でも、何から手を付けたらいいの!?
そろそろ正社員になりたいけど、無理?
こんなふうに悩んでいませんか?
ハタチ(20歳)をすぎてフリーターをしていると、将来が不安になりますよね。
親や周りから、「自分で生活費を稼げ」「はやく就職しなさい」と急かされている方も多いのではないでしょうか。
実はぼくも、学校卒業後はフリーターになり既卒で就職した経験があるので、不安な気持ちはよくわかります。
でも、ほんの少しでも「就職したい」「正社員になったほうがいいかも」と思っているなら、20歳の今のうちに動き出したほうが良いです。
なぜなら就活は、若いほうが就職チャンスは多いですし、早めに就職したほうが様々な面で有利になるからです。
今がんばれば、あとで後悔せずに済みます。
この記事では、ぼくの就活経験などを元に「職歴なしのフリーターから正社員就職を叶えるための3つのポイント」をまとめてみました。
- 企業は「職歴なし20歳のフリーター」に何を求めているかを知る
- マイナスの過去をしっかりフォローする
- 就活が不安ならひとりでがんばらない
この記事の流れ
「職歴なしのフリーターは就職できないなんて嘘」20歳の就活を前向きに捉える
「正社員就職を叶えるポイント」をお話しする前に、ひとつだけ知っておいてほしいことがあります。
それは、職歴がないフリーターや既卒でも就職チャンスはあるということです。

きっと、職歴なしのフリーター・既卒から就職しようと考えている方の大半は、
本当に就職できるのかな…
このように、不安で頭がいっぱいなはずです。
なかなか一歩が踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
でも、厚生労働省が調べた「正社員就職したフリーターの割合」のデータによれば、
- フリーター期間が半年で7割以上
- フリーター期間3年以上でも5割以上
が正社員就職していることがわかっています。
フリーターから正社員への転職状況(男女)
- 6ヶ月以内 72.5%
- 7ヶ月から1年 61,7%
- 1年から2年 60.0%
- 2年から3年 62.1%
- 3年超 57.0%
また、非正規雇用(フリーターなど)から正社員に就職した人の年代別の割合を調べたデータを見ると、20歳〜24歳が最も多い結果になっています。
- 20〜24歳 21.9%
- 25〜29歳 18.3%
- 15〜19歳 16.4%
- 30〜34歳 13.0%
もちろん、正社員の中途採用は、経験者を優先的に採用するケースが多いですし、新卒に比べれば就職率は下がります。
ですが、職歴なしのフリーターでも就職はできますし、20歳のうちに動き出せば就職チャンスもたくさんある証拠です。
就活をするにしても、
どうせブラックばかりでしょ。
こんな姿勢では大きなマイナス。ネガティブな人材を欲しがる採用担当者はいません。
ですので、まずは「就職チャンスはある」ということを頭に入れて、前向きな気持ちで就活に臨むことがとても大切です。
企業は「職歴なし20歳のフリーター」に何を求めているか把握する
1つ目のポイントは、「企業は20歳のフリーターに何を求めているのか」を把握した上で就活をするということです。
先ほど、「20歳のうちに早めに就職したほうが良い」とお伝えしましたが、職歴がないフリーターや既卒だと、
- 「自慢できるような資格がない」
- 「アピールできるような特技や長所もない」
- 「職務経歴書って何書いたらいい!?」
このように、自分のスペックや経験が不安ですよね。
実際ぼくも「フリーター経験しかない自分が何をアピールしたら良いのだろうか」とかなり悩みました。
ですが、実は20歳の職歴がないフリーターや既卒を採用しようと考えている企業は、そもそも
- 職務経験
- 資格
- 高い能力
などのスペック・経験などは重要視していないケースが多いです。

