが「使命」のように感じている方も多いはずです。
けれど、就活は本来、「自分の将来を思い描きながら進路を決める大切なイベント」です。
「内定=ゴール」ではなく、「内定=スタートラインに立つ」というイメージのほうが正しいと言えます。
ですので、就活に対する視点を変えて、
- 3年後・5年後の自分はどうなっていたいか
- そのために就活はどんな意味をもつのか
を考えて、就活と向き合ってみてください。
「就活をやめたら3年後はどうなっているんだろう?」
「今がんばったら5年後どんな自分に成長している?」
「そもそも3年後、どんな生活がしたいだろう」
このように、少し先の自分の将来を考えることで、就活を視点で捉えることができますよ。
やりたい仕事・目的がないなら考えてほしいこと
3年後・5年後を思い描くと言っても、もしかすると、
だから就活をやめたい。
こんなふうに思う方もいるかもしれません。
ぼくも同じような気持ちでした。
ですが、今になって思うのは、やりたいことがわからないからこそ、就職して働いてみるということが大切だということです。
というのは、就職して初めて、
- 自分にはどんな仕事が向いているのか
- どんな業界や職種に興味を持てるのか
が見えてくることもあるからです。
就活に意味を見出せない場合は、「やりたいことを探すために就職する」というスタンスでもOKですよ。
就活がめんどくさいなら「就活に対する意識をチェンジ」する
「就活がめんどくさい」と思ってしまう背景には、
- 単純に疲れている・飽きている
- 「やらされている感」がある
これら2つの理由があるはずです。
単純に疲れていたり飽きている場合は、先にお話ししたように、気持ちを落ち着かせる時間をつくることで解決できます。
しかし、就活をするモチベーションの出処が、
- みんな就活しているから、自分もやらなきゃいけない
- ◯◯さんが内定取ったから、はやく私も…
- 親に急かされるし、世間体もあるから。。。
このように、「自分から」ではなく、「他人から」という場合は、「就活をやらされている」と感じ、投げ出したくなってしまいます。
誰だって、自分が望んでいないことをがんばるのは嫌ですよね。
ですので、「自分のために就活をする」という気持ちに切り替えましょう。
就職がめんどくさいなんて本当はおかしい!?
そこで考えてみてほしいのは、本来、「就職をめんどくさいと思うのはおかしい」ということです。
先ほどもちらっとお話ししたように、そもそも就活は、「自分の将来を思い描きながら進路を決める大切なイベント」です。自分の将来を決める行動ですよね。

つまり、「めんどくさい、やめたい!」と就活を投げ出すのは、自分の将来を投げ出してしまうのと一緒です。
新卒の就活は、いろいろなチャンスがあるのに勿体ないと思いませんか?
ですので、「就職は自分の将来を決める行動」ということを頭に入れて、就活と向き合ってみてください。
そうすれば、就活がめんどくさい気持ち、やめたい気持ちに打ち勝てるはずです。
やめたくなったら自分ひとりで就活を進めない
最後の対処法は、就活をやめたいときはひとりで悩まないということです。

- ES書くのに疲れた
- やりたい仕事がない。。。
- 履歴書とか職務経歴書なんて書けない
- 面接がうまくいかない。。。
こうした悩みをひとりで抱え込むと、いくら休んでも、考え方を変えても、やめたい気持ちは芽生えます。
ですので、就活の不安や苦手なポイントは、エージェント系のサービスを活用してサポートしてもらいましょう。
就職エージェントを活用すれば、
- 希望に合う企業を探して紹介してもらえる
- 面接や書類のコツをおしえてもらえる
- 企業とのやりとりを代わりにやってもらえる
など、就活がグッと楽になります。
キャリアアドバイザーと呼ばれる担当者が無料でサポートをしてくれるので、賢く活用すべきです。

ぼくは就職エージェントを活用したことで、
- 書類落ちがガクッと減った
- 応募企業のディープな情報を教えてもらえた
- 内定までモチベーションを保てた
などのプラスがありました。
「就活はひとりでがんばりたい」という方には向かないと思いますが、就活に行き詰まっているならエージェント系のサービスを活用してみてください。
新卒の就活に特化したサービスを選ぶ
ただし、エージェント系サービスを活用する場合は、新卒の就活に特化したサービスを選ぶようにしてください。
例えば、有名どころの
- リクルートエージェント
- doda
- マイナビエージェント
などは、基本的には職歴のある転職者を対象としているサービスです。
最近は、新卒の就活サポートを専門にしているサービスが増えているので、こちらを活用することをおすすめします。
おすすめできる新卒専門の就職サービスは「キャリアパーク就職エージェント」です。

キャリアパークは、新卒の就職を1から丁寧にサポートしてくれるのが大きな特徴です。
適正や希望があやふやでも、アドバイザーはあなたに合った企業を一緒に探してくれますし、内定を獲得できるまでサポートしてくれます。
上場企業(ポート株式会社)が運営しているので安心して使えますよ。
サポート対応エリアは以下のようになっています。
- 東京
- 神奈川
- 千葉
- 埼玉
- 栃木
- 茨城
- 群馬
対応エリアで就活をするなら、キャリアパーク就職エージェントを活用しましょう。
また、
「すぐに就職を決めたい」
「たくさんの企業と出会うチャンスがほしい」
という場合は、就職イベントに参加してみるのもおすすめです。
とくに「ミーツカンパニー」の就職イベントはチェックすべきです。

ミーツカンパニーの就職イベントは「座談会形式」で行われるため、
- 採用担当者と距離が近い
- その日に内定をもらえるチャンスがある
などたくさんのメリットがあります。
人数も50人限定で行われるので、疑問点などを質問しやすいのも魅力ですね。
開催場所は、東京(五反田)や大阪、福岡、名古屋など…各地で開催しているので、都合がつく日時を選んで参加してみてください。
就職チャンスが広がりますよ。

フリーターや既卒、ニートからの就職を成功させるには、未経験者の就職に特化したサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎の求人にたくさん出会える
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こんなメリットがあるので、就職支援サービスを使わないのは損です。
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