自分は専門卒のフリーター。
正社員は厳しい?
こんなふうに悩んでいませんか?
学歴が専門卒だったりフリーターやニートをしていると不安になりますよね。
ぼくも就職前にフリーターやニート経験があるので、同じように悩みました。
就職は無理ゲーでは?と思った時期もあります。
でも、「就職したい」という気持ちがあるならチャンスは必ず巡ってきます。
少なくとも、専門卒のフリーターやニートは就職できないなんてことはありません。
学校を卒業したあとの就活は、
- 自分自身のやる気
- アクション(行動)
- コツを押さえた就活
この 3つに懸かっています。
そこでこの記事では、ぼくの就活経験と人事目線をもとにして「専門卒のフリーターやニートが就職を成功させるコツ」をまとめました。
- 弱みをしっかりフォローする
- 企業は何を期待しているかを知る
- 就職しやすい仕事にフォーカスする
- すばやく動く
- ひとりで悩まない
この記事の流れ
専門卒フリーター・ニートの弱みをしっかりフォローする【就活の面接を乗り切るコツ】
1つめのコツは、専門卒フリーター・ニートの弱みをしっかりフォローすることです。

就職するのが難しいかも。。。
こんなふうに思うのは、「専門卒のフリーター・ニート」という弱みがあるからですよね。
就活では「弱み」が不利に働くのは確かですが、逆に考えれば面接官や採用担当者に指摘されるポイントが明確です。
つまり、その明確なポイント(弱み)に対する受け答えを事前にきちんと練っておけば、好印象を残せる可能性はグッと上がるわけです。
例えば、専門学校を卒業したあとにフリーターやニートをしていたら、以下のような質問を受けます。
- 専門を出たのに
どうしてその道に就職しなかったのか? - なぜフリーター・ニートをしているのか?
- 本当に正社員としてやっていきたいと
考えているのか?
企業の面接官や採用担当者にしてみれば、専門卒のフリーターやニートに対しては、
もしかして問題を抱えている?
就職を真剣に考えている?
このような不安を抱いて当然です。
ですので、最低限
- どんな経緯でフリーターやニートになったか
- その後、なぜ就職したいと思ったのか
- 就職後はどう成長していきたいか
このあたりをわかりやすく前向きに伝えられるようにまとめておくのがおすすめです。
ぼくは就活の面接で「どうして就職をしなかったのですか?(フリーターになったのか?)」という質問をされ、
やりたいことが分からずにアルバイトに逃げてしまった。今はそのときの選択を後悔している。
自分と向き合う時間が持てたことで、本当にやりたい仕事が見つかった。
今後はチームに無くてはならない存在になれるようにがんばりたい。
このような回答で面接を乗り切りました。
- 弱みは素直に認める
- 反省するところは反省する
- 今後の展望を語る
これらを伝えることが面接官や採用担当者に認められるコツです。
弱みがハッキリしているということは対策しやすいと言えるので、きちんとフォローを考えておくと良いですよ。
企業は専門卒フリーター・ニートに何を期待しているかを考える【アピールのコツ】
2つ目のコツは、企業は専門卒のフリーターやニートに何を期待しているかを考えることです。

専門卒のフリーターやニートが就職する場合、どうしても
- 「自分をよく見せるにはどうすべき?」
- 「フリーター歴はプラスになる?」
- 「自分はどんな仕事が向いてる?」
こんなふうに、自分のことばかり考えてしまいます。
もちろん自己分析は必要ですが、それ以上に応募する企業側の期待やニーズを考えることが大切です。
そうしないと、就活はなかなかうまくいきません。
なぜなら就活は、双方の期待や希望が噛み合ったときに成功します。
フリーター・ニートのぼくらが「この会社に就職したい!」という期待がある一方で、求人を出している企業にも、
- こんな人を雇いたい
- 年齢はこのくらい
- こんな人柄が理想
こうした期待やニーズがあります。
ですので、自分の期待だけでなく相手(応募する企業)の期待やニーズを理解して就活を進めることがとても大切なんです。
企業が専門卒のフリーターやニートに期待する要素
では、相手の期待やニーズを理解するにはどうしたらいいのでしょうか?
実は、企業が専門卒のフリーターやニートに期待する要素・ニーズはある程度決まっています。
それは、次の3つの資質です。
- やる気や熱意
- 将来性
- 人間性
企業は専門卒のフリーターやニートに対して、経験やスキルをさほど期待してはいません。
そのかわりに「やる気」や「将来性」、「人間性」などのヒューマンスキルを求める企業が多くなります。

転職サイトのリクナビネクストが調査した「経験の浅い第二新卒を採用する理由ベスト5」を見ても同じような結果が出ています。
経験の浅い第二新卒を採用する理由ベスト5
- やる気 82pt
- ポテンシャル・将来性 79pt
- バイタリティ 74pt
- 社会人スキル 73pt
- 考え方が柔軟 60pt
引用データ:リクナビネクストより一部抜粋
もちろん、専門学校で培ったスキルをアピールすることも必要ですが、企業の期待やニーズにきちんと答えることはとても大切です。
- やる気や熱意をどう伝えるか
- 将来の展望は何か
- 自分の人間味が伝わるエピソード
これらを考えておくと好印象を与えられるはずです。
【仕事探しのコツ】専門卒フリーター・ニートが就職しやすい仕事にフォーカス
続いては仕事探しのコツです。
それは、専門卒フリーター・ニートが就職しやすい仕事にフォーカスすることです。

就職をするとなれば、「この仕事は嫌」「あの業界がいい」など様々な希望はあると思います。
もちろん、どうしてもやりたい仕事があるなら挑戦はすべきです。
しかし、専門卒のフリーターやニートは、仕事を選びすぎるとなかなか内定が出ないということは頭に入れておいてください。
言うまでもありませんが、新卒や職歴のある転職者に比べればフリーターやニートは不利です。
また、新卒や経験者以外は採用が渋い職種や業界もあります。
自分が不利なフィールドでがんばってもなかなか成果は出ないので、専門卒のフリーターやニートが就職しやすい仕事を狙って就活をしてみることをおすすめします。
『人手不足の業界』や『未経験者歓迎の割合が多い職種』を狙う
具体的にどんな仕事が就職しやすいかというと、
- 人手が足りない業界
- 未経験歓迎の割合が多い職種
この2つが狙い目です。
人手が足りない業界では、当然求人が多いですし採用の難易度も下がります。
その結果、フリーターやニートでも就職しやすくなるわけです。
実は現在、中小企業を中心に人手不足は深刻化しており、50%以上の企業が人手が足りないというデータもあります。
【人員の過不足状況について】
- 不足している 50.2%
- 過不足はない 45.5%
- 過剰である 3.5%
- 無回答 0.7%
調査地域:全国47都道府県
調査対象:中小企業 4,072社
調査期間:平成27年6月1日~23日
引用データ:日本商工会議所より
とくに以下の業界では人手不足の割合が高く、人材確保に必死な企業が多いと言えます。
【業界別集計】
- 介護・看護 72.2%
- 運輸業 60.9%
- 建設業 60.7%
- その他サービス 58.1%
- 情報通信・情報サービス業 56.7%
以下省略
引用データ:日本商工会議所より
介護やサービス、IT情報系、運輸業などは今後も人手不足が続くと考えられるのでチャンスはあります。
また、そもそも未経験者歓迎の割合が高い職種も専門卒のフリーターやニートが就職しやすい仕事になります。
以下は、転職サイトのマイナビが発表しているデータです。
「職種未経験者歓迎」の割合が多い職種
- 美容・ブライダル・ホテル・交通
- 販売・フード・アミューズメント
- 技能工・設備・配送・農林水産 他
- 保育・教育・通訳
- 医療・福祉
- 管理・事務
- 公共サービス
- 企画・経営
- 医薬・食品・化学・素材
- コンサルタント・金融・不動産専門職
- 営業
- クリエイティブ
- 電気・電子・機械・半導体
- 建築・土木
- WEB・インターネット・ゲーム
- ITエンジニア
未経験者を歓迎する職種は、就職の難易度が低いだけでなく、
- 研修等の充実
- 職場への溶け込みやすさ
- スキルアップ
なども期待できるので、専門卒のフリーターやニートには大きなメリットがあります。
仕事選びは迷うと思いますが、就職の可能性を上げるには「チャンスが多い仕事」にフォーカスすることが大切です。
【必ず押さえたいコツ】専門卒フリーター・ニートの就職はすばやく動いたもの勝ち
必ず押さえておきたいコツは、就活はすばやく動いたものが勝つということです。

実は、専門卒のフリーターやニートにとって、どれだけ早く就活を進めるかどうかが「有利不利の分かれ道」になります。
例えば、2年制の専門学校をストレートで卒業した場合、その時点で20歳前後ですよね。
すぐに就活を開始すれば、同じ年代のフリーターやニートのライバルは比較的少ないと言えます。(自分より年下のフリーターは、高卒だったり中退者だったりするはずです)
しかし、すぐに就活をせずに時間が空いてしまうと、自分よりも若く学歴も同等のフリーターやニートのライバルが増えていきます。

22歳を過ぎると、同い年の大卒フリーターもライバルになります。
つまり、競争率がどんどん上がるわけです。
もちろん、専門分野で勝負するなら大卒よりも有利になるケースもあるかもしれませんが、就活は学歴で左右されるケースが多いのも実情です。
また、「既卒の就職市場では毎年10万人のライバルが増える」とも言われているので、早めの就活が大切。
「就職しよう」と思い立ったのなら、まずはすぐに動き出しましょう。
専門卒フリーターやニートはひとりで就活を悩まない【挫折しないコツ】
最後にお伝えしたいコツは、就活をひとりで悩まないことです。

この記事を読んでくださっているということは、就活に何かしらの不安を感じているはずです。
専門卒のフリーターやニートから就職を目指す場合、
- どんな仕事を選ぶべきか
- 面接を失敗しないか
- ブラック企業に捕まらないか
など不安でいっぱいですよね。
そもそも「何から手を付けていいかわからない!」という人もいるはずです。
ぼくも同じような状態でしたし、一度は挫折してフリーターに舞い戻った時期もあります。
そんな経験から言えるのは、最初からひとりで悩まない環境を整えた上で就活を進めたほうが良いということです。

今は、フリーターやニートの就活をサポートするサービスが揃っています。
- ハローワーク
(わかものハローワーク) - サポステ
- 就職エージェント
などを活用すれば、不安を解決できますし効率的に就活を進めることができます。

とくに就職エージェントは、企業とのつながりも強いので、
- 希望に合う仕事を紹介してもらいやすい
- 面接のコツを教えてもらえる
- 書類選考が免除のケースもある
など、就活がグッと楽になります。
現実問題、就職活動に詳しくない専門卒のフリーターやニートがひとりで就活を進めるのはとても大変です。
就職サービスを賢く活用して、少しでも就活が有利になるような環境を整えましょう。
フリーターやニートの就活に特化したエージェントを使う
もしかすると、
エージェントなんて使えるの?
と不安を感じた人もいるかもしれません。
たしかに、リクルートエージェントやマイナビエージェント、dodaといった総合転職系のエージェントはサポートをしてもらうのが難しいケースは多いです。

しかし最近は、フリーターやニート、既卒など経験・スキルに不安があってもしっかりサポートしてくれるエージェントが増えています。
とくにおすすめしたいのは、「ジェイック(JAIC)」というサービスです。

ジェイックは未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスで、こんな特徴があります。
- 初めてでも相談しやすい
- 離職率の低い企業を紹介してもらえる
- 無料の就職講座を実施している
ブラック企業対策に強くバックアップもしっかりしているので、未経験でも良い企業に就職しやすいサービスです。
さらに、厚生労働省委託業者が全国でたった43社しか認めていない「職業紹介優良事業者」なので安心して利用できます。
サポート対応地域は、下記のとおり。
東京 神奈川 千葉 埼玉
愛知 大阪 兵庫 広島 宮城
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。

まずは登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※ジェイックは現在、世の中の情勢からWEB面談もしています。自宅にいながら安心して相談できます。
ジェイックのサポートエリア外で就職する場合は、「第二新卒AGENTneo」というサービスに登録しておきましょう。

第二新卒エージェントneoは、株式会社ネオキャリアが運営しているフリーターや既卒者に特化した就職エージェントです。
特徴は、スタッフが全員「第二新卒経験者」ということです。
なかには淡々と機会的にサポートを進めるエージェントもありますが、第二新卒エージェントneoは「二人三脚」で就活を進めていくイメージ。
キャリアアドバイザーや担当者も第二新卒を経験しているので、はじめてエージェントを使う方も安心して相談できるのが大きな魅力です。
もしかするとあまり聞き馴染みがないサービスかもしれませんが、
- 取引企業は1万社以上
- 1人あたり10時間以上サポート
- 訪問済の企業だけを紹介してくれる
このように実力があるエージェントです。
求人は全国に対応しているので、うまく活用してください(登録は30秒で完了します!)。

フリーターや既卒、ニートからの就職を成功させるには、未経験者の就職に特化したサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎の求人にたくさん出会える
- フリーターや既卒、ニートからの就職ノウハウを教えてもらえる
- 不安や悩みを相談できる
こんなメリットがあるので、就職支援サービスを使わないのは損です。
未経験からの就職に強いサービスを3社厳選したので、チェックしてみてください。