フリーターや既卒者は「熱意」「将来性」「人柄」が重要視される
では、求人企業は職歴がない20歳のフリーターや既卒に何を求めているかというと、主に、
- やる気や熱意
- ポテンシャル
- 人柄(素直さ)
などの人間的なスキルです。
職歴がない人材を採用する場合、スキルや経験は評価しにくいので、
- 「仕事に対する気持ちの部分」
- 「周りとうまくやれるかどうか(コミュニケーションスキル)」
- 「将来性があるか」
をチェックされることが多いです。(スキルや経験は入社後になんとでもなりますが、やる気や熱意、人柄などはどうしようもないため)
ですので、「職歴がないからアピールできることがない」「フリーターだからスキルが足りない」と思わずに、
- 就職にかける「熱意」をきちんと伝える
- 就職後にどうしたいか(将来性アピール)を伝える
- 素直さや人柄の良さを伝える
これらのポイントを押さえておくと、面接で好印象を与えられるはずです。
「職歴なし20歳のフリーター」はマイナスの過去をフォローする
2つ目のポイントは、「マイナスの過去をしっかりフォローできるようにしておく」ということです。

例えば、
- 「高校卒業後フリーターになったのはマイナスだ」
- 「面接で大学中退のことを聞かれたらどうしよう」
- 「就職することなく既卒になったことをどう説明したらいい」
こんなふうに、マイナスの過去を不安に思っている方は多いはずです。
とくに現在は、大卒・高卒共に就職率が高水準にあるので、
平成28年3月大学高等学校卒業者の就職状況
- 大卒 97.3%
- 高卒 97.7%
参照データ元:文部科学省(一部厚生労働省データ)
採用担当者としては、
なにか特別な理由でもあるのかもしれない…。
このような疑問をもちます。
ですので、マイナス面に関する質問は必ず受けると思って、フォローの準備をしておくことが大切です。
では、どうやってマイナスをフォローすべきかというと、以下のような流れで解答を準備しておく方法がおすすめです。
- マイナスを正直に認める、そうなった理由を答える
- その結果なにを得たか、何を学んだかを伝える
- 就職したらどうしていきたいかをアピールする
例えば、「どうしてフリーターになったのですか?」という質問に対しては、
- フリーターになった理由を正直に話す
- フリーター経験で得たこと、感じたことを伝える
- 今後は就職してどんな活躍をしたいかを語る
このような流れで解答すれば、マイナスをフォローしつつ自己アピールもできますよね。
基本的に面接官は、
- マイナスの過去から何を学んだか
- 正社員としてきちんとやっていけるか
- おかしなコンプレックスはないか
などをチェックしているので、マイナスの過去はプラスに変えるつもりで解答を準備しておくと良いです。
もちろん、
- 「中退には家庭の事情があった」
- 「体調を崩してしまった」
など、やむを得ない理由があるならそのとおり伝えるべきですが、嘘をつくよりは「きちんと反省して前向きにがんばる覚悟ができている」ということを伝えたほうが好印象ですよ。
20歳のフリーターから就職する理由は?就職理由の明確化が成功のコツ
また、「就職してどうしていきたいか」については、落ち着いてよ〜く考えてみることをおすすめします。
就職理由が明確になれば、
- 志望動機が組み立てやすくなる
- 就活のモチベーションを保てる
- 面接で「芯のある人」と思われやすくなる
などたくさんのプラスがあるからです。
「20歳でフリーターはやばいから」「みんなが就職しているから」という理由で就活するのも間違いではありませんが、上手くまとまらなくても良いので、
- どうして20歳でフリーターを抜け出す決意をしたか
- なぜこの求人を選んだか
- どうしてこの仕事をしたいか
を伝えられるように準備しておくと、内定が出やすくなるはずです。
「職歴なし20歳のフリーター」からの就活が不安ならひとりでがんばらない
最後3つ目のポイントは、「就活が不安ならひとりでがんばらない」ということです。

先にお話ししたように、20歳のうちなら就職チャンスはたくさんありますが、職歴がないフリーター・既卒から正社員になるのは、決して簡単とは言えません。
就活に慣れていなければ、
- 就活の仕方やマナー
- 面接の受け答え
- 情報収集
などで苦労する方が多いはずです。
また、フリーター・既卒から就活する場合、
こんな気持ちになると思いますが、ブラック企業はそんな求職者を狙っているので、きちんと情報収集をして求人選びをする必要もあります。
ですので、就活をひとりで乗り切ろうとはしないで、エージェント系のサービスを活用するのもひとつのポイントです。
エージェント系の就活サービスというのは、「キャリアアドバイザー」と呼ばれる担当者が無料で、
- 希望や経験に合った求人紹介
- 応募企業の詳細な情報提供
- 面接や書類のアドバイス
- 就職の不安や悩み相談
などをサポートしてくれるサービスのことです。
キャリアアドバイザーに紹介された求人は情報精度が高いですし、場合によっては「書類免除」で面接を受けられることもあります。
応募する企業の内部情報を詳しく教えてもらえるので「入社してからブラックが発覚」というリスクも減らせます。
また、
「職歴がない」
「20歳でフリーター」
「アピールポイントがわからない」
こうした不安や心配事も相談できるので、就活がグッと楽になります。

ぼく自身は、
- 書類落ちがガクッと減った
- 面接に自信がもてるようになった
- 内定までモチベーションを保てた
こんなプラスがあったので、エージェントの活用は非常におすすめです。
「何から手を付けていいかわからない」という場合は、エージェント系サービスに登録することから始めましょう。
フリーターや既卒の就活を専門にしているサービスを活用する
ただし、エージェント系サービスを活用するなら「フリーターや既卒の就活を専門にしているサービス」を活用するようにしてください。
有名なサービスとしては、
- リクルートエージェント
- doda
- マイナビエージェント
などがありますが、こうした総合型エージェントは、職歴のある転職者を対象としていることが多いです。

ですので、フリーターや既卒者に特化したサービスを選んで活用するようにしてくださいね。
とくにおすすめしたいのは、「ジェイック(JAIC)」というサービスです。

ジェイックは未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスで、こんな特徴があります。
- 初めてでも相談しやすい
- 離職率の低い企業を紹介してもらえる
- 無料の就職講座を実施している
ブラック企業対策に強くバックアップもしっかりしているので、未経験でも良い企業に就職しやすいサービスです。
さらに、厚生労働省委託業者が全国でたった43社しか認めていない「職業紹介優良事業者」なので安心して利用できます。
サポート対応地域は、下記のとおり。
東京 神奈川 千葉 埼玉
愛知 大阪 兵庫 広島 宮城
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。

まずは登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※ジェイックは現在、世の中の情勢からWEB面談もしています。自宅にいながら安心して相談できます。
ジェイックのサポートエリア外で就職する場合は、「第二新卒AGENTneo」というサービスに登録しておきましょう。

第二新卒エージェントneoは、株式会社ネオキャリアが運営しているフリーターや既卒者に特化した就職エージェントです。
特徴は、スタッフが全員「第二新卒経験者」ということです。
なかには淡々と機会的にサポートを進めるエージェントもありますが、第二新卒エージェントneoは「二人三脚」で就活を進めていくイメージ。
キャリアアドバイザーや担当者も第二新卒を経験しているので、はじめてエージェントを使う方も安心して相談できるのが大きな魅力です。
もしかするとあまり聞き馴染みがないサービスかもしれませんが、
- 取引企業は1万社以上
- 1人あたり10時間以上サポート
- 訪問済の企業だけを紹介してくれる
このように実力があるエージェントです。
求人は全国に対応しているので、うまく活用してください(登録は30秒で完了します!)。

フリーターや既卒、ニートからの就職を成功させるには、未経験者の就職に特化したサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎の求人にたくさん出会える
- フリーターや既卒、ニートからの就職ノウハウを教えてもらえる
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こんなメリットがあるので、就職支援サービスを使わないのは損です。
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