就職したいなぁと思ってるけど。。。
今後が不安。。。
こんなふうに悩んでいませんか?
短大を中退したその後は、
- フリーターになる
- 学校に入り直す
- 留学する
などいろいろな選択肢がありますが、もしも就職を考えているならこの記事が役立つかもしれません。
というのは、ぼく自身がフリーターから就職した経験・人事経験があるので、就職のコツをお伝えできるからなんです。
この記事では、「短大中退からの就活術」をまとめてみました。
- 就職に向けてすぐ動き出す
- 短大中退の不安をフォローする方法
- 希望は明確にしておく
- 企業のニーズを考える
- 自分ひとりで悩まない
この記事の流れ
短大を中退したその後は就職に向けてすぐ動き出す
もしかしたら、
しばらくはフリーターやニートでもいいかも!?
と考えている人もいるかもしれません。
結論から言うと、短大を中退したあとにフリーターになるのは後悔のもとだと思います。
頑張って就職したほうが後で絶対に楽です。
なぜなら、ぼくの経験から言ってフリーターやニートは、
- スキルや職歴が残らない(アピールしにくい)
- 年を重ねるごとに給料や待遇面で苦しくなる
- 将来性がない
- 彼女や彼氏ができにくい
- 社会的な信用が低い
このようにいろいろなデメリットがあるからです。
自分なりに期限を決めてアルバイトをしたり無職期間を満喫するならいいですが、目標もなくフリーターやニートになってしまうと、あとで後悔します。
なるべく早めに動き出すことで就職チャンスは増える
「できる限り早め」というのにも理由があります。
未経験者の就職は、年齢が上がるに連れて
- 採用されにくくなる
- チャレンジできる職種や業界が狭まってくる
- 自分より若い求職者が増えてしまう
こんな傾向があるので、なるべく早めに就活したほうが、良い企業に内定しやすいんですね。
基本的に短大を中退していると、新卒ではなく「未経験者」として就活をすることになります。
そうなると大抵の会社は、
- 将来性
- やる気や熱意
- 人柄
などを評価基準にして採否を判断します。
すると、将来性やバイタリティに勝る若い人材のほうが有利になります。
さらに、22〜23歳以降になってくると、同年齢でも大卒者(大卒の既卒者やフリーター)がライバルになってきますよね。
そうなると、学歴がアドバンテージになることもあるので、なるべくライバルが少ないうちに(少しでも若いうちに)就活を進めたほうが良いというわけですね。
就活で役立つ【短大中退の不安をフォローする方法】
とはいえ、、、
そもそも就職が難しい気がする…
と不安に思う人は多いはずです。

短大中退から就職を目指すときに不安になるのは、
- 短大中退の理由をどう説明したらいい?
- 学歴が高卒になってしまうのは不利じゃない?
この2つではないでしょうか?
2つとも事実を変えることはできませんし、嘘をつくのはNGですが、
「どう伝えるか」
「どう捉えるか」
でその結果は変わってきます。ひとつずつ見ていきましょう。
短大中退の理由は「3ステップ」で採用担当者や面接官に伝える
短大を中退する理由は様々だと思います。
- 何となく短大に入ったけど勉強に興味が持てなかった
- 単位が取れす中退してしまった
- 家庭の事情で止む終えず中退するしかなかった
など、、、いずれにしても、
「短大中退の理由を応募書類にはどう書けばいいんだろう…」
「面接で短大中退をどうフォローしたらいい?」
と悩むはずです。
短大中退の理由は、面接でほぼ100%質問されるので不安ですよね。
まず応募書類に関しては、短大中退の事実はそのまま記載するしかありません。
なぜなら、事実を記載しないと「学歴詐称」になるおそれがあるからです。嘘を書くのはNGです。

記載するときは、
「◯◯短期大学 中途退学」
と書くのが一般的です。
前向きな理由(就職のため、留学のためなど)や止む得ない理由(家庭の事情など)がある場合は、併せて記載しておきましょう。
中退理由が「前向きな理由」「止む得ない理由」であるなら、それをきちんと伝えることで採用担当者を納得させるフォローになります。

もしも短大中退の理由が
- 何となく中退してしまった
- 勉強に興味が持てずに辞めてしまった
- 単位が取れなかった
このような場合は、応募書類の中退理由を
「一身上の都合で退学」
と記載しておくのが無難です。
面接でしっかりフォローすれば大丈夫です。
中退理由のフォローでおすすめしたいのが、下記の「採用担当者・面接官の信頼を得るための3ステップ」です。
- 短大中退した理由を簡潔に伝える
- 中退の反省点や得たことを伝える
- 今後はどうしていきたいかを意欲的に語る
採用担当者は、「短大中退の理由」だけではなく、
「中退をどう思っているか」
「反省点はあるのか」
「今後はどうしていきたいか」
などをチェックしています。理由と反省点、自分の将来像を示すことで信頼に繋がります。
ここで頭に入れておいてほしいのは、応募書類や面接は短大中退の理由を説明する場ではないということです。
あくまでも「御社に就職してどのようにがんばりたいか・活躍できるか」をアピールする場なので、簡潔に中退理由を説明して
- 反省点・得たこと
- 今後はどうしていきたいか
をアピールしましょう。
短大中退は高卒【学歴は過度に気にしないことが大切】
就職できる会社なんてあるのかな…
こんなふうに学歴が高卒になってしまうことを悩む人もいるはずです。
中退同様、学歴も事実を変えることはできません。
ですが、学歴でチヤホヤされるのは最初だけということは知っておくべきですね。

もちろん、給料や待遇で差が出ることもありますが、就職後に周りに評価される社会人は、
- 仕事をきちんとこなせる人
- 人柄の良い人
- 自分から成長できる人
です。
「高学歴=仕事ができる」とは限らないですし、いくら学歴が高くても付き合いにくい人は周りから孤立してしまいます。
つまり、学歴にコンプレックスを持つ必要はありませんし、就職後に仕事ができるようになれば、周りはきちんと評価してくれる可能性は高いわけです。
また、就活に関しても、人手不足や雇用情勢の変化から、
- 学歴不問
- 未経験OK
- 中退歓迎
このような求人は増えています。
就職のチャンスはいくらでもあるので、中退歴や学歴にとらわれず就活にトライしていきましょう。
短大中退でも就職の希望は明確にすることが大切
では、就活は何から手を付けたら良いのでしょうか。

それは、就職で優先させたいことを決めることです。
もし、こんなふうに考えているなら、ぜひ優先順位を考えてみてください。
なぜなら、「なんでもいいから就職できればいい」という姿勢は、企業側としても、
何をしたいのかさっぱりわからないし。。。
このような誤解を生む元です。
仮に就職できたとしても、
- 入社してみたらイメージと全然違う
- こんなはずじゃなかった
- 企業研究が足りなかった
と後悔する原因にもなるんです。
なので、短大を中退していても、
- 就活に何を望んでいるか
- なにを優先したいか
自分なりには的を絞っておくことが大切です。

例えば、
- 職種
- 業界
- 休日
- 労働時間
- 給料額
- 社風
などの項目別に希望を考えて、なにを優先したいか決めておきましょう。
希望や優先順位を考えたうえで就活に取り組むことで、
- 就活の目的がハッキリする
⇒採用担当者に「やる気や熱意」が伝わりやすくなる - 就活の満足度が上がる
⇒入社後にギャップを感じるリスクが減る
このようなメリットがあります。
もちろん、あまりに優先項目が多いといつまでも就職できないので注意が必要ですが、希望や優先順位をつけることで何倍も就活が進みやすくなるはずです。
「企業のニーズ」を考えて短大中退からの就活を進めるる
就職活動が上手くいかない人に多いのが、面接や書類で、
- 自分の気持ち・希望だけをとにかく伝えている
- 得意なこと・長所などアピールしたいことを伝えている
このように自分勝手なアピールをしている例です。

実は応募企業にも、
- 「こんな属性の人材が欲しい」
- 「◯◯のポジションを募集中」
- 「こんな採用基準を設けている」
このように様々なニーズがあるので、応募者のアピールや人物像がニーズとかけ離れていると、採用は見送るしかありません。
つまり、企業は短大を中退した求職者に何を求めているかを考えながら就活することが大切なんです。
企業のニーズに合致したアピールができれば、採用担当者や面接官の心に響きやすく、内定をもらえる可能性が高くなるというわけです。
企業は「やる気や熱意」「人柄」を期待している
では、企業は短大中退の求職者に何を求めているのでしょうか。

実は、企業が短大中退者をはじめとする「未経験者」に求めているのは、「学歴」や「資格・スキル」ではありません。
- やる気や熱意
- 将来性
- 人柄・人間性
これらを期待していることが多いんです。
マイナビが調査した「第二新卒の採用で重視した基準」のデータを見ても、以下のような結果になっています。
第二新卒の採用で重視した基準(複数回答)
- 入社意欲の高さ 41.5%
- 一緒に働ける人材か 36.5%
- 社内と合いそうな人柄か 33.7%
データ参照元:マイナビ転職 中途採用状況調査より
学歴やスキルを不安に感じたり、少しでも好印象を与えようと自分を大きく見せたい気持ちもあると思いますが、企業が最も期待しているのは、
やる気や熱意があること
伸びしろがあること(ポテンシャルがある)
素直に話を聞けるなど人柄が良いこと
このように「企業が最も期待していること」にフォーカスして、きちんとアピールしていきましょう。
短大中退からの就職をひとりで悩むのはNG
さて、ここまで短大中退から就職するためのコツをお伝えしてきましたが、
と感じる人も多いと思います。
実際、就職活動をひとりでこなすのは大変ですよね。
そこで考えてほしいのは、ひとりで就活を進める必要はないということです。

短大中退から就職をする場合、
- どんな仕事が向いているかわからない
- 面接や書類に不安がある
- 就活のマナーや進め方に自信がない
- そもそもなにから手をつけていいかわからない
このように不安でいっぱいですよね。実はぼくも就活を一度挫折しています。
今は就職サービスが充実していますし、とくに「エージェント系」のサービスなら、キャリアアドバイザー(コンサルタント)が無料で就活をサポートしてくれます。これを賢く活用して就活を進めてみてください。

どうして「エージェント系」が良いかというと、
- 適正を相談しながら就職しやすい求人を紹介してもらえる
- 企業別に細かい情報を教えてもらえる
- 面接のコツをアドバイスしてもらえる(書類免除のケースもある)
など、グッと既卒の就活が楽になるからです。
とくに情報収集に関しては、キャリアアドバイザーが紹介する企業を訪問して情報を集め、
- 面接でどんなアピールが好印象か
- 上司の人柄や職場の雰囲気
- 詳しい仕事内容や休日・残業
などを把握しているケースが多いため、「エージェントを活用しているか・いないか」で就活に雲泥の差が生まれると言っても過言ではありません。
ぼくはエージェント系のサービスをメインに使うようになって、
- 書類落ちがグッと減った
- 面接に自信をもてるようになった
- 内定までモチベーションを保てた
このようなメリットがありました。「最初から使っていればよかった」と思います。
短大中退から就活するならおさえておきたい「エージェント選びのコツ」
ただし、エージェント選びにもコツがあります。
有名なエージェント系サービスは、
- リクルートエージェント
- DODA
- マイナビエージェント
などですが、こうした総合型転職エージェントは、正社員経験がある転職者を対象にしているケースが多いので、あまりおすすめはできません。

短大中退からの就活を専門的にサポートしてくれるエージェントを選んだほうが、自分に合う求人を紹介してもらえる可能性が上がります。
とくにおすすめしたいのは、「ジェイック(JAIC)」というサービスです。

ジェイックは未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスで、こんな特徴があります。
- 初めてでも相談しやすい
- 離職率の低い企業を紹介してもらえる
- 無料の就職講座を実施している
ブラック企業対策に強くバックアップもしっかりしているので、未経験でも良い企業に就職しやすいサービスです。
さらに、厚生労働省委託業者が全国でたった43社しか認めていない「職業紹介優良事業者」なので安心して利用できます。
サポート対応地域は、下記のとおり。
東京 神奈川 千葉 埼玉
愛知 大阪 兵庫 広島 宮城
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。

まずは登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※ジェイックは現在、世の中の情勢からWEB面談もしています。自宅にいながら安心して相談できます。
ジェイックのサポートエリア外で就職する場合は、「第二新卒AGENTneo」というサービスに登録しておきましょう。

第二新卒エージェントneoは、株式会社ネオキャリアが運営しているフリーターや既卒者に特化した就職エージェントです。
特徴は、スタッフが全員「第二新卒経験者」ということです。
なかには淡々と機会的にサポートを進めるエージェントもありますが、第二新卒エージェントneoは「二人三脚」で就活を進めていくイメージ。
キャリアアドバイザーや担当者も第二新卒を経験しているので、はじめてエージェントを使う方も安心して相談できるのが大きな魅力です。
もしかするとあまり聞き馴染みがないサービスかもしれませんが、
- 取引企業は1万社以上
- 1人あたり10時間以上サポート
- 訪問済の企業だけを紹介してくれる
このように実力があるエージェントです。
求人は全国に対応しているので、うまく活用してください(登録は30秒で完了します!)。

フリーターや既卒、ニートからの就職を成功させるには、未経験者の就職に特化したサービスを選ぶことが大切です。
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- フリーターや既卒、ニートからの就職ノウハウを教えてもらえる
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こんなメリットがあるので、就職支援サービスを使わないのは損です。
未経験からの就職に強いサービスを3社厳選したので、チェックしてみてください。