フリーターになるしかないかな。。。
どうしたらいい!?
こんなふうに悩んでいませんか?
学校を卒業してしまうと、
- 「就職は難しいかもしれない」
- 「ブラックしか就職先がないかも」
- 「フリーターになるしかない!?」
と不安になりますよね。
実はぼくも、新卒の就活を逃しフリーターから就職した経験があるので、不安な気持ちはよくわかります。
実際、既卒の就活は、新卒時と同じアプローチをしてもなかなか受からないですし、ダラダラ続けると「フリーターでもいいかな…」とモチベーションも下がってしまいます。
そこでこの記事では、新卒の就職を逃した方に向けて、新卒でフリーターになる前に考えてみてほしい5つのポイントをお伝えしていきます。
- 就職しないリスクと向き合っておく
- 早めの就活を心がける
- なぜ新卒の就活を逃したかを振り返ってみる
- 既卒の就活に必要なことを知っておく
- ひとりで悩まずに相談する
この記事の流れ
新卒でフリーターになったらどうなる!?就職しないリスクと向き合っておく
まずは、就職せずにフリーターになるリスクと向き合っておきましょう。
新卒の就職を逃した方のなかには、「しばらくはフリーターでいいかも」と考えている方、すでにアルバイトをはじめている方もいるはずです。
決して「フリーターは絶対に駄目」というわけではありませんが、フリーター生活は、
- 経済的に苦しくなりやすい
- 社会的な信用度が低く肩身がせまい
というリスクがあることを知っておくべきです。
フリーターは経済的に苦しくなりやすい
地域や