就活をしている方のなかには、
- 「いつまでたっても内定が出ない」
- 「もうESを書くのも疲れ果てた」
- 「自分に限界を感じる」
- 「別に就職しなくてもいいかもと思い始めた」
こんなふうに「就活はもう無理だ…」とあきらめムードの方もいるかもしれません。
がんばっても内定がでないと、就活が嫌になりますよね。
ぼくもその気持ちはよくわかります。
なぜなら、就活を諦めた過去があるからです。
就活を諦め「既卒」になり、3年フリーターをしたあとにようやく就職できました。
そんな経験から言えるのは、
- 新卒の就活を諦めるのはもったいない
- あとでひどい後悔・自己嫌悪に陥るかもしれない
- やり方次第で挽回できる
ということです。
この記事では、ぼくの苦い経験から、就活が無理だと諦める前にチャレンジしてみてほしいことをお話していきます。
反面教師だと思って、参考にしていただけたらうれしいです。
この記事の流れ
就活はもう無理だと諦めた結果⇒フリーター生活へ
まず最初に、「就活を諦めた結果ぼくがどうなったか」をもう少し詳しくお話ししますね。

そもそもぼくは、新卒の就活時はとくにやりたいことや就きたい仕事がありませんでした。
そのため、面接を受けても内定は取れず、かなり早い段階で「就職は無理だ」と諦めていました。
学校卒業後は、
「アルバイトをしながら、1年くらいかけて自分に合った仕事を探そう」
と目論み、フリーターとして働くことを選びました。
就職よりもフリーターのほうが、
- 自由に生きられる
- 仕事が楽
という甘い考えもあったと思います。
そして、フリーター生活をスタートさせましたが、結果的にどうなったかというと、
- 結局1年は仕事探しをせずに過ぎる
- 周りの友人はほぼ就職してしまう
- なんだかんだで生活がきつい
- 彼女は就職していたので愛想をつかされる
など…散々でした。
フリーター2年目を迎えるころには、「就活はもう無理だ…」と諦めたことを強く後悔していました。
なにか目標があれば(音楽で食べていく!資格をとって職につく!など)フリーター生活は全く違っていたかもしれませんが、目指すものもなく、ただアルバイトに明け暮れる毎日は苦痛でした。
その上、就職してしまった仲が良かった友人と距離ができるようになり、孤独になったのも辛かった気がします。
ぼくは結局、フリーター2年目で就職を決心。25歳でようやく正社員になることが出来ました。
新卒の就活を諦めるのはもったいない
振り返って思うのは、
- 新卒と既卒では応募できる求人の質が違う
- 新卒という肩書はやっぱり強力
- 既卒の就職は大変
つまり、「新卒で就職しておいたほうがよかった…」ということです。
もちろん、就活を諦めて別の道でうまくいく可能性はゼロではないですし、フリーターでも目標をもって頑張るならそれでも良いと思います。
でも、ぼくのように後悔するケースは非常に多いと思うので、
「新卒の就活を諦めるのはもったいない(かもしれない)」
ということはきちんと頭に入れておくべきです。
既卒やフリーターになってしまうと、新卒よりも就活のハードルは上がりますし、フリーターのまま20代後半になると、正社員採用される確率はどんどん下がってしまいます。
新卒の就活は一度切りのチャンス。諦める前にもうひと頑張りしてみることをおすすめします。
「もう無理」と思わない!就活の不採用は自分に非がないこともある
「就活がうまくいかないのは、自分に価値が無いからだ」
「内定がでないのは自分に魅力がないからだ」
こんなふうに思っている方は多いかもしれません。
でも、就活で不採用になる原因は、就活者側にあるとは限らないということも知っておいてください。
すべての新卒採用の現場で「採用のプロ」が就活生を精査しているわけではありません。
面接官のなかには、
- 面接経験が浅い人
- 色眼鏡で就活生を見ている人
もいるので、ほんの些細なことでAさんに決まったり、社長の声ひとつでBさんが落ちたりします。
ですので、就活がうまくいかずに「もう無理だ!」と思ったとしても、「受からない=自分はダメ」と思う必要はありません。
もちろん、面接を受けるたびにブラッシュアップは必要ですが、すべて自分に非があると考えるのはやめましょう。
今は就活生の売り手市場。就職チャンスはたくさんある
また、すでにご存知の方が多いと思いますが、今は就活生の売り手市場(就職しやすい状態)です。
その理由は「人手不足」と言われ、とくに中小企業は人材採用に必死です。
【中小企業に対する調査】
Q:人手不足を感じていますか?
- YES 73.7%
- NO 26.3%
Q:人手不足をどの程度感じていますか?(YES回答者のみ)
- かなり深刻 19.7%
- 深刻 33.1%
- なんとかやっていける程度 47.2%
参照データ:中小企業基盤整備機構より一部抜粋
つまり、就職チャンスはたくさんあります。
「もう無理だ」と思わずにチャレンジし続けることが大切。次の面接が最後の面接になる(採用される)かもしれないので、諦めずにトライしましょう。
「就活はもう無理」と思ったら冷静になる時間を作ることも大切
「もうひと頑張り」と言っても、
- 面接では空回り
- 届くのはお祈りメールばかり
- 周りはみんな就職を決めている
こんな状態だと、誰だって「もう無理だ」とやる気を失います。
そんなときは、あえて心を落ち着かせる時間を作ることも大切です。
例えば、
- 1日いっぱいひたすら寝る
- 2〜3日は好きなことだけする
- 気晴らしに小旅行にいく
など、気持ちをリフレッシュさせる時間を優先することをおすすめします。
就活を成功させるために大切なのは、”諦めないこと”です。
「もう無理だ」と思ったら気持ちを落ち着かせる時間を確保して、冷静になったらもう一度立ち上がりましょう。
就活がうまくいかない=大きく成長するチャンス
「就活はもう無理!」と思っているということは、就活がうまくいかないことを
- ダメなこと
- 自分は優れていない
など、マイナスに捉えているはずです。
でも、少し視点を変えれば、物事がうまくいかなかったり、悩んでいるときこそ、大きく成長できるチャンスと言えます。
うまくいかないこと(就活)が目の前にあるということは、
- 自信をつけるチャンス
- 成長するチャンス
- 人間的に一回り大きくなるチャンス
を得ているのと同じです。
苦労せずに内定を取った友人がいたら「羨ましい」と思うかもしれませんが、就活に散々苦労して内定を勝ち取った人のほうが、
- 喜び
- 人間的な成長
は断然上です。
ぼくの経験上、苦労して得た内定の喜びは本当に何にも代えがたいです。
就活がうまくいかないことを「成長するチャンス」と捉えてみるのもおすすめです。
無理だと思ったら「就活がうまくいかない原因」を考えてみる
就活がうまくいかない原因をもう一度よく考えてみることも大切です。

例えば、ゲームでいつも同じところでゲームオーバーになるなら、別の作戦を考えますよね。
同じことを永遠繰り返していたら、一生ゲームをクリアできません。
就活もそれと一緒で、「無理だ」「うまくいかない」と思ったら、試行錯誤してみることがとても大切です。
ここからは、代表的な「うまくいかない原因と解決策」をご紹介するので、参考にしてみてください。
そもそもエントリー数は足りてる!?ある程度エントリーしないと就活はうまくいかない
就活がうまくいかない原因のひとつは、エントリー不足です。
以下の「新卒就活者のエントリー平均数」を調べたデータを見てください。
- エントリーした会社 26.3社
- 今後の予定社数 16.4社
(*3月1日時点)
引用データ:マイナビニュースより一部抜粋
新卒の就活生は、26社程度+16社程度を予定している就活生が多いので、平均40社以上エントリーしていることになります。
「数撃てば当たる」ではありませんが、ある程度エントリー数を稼がないと、就活の内定率は上がりません。
場数を踏むことで、就活のコツが掴めてきたりします。
ですので、エントリー数が平均を下回っているなら、もう少し積極的に就活を進めましょう。
良い企業に出会えない…理想が高すぎたり軸がはっきりしていないと就活はうまくいかない
就活は、人生を左右する大きなイベント。「良い企業に就職したい」「絶対にこの業界に入りたい」など、理想をもっている方は多いはずです。
こだわりを持つのは決して悪くありませんが、あまりに理想が高すぎると就活はうまくいきません。
就活がうまくいかなければ、スタートラインにすら立てません。
最初から100%自分の理想を叶える人よりも、
- まずは社会人になる
- 2〜3年経験を積む
- 希望する仕事に転職・キャリアアップ
というケースが圧倒的に多いので、就活をゴールと考えずに長い目で自らのキャリアを考えてみてください。
また、
「この業界は自分には無理だ」
「この仕事はブラックっぽい」
このように、最初から可能性を閉ざしてしまっていないかも要チェックです。
仕事は、やってみなければ向き不向きは分からないものですし、イメージで決めつけるとチャンスを逃してしまいます。
うまくいかないときこそ、様々な可能性を検討して視野を広げることが大切です。
新卒就活の難所「面接」。どうしても面接がうまくいかない
就活でもっとも頭を悩ませるのは、「面接」ではないでしょうか?
「就活がうまくいかない=面接がうまくいかない」と言えるかもしれません。
- 面接を成功させるための企業研究
- 好印象を与える自己PR
- 企業別の面接対策
などに自信がもてないなら、新卒専属のキャリアアドバイザーに助けを借りることをおすすめします。
キャリアアドバイザーというのは、一言でいえば「就活サポートのプロ」。仕事紹介、面接のセッティグ、書類や面接のアドバイスなどをしてくれます。
就職エージェント系のサービスを活用することで、無料でキャリアアドバイザーに就活をサポートしてもらうことができます。
例えば、
- 就活生にそれぞれに合った企業紹介
- ESや履歴書のアドバイス
- 企業とのやりとり・面接セッティング
- 社内見学、業務体験
などのサポートですね。
「就活はもう無理」と考えている方の多くは、就活のプレッシャーをひとりで抱えこんでいると思いますが、なにも就活をひとりでがんばる必要はありません。
就活に詳しい人の力を賢く借りれば、効率的かつ精神的に余裕をもって就活を進めることができます。
立場は違いますが、ぼくが就職したときもキャリアアドバイザーに相談しながら就活を進めました。
- 書類落ちが激減した
- 面接に自信がもてるようになった
- 細かい企業情報を入手できるようになった
などのメリットがあったので、非常におすすめです。
就活は無理だと諦める前に、キャリアアドバイザーに相談してみると良いですよ。
新卒の就活をサポートしてくれる就職エージェント系サービス
ただし、就職エージェントを活用するなら、「新卒」に特化したサービスを選ぶことが大切です。
そうしないと、サポートを受けられなかったり、新卒枠の求人が極端に少ないことがあるので注意が必要です。
おすすめできる新卒専門の就職サービスは「キャリアパーク就職エージェント」です。

キャリアパークは、新卒の就職を1から丁寧にサポートしてくれるのが大きな特徴です。
適正や希望があやふやでも、アドバイザーはあなたに合った企業を一緒に探してくれますし、内定を獲得できるまでサポートしてくれます。
上場企業(ポート株式会社)が運営しているので安心して使えますよ。
サポート対応エリアは以下のようになっています。
- 東京
- 神奈川
- 千葉
- 埼玉
- 栃木
- 茨城
- 群馬
対応エリアで就活をするなら、キャリアパーク就職エージェントを活用しましょう。
また、
「すぐに就職を決めたい」
「たくさんの企業と出会うチャンスがほしい」
という場合は、就職イベントに参加してみるのもおすすめです。
とくに「ミーツカンパニー」の就職イベントはチェックすべきです。

ミーツカンパニーの就職イベントは「座談会形式」で行われるため、
- 採用担当者と距離が近い
- その日に内定をもらえるチャンスがある
などたくさんのメリットがあります。
人数も50人限定で行われるので、疑問点などを質問しやすいのも魅力ですね。
開催場所は、東京(五反田)や大阪、福岡、名古屋など…各地で開催しているので、都合がつく日時を選んで参加してみてください。
就職チャンスが広がりますよ。

フリーターや既卒、ニートからの就職を成功させるには、未経験者の就職に特化したサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎の求人にたくさん出会える
- フリーターや既卒、ニートからの就職ノウハウを教えてもらえる
- 不安や悩みを相談できる
こんなメリットがあるので、就職支援サービスを使わないのは損です。
未経験からの就職に強いサービスを3社厳選したので、チェックしてみてください。