新卒じゃないと、良い会社には就職できないかも…
こんなふうに悩んでいませんか?
まだまだ世間では、「新卒で就職できなかった=道を外れた」というイメージがあるので、これからどうするべきか不安ですよね。
実はぼくも学校卒業後にフリーターから就職した経験があるので、その不安はよくわかります。
しかし、大学卒業後でも、就職チャンスはたくさんありますし、良い企業で働くこともできます。
大切なのは、卒業後は就職できないと諦めずにトライすることです。
この記事では、大学卒業後の就職に不安を感じている方のために、
- 大学卒業後は本当に就職が不利になるのか
- 就活を成功させるコツ
をお伝えしていきます。
この記事の流れ
大学卒業後は本当に就職が不利になる!?既卒就活の本当のトコロ

「大学を卒業してしまうと就職は不利になる」
こんなふうに思っている方は多いはずです。
たしかに、既卒者の就職率は新卒の就職率と比べるとグッと下がります。
データ元が異なるので単純に比較はできませんが、「2018年の大卒者の就職率は98%に対し、既卒者の内定率は45%程度」というデータもあるので、就職率の差は明らかです。
しかし、世の中の流れとして、既卒者でも就職しやすい環境が整っているということは知っておいてください。
例えば現在、
- 人手不足
- 新卒の採用が困難な企業が多い
といった理由で、既卒者やフリーター、第二新卒者などの需要が大きく高まっています。
とくに中小企業の人手不足は深刻で、実に7割を超える企業が人手不足を感じているというデータもあります。
人手不足を感じていますか?
- YES 73.7%
- NO 26.3%
人手不足をどの程度感じていますか?(YES回答者のみ)
- かなり深刻 19.7%
- 深刻 33.1%
- なんとかやっていける程度 47.2%
参照データ:日本商工会議所より
人手不足は企業にとって大きな痛手ですが、就活者にとっては追い風です。
国も既卒者を支援する政策を打ち出している
また、国も既卒者を支援する政策を打ち出していることはご存知でしょうか。
例えば厚生労働省は、「特定求職者雇用開発助成金」という制度を導入し、企業に対して「既卒者を積極的に採用してください」と呼びかけています。
特定求職者雇用開発助成金とは?
学校等の既卒者や中退者の応募機会の拡大および採用・定着を図るため、既卒者等が応募可能な新卒求人の申込みまたは募集を行い、既卒者等を新規学卒枠で初めて採用後、一定期間定着させた事業主に対して助成金を支給します。
引用データ:厚生労働省HP
つまり、「大学卒業後でも就職チャンスはたくさんある」というのが本当のところですので、前向きな気持ちで就活に臨みましょう。
大学卒業後の就活を成功させる3つのコツ
それではここからは、大学卒業後の就活を成功させるコツをお話ししていきます。

- 卒業後の就活は早めを意識する
- 既卒の強みを活かす
- 就活をひとりで抱えずに相談する
卒業後の就活は「早め」を意識する
1つ目のコツは、「大学卒業後の就活は「早め」を意識して動く」ということです。
どうして「早め」を意識したほうが良いかというと、
- ブランクを作らずに済む
- 良い求人を見つけやすい
- 新卒の内定者と大差なく経験を積める
このようなプラスがあるからです。
大学を卒業して何年も経過すると、ブランクが就活の足を引っ張りますし、求人自体の数も減ってしまいます。
また、早めに就職を決めれば、同年代とキャリア的な差・収入差を最小限に食い止めることもできます。
ぼくはフリーター歴3年で就職したので、ブランクがネックになり就活が大変でした。
ですので、大学卒業後の就職は「早め」を意識して、先延ばしにしないことがポイントです。
そのほうが、良い条件で就職できる可能性が高いですよ。
「既卒の強み」を理解して卒業後の就活を進める
どうしよう…
このように悩んでいる方は多いはずです。
しかし、大学卒業後の既卒者にも、アピールできることはあります。
「企業は既卒者に何を求めているか(ニーズ)」を理解して、そのニーズに合致したアピールをすれば良いんです。
求人企業は、既卒の応募者に何を期待しているかというと、
- やる気や熱意
- 将来性
- 職場に合う人柄
この3つです。
以下は、人事にアンケート調査をした「第二新卒者の採用で重視した基準」というデータです。
- 入社意欲の高さ
- 一緒に働ける人材か
- 社内と合いそうな人材か
参考データ:マイナビジョブ20’sより一部抜粋
経験が少ない人材を採用する企業は、「意欲」「人柄や素直さ」などを重視することがデータでもわかっています。
ですので、「アピールできることは何もない」と思わずに、
- 「意欲や熱意をアピール」
- 「自分の人柄を伝える」
- 「今後展望を語る」
これらを意識してみてください。大学卒業後の就活で重要視されるポイントです。
就活をひとりで抱えずに相談する

ところで、大学卒業と同時に就職できなかった(しなかった)ということは、卒業後の就活にも不安が残りますよね。
また、新卒時と卒業後の就活は、
- 進め方
- コツ
- マナー
などが微妙に異なるので、「なにから手をつけていいかわからない」という方も多いはずです。
そんな不安はひとりで抱えずに、頼れるサービスを賢く活用することも大切です。
とくに、エージェント系の就活サービスは、キャリアアドバイザーと呼ばれる担当者が、
- 希望に合う求人を探し出してくれる
- 書類・面接対策をしてくれる
- 企業とのやりとりを代行してくれる
など、無料でサポートしてくれるので就活が楽になります。

ぼくも就職エージェントを活用して就活を乗り切りましたが、
- 書類落ちがグッと減った
- 面接に自信がもてるようになった
- 内定までモチベーションを保てた
など様々なプラスがあったのでおすすめできます。
「就活はしたいけど、何から手をつけていいかわからない」という方は、まずはエージェント系のサービスに登録することから始めてみてください。
相談できる担当者がいると就活のモチベーションも上がるので、就活サービスはうまく活用しましょう。
大学卒業後の就活サポートは「既卒者の就職専門」を選ぶ
ただし、就職エージェント系のサービスを活用する場合は、既卒者の就職を専門にしているサービスを選ぶことを忘れないでください。
有名なエージェント系のサービスと言えば、
- 「DODA」
- 「リクルートエージェント」
- 「マイナビエージェント」
などですが、こうした総合型転職エージェントは、職歴のある転職者を想定しているので、満足なサポートを受けられない可能性があります。

ですので、既卒者やフリーターなどの未経験者を専門的にサポートしているエージェント系サービスを活用することをおすすめします。
そのほうが、既卒者でも就職しやすい求人を紹介してもらえますし、キャリアアドバイザーの理解も得やすく、就活が進みやすくなりますよ。
大学卒業後の就職活動におすすめできる就職支援サービスは?
とくにおすすめしたいのは、「ジェイック(JAIC)」というサービスです。

ジェイックは未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスで、こんな特徴があります。
- 初めてでも相談しやすい
- 離職率の低い企業を紹介してもらえる
- 無料の就職講座を実施している
ブラック企業対策に強くバックアップもしっかりしているので、未経験でも良い企業に就職しやすいサービスです。
さらに、厚生労働省委託業者が全国でたった43社しか認めていない「職業紹介優良事業者」なので安心して利用できます。
サポート対応地域は、下記のとおり。
東京 神奈川 千葉 埼玉
愛知 大阪 兵庫 広島 宮城
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。

まずは登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※ジェイックは現在、世の中の情勢からWEB面談もしています。自宅にいながら安心して相談できます。
ジェイックのサポートエリア外で就職する場合は、「第二新卒AGENTneo」というサービスに登録しておきましょう。

第二新卒エージェントneoは、株式会社ネオキャリアが運営しているフリーターや既卒者に特化した就職エージェントです。
特徴は、スタッフが全員「第二新卒経験者」ということです。
なかには淡々と機会的にサポートを進めるエージェントもありますが、第二新卒エージェントneoは「二人三脚」で就活を進めていくイメージ。
キャリアアドバイザーや担当者も第二新卒を経験しているので、はじめてエージェントを使う方も安心して相談できるのが大きな魅力です。
もしかするとあまり聞き馴染みがないサービスかもしれませんが、
- 取引企業は1万社以上
- 1人あたり10時間以上サポート
- 訪問済の企業だけを紹介してくれる
このように実力があるエージェントです。
求人は全国に対応しているので、うまく活用してください(登録は30秒で完了します!)。

フリーターや既卒、ニートからの就職を成功させるには、未経験者の就職に特化したサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎の求人にたくさん出会える
- フリーターや既卒、ニートからの就職ノウハウを教えてもらえる
- 不安や悩みを相談できる
こんなメリットがあるので、就職支援サービスを使わないのは損です。
未経験からの就職に強いサービスを3社厳選したので、チェックしてみてください。