何をすればいい?
最初にやるべきことってある?
このような疑問をもっていませんか?
実はぼくもフリーターから就職した経験があるので、同じように悩みました。
せっかく就活しようと思っても、何をすればいいか分からないと身動きが取れませんよね。
そこでこの記事では、ぼくの就活経験と人事目線をもとに「就活するならまず取り組むべき5つのこと」をまとめてみました。
- 就活の流れを知る
- ゴールと軸を決める
- 不安要素をフォローする
- 受かりやすい仕事を知る
- ひとりで悩まない環境を作る
就活を難しく考えてしまうとなかなか一歩が踏み出せなくなってしまいます。
まずはこの5つをサクッと押さえて動き出してみることが大切です。ぜひ参考にしてくださいね。
この記事の流れ
就活したいフリーターやニートは「就活の流れ」を押さえよう
最初におすすめしたいのは、就活の流れを押さえることです。

例えば、はじめて海外旅行に行くとして入国審査の流れが全くわかっていなかったら、かなり不安ですよね。
最低限、どんなチェックを受けて何をしたらいいかなどは知っていたほうが審査はスムーズに進むはずです。
それと一緒で、就活がどんな流れで進むのかを押さえておいたほうが、
- 不安が減る
- 予定が立てやすい
- アルバイトの辞め時も検討しやすい
などのメリットがあります。
簡潔にフリーターやニートの就活の流れをあらわすとこんな感じです。
- 就活の準備をする
- 応募先を選ぶ
- 企業に応募する
- 書類選考
- 面接
- 内定
- 出社
個人差があるので一概には言えませんが、早い人は2週間、一般的には2〜3ヶ月から半年程度かけて就活を行うケースが多いようです。
就活の準備から応募までに2週間から1ヶ月前後、あとは応募から面接の結果までに数週間以上といったイメージですね。

現時点でもっとも大切なのは、「就活の準備」です。
まずは、
- 身だしなみを整える
- 自分と向き合う(自己分析)
- 就活マナーを頭にいれておく
- 就活サービスに登録する
このあたりから手を付けるようにしましょう。
就活の期限を決めてモチベーションを高める
ここでもうひとつおすすめしたいのは、就活の期限を決めてしまうことです。
例えば「3ヶ月後のこの日までに内定を取る」など、目標の日付を設定してしまいます。
もちろん、フリーターやニートの就活は思い通りに進まないことがほとんどですし、企業次第の部分もあります。
でも、自分なりに期限を設定しておいたほうが、
- 期限から逆算してスケジューリングできる
- モチベーションを保ちやすい
このようなプラスがあります。
期限がないとズルズル先延ばしにしがちなので、目標の日付を設定してみてくださいね。
何をすればいいか分からないならゴールと軸を決める【フリーターやニートの就活に必須】
次にやっておきたいのは、就活のゴールと軸を決めることです。

就職することでしょ?
と思うかもしれませんが、、、
実は就職って、ゴールではなく通過点に過ぎません。ある意味スタートです。
就職したあとが、「本当の始まり」だからですね。
フリーターやニートの人が就職をゴールにしてしまうと、「就職すること(内定を得ること)」ばかりに囚われがちです。
そうなると、
- とにかく就職できれば良い
- どんな会社でも正社員ならOK
- なんでもがんばるから雇ってほしい
こんな気持ちになってしまいます。
すると、面接官や採用担当者には、
何をやりたい人か
よくわからない。。。
このような印象を与えてしまいますし、ブラック企業に捕まるリスクも増えます。
さらに、たとえ就職できたとしても、「イメージが違った」「つらい」などの理由で早期離職する可能性も高くなるかもしれません。
なので、就職すること自体をゴールにするよりは、
- 就職したあとどうなりたいか
- 就職後にどんな生活を送りたいか
などを当面のゴールに設定することをおすすめします。

例えば、
フリーターを脱出して就職したら
一人暮らしをして彼女と一緒に暮らしたい
ニートをやめて正社員になったら
お金を貯めて海外旅行をしたい
こんな感じでも良いと思います。
ゴールが「就職する」よりも、断然モチベーションを上げやすいですし、就職後もゴールを目指して働けるはずです。
自分の希望は明確にして優先順位をつけておく
もうひとつ気をつけてほしいのは、「フリーターだから仕事を選んでなんていられない」と思わずに自分の希望は明確にしておいたほうが良いということです。
なぜなら、就活の「軸(希望)」がハッキリしていたほうが、仕事選びはしやすくなりますし、面接などでも一本芯が通った受け答えができるからです。
- どんな職種がいいか
- どんな業界を目指したいか
- 勤務時間や休みを重視するか
- 給料を重視するか
- 職場の雰囲気を重視するか
これらを考えて、優先順位をつけておくと良いですよ。
就活の不安要素をフォローする【何をすれば不安を軽減できるか考える】
フリーターやニートから就活したい人の大半は、自分の過去や現在の状況に不安を感じているはずです。
何て説明したらいい?
どうしよう
このように悩むのではないでしょうか?
そこでやっておきたいのが、不安要素のフォローです。
例えば、
- どうして就職しなかったのか?
- なぜブランクがあるのか?
- フリーター(ニート)になったのはなぜか?
など「面接官に質問されたくないこと」は予め想定しておくことが大切です。
不安要素を想定して対策を立てれば、面接で慌てる心配がないですし、就活の不安もグッと減らすことができます。

ぼくの経験上、フリーターやニートの就活を乗り切るには、しっかり準備をすることが欠かせません。
不安に感じるポイントは、なるべく潰したうえで就活を進めましょう。
不安要素のフォロー3ステップ術
では、具体的な不安要素のフォロー術をお伝えします。
と言っても簡単で、以下の3ステップを意識した回答を準備するだけです。
- 質問を受け止める・正直に理由を話す
- 反省点や気づき、得たことを伝える
- 今後はどうしていきたいかをアピールする
例えば、面接官に「どうしてブランク期間があるのですか?」と質問をされた場合は、以下のように回答します。
自分のやりたいことわからず、学校卒業後はアルバイトを続けることにした。
新卒の就職チャンスを逃し、ブランク期間ができてしまったことは後悔している。
しかし、自分と向き合う時間をもてたことで、本当にやりたいと思える仕事を見つけることができた。
入社できたら、一日もはやく会社に無くてはならない存在に成長して、売上に貢献したい。
このように、3ステップを意識して回答を準備すれば、マイナスの質問をプラスに変えることができるようになります。
基本的に面接官や採用担当者は、フリーターやニートの求職者を評価するときに、
- 将来性はあるか
- 過去から学べるか
- 素直な人物か
などをチェックしています。
なので、不安要素を質問された場合は、しっかり質問を受け止めて、過去から学んだことを話し、今後の展望を伝えるのがベターです。
不安要素のフォローをしっかり準備できれば、就活の不安は軽減できますよ。
受かりやすい仕事を知る【フリーターやニートの就職チャンスが多い求人】
もうひとつ知っておきたいのが、受かりやすい仕事についてです。

きっと、何をすればいいか分からなくても「とりあえず求人はチェックしている」というフリーターやニートの方は多いはずです。
でも、なんとなく求人をチェックしても、なかなか就職には繋がりません。
就活をスムーズに進めるには、フリーターやニートが受かりやすい仕事に目を向けることが大切なんです。
基本的にフリーターやニートは、新卒や社会人経験のある転職者と比べると就職チャンスは減っています。
新卒や社会人経験のある転職者の就職チャンスが10あるとしたら、フリーターやニートは5程度でしょうか。
そうした状況を考えると、ある程度は受かりやすい仕事に狙いを定めて就活することが就職成功のカギと言えるわけです。
もちろん、挑戦したい仕事や業界が決まっているなら、どんどんトライすべきですが、仕事を選びすぎるといつまで経っても就職先が決まらない恐れもあります。
それよりは、フリーターやニートが受かりやすい仕事に目を向けて、そのなかで自分が興味のある求人に挑戦してみるのが賢い方法です。
「未経験者の受け入れが多い職種」「人手不足の業界」に目を向ける
では、フリーターやニートが受かりやすいのはどんな仕事なのでしょうか?
ズバリそれは、「未経験の受け入れが多い職種」「人手不足の業界」この2つです。
世の中にはもともと未経験者の受け入れが多い職種が存在するので、まずはここをしっかりチェックしましょう。
「職種未経験者歓迎」の割合が多い職種
- 美容・ブライダル・ホテル・交通
- 販売・フード・アミューズメント
- 技能工・設備・配送・農林水産 他
- 保育・教育・通訳
- 医療・福祉
- 管理・事務
- 公共サービス
- 企画・経営
- 医薬・食品・化学・素材
- コンサルタント・金融・不動産専門職
- 営業
- クリエイティブ
- 電気・電子・機械・半導体
- 建築・土木
- WEB・インターネット・ゲーム
- ITエンジニア
また、昨今は人手不足を抱える業界が増えています。
人手が足りない業界はたくさん求人を出しますし、採用難易度も下げます。
つまり、フリーターやニートでも受かりやすい状況というわけです。
以下のデータは、日本商工会議所が調べた人手不足の割合が高い業界のランキングです。
【業界別集計】
- 介護・看護 72.2%
- 運輸業 60.9%
- 建設業 60.7%
- その他サービス 58.1%
- 情報通信・情報サービス業 56.7%
以下省略
引用データ:日本商工会議所より
介護や運輸業、サービスやIT系は慢性的に人手不足の状況が続いていると言えますね。
こうしたデータを参考にした上で、受かりやすい仕事に目を向けて求人をチェックしてみてください。
就活したいけど何をしたらいいかわからないフリーターやニートは【ひとりで悩まない環境を準備する】
最後にやっておきたいのは、ひとりで悩まない環境を準備しておくことです。

きっと、フリーターやニートの方の多くは、
- 仕事の選び方
- 書類や面接対策
- 企業とのやりとり
などに自信がないはずです。
そもそも、「就職したいけど何をすればいい?」と悩んでいるからググったりしているわけですよね。
ぼくの経験から言って、就職の悩みをひとりで抱えるのは非常にリスキー。挫折の原因になる可能性が高いと言えます。
実際ぼくは、一度就活を諦めてフリーターに舞い戻った時期があります。
なので、今すぐにやるべきことは「ひとりで悩まない環境を作ること」なんです。
具体的には、キャリアカウンセラーやキャリアアドバイザーといった就職を相談できるサービスを活用すると安心です。
例えば、
- ハローワーク
- サポステ
- 就職エージェント
などのサービスは、無料でキャリアアドバイザーやカウンセラーが就職をサポートしてくれます。
就職のコツや進め方を知り尽くしてる人を味方につけることほど、就活を有利に進められる秘訣はありません。

とくに就職エージェントは、求人を出している企業と結びつきが強く、
- 希望にあう仕事を紹介してもらいやすい
- 面接でどんなPRが好印象か教えてもらえる
- 書類免状など有利になるケースもある
こんなメリットがあります。
さらにキャリアアドバイザーが求人企業を訪問するなどして情報を集めているので、
- 職場の雰囲気
- 上司の人柄や詳細な仕事内容
- 好印象をあたえるコツ
などを細かくアドバイスしてくれます。
ひとりで悩む時間は勿体ないですし挫折の原因にもなるので、こうしたサービスをどんどん活用しましょう。

フリーターやニートを専門にしているサービスを選ぶ
ただし、就職エージェントはフリーターやニートを専門にしているサービスを選ぶようにしてください。
例えば、リクルートエージェントやマイナビエージェントなどの総合型エージェントは、基本的に「職歴のある転職者」が対象なので、フリーターやニートはサポートしてもらえないこともあります。
なので、未経験者に特化した就職エージェントを選んで登録しておきましょう。
とくにおすすめしたいのは、「ジェイック(JAIC)」というサービスです。

ジェイックは未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスで、こんな特徴があります。
- 初めてでも相談しやすい
- 離職率の低い企業を紹介してもらえる
- 無料の就職講座を実施している
ブラック企業対策に強くバックアップもしっかりしているので、未経験でも良い企業に就職しやすいサービスです。
さらに、厚生労働省委託業者が全国でたった43社しか認めていない「職業紹介優良事業者」なので安心して利用できます。
サポート対応地域は、下記のとおり。
東京 神奈川 千葉 埼玉
愛知 大阪 兵庫 広島 宮城
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。

まずは登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※ジェイックは現在、世の中の情勢からWEB面談もしています。自宅にいながら安心して相談できます。
ジェイックのサポートエリア外で就職する場合は、「第二新卒AGENTneo」というサービスに登録しておきましょう。

第二新卒エージェントneoは、株式会社ネオキャリアが運営しているフリーターや既卒者に特化した就職エージェントです。
特徴は、スタッフが全員「第二新卒経験者」ということです。
なかには淡々と機会的にサポートを進めるエージェントもありますが、第二新卒エージェントneoは「二人三脚」で就活を進めていくイメージ。
キャリアアドバイザーや担当者も第二新卒を経験しているので、はじめてエージェントを使う方も安心して相談できるのが大きな魅力です。
もしかするとあまり聞き馴染みがないサービスかもしれませんが、
- 取引企業は1万社以上
- 1人あたり10時間以上サポート
- 訪問済の企業だけを紹介してくれる
このように実力があるエージェントです。
求人は全国に対応しているので、うまく活用してください(登録は30秒で完了します!)。

フリーターや既卒、ニートからの就職を成功させるには、未経験者の就職に特化したサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎の求人にたくさん出会える
- フリーターや既卒、ニートからの就職ノウハウを教えてもらえる
- 不安や悩みを相談できる
こんなメリットがあるので、就職支援サービスを使わないのは損です。
未経験からの就職に強いサービスを3社厳選したので、チェックしてみてください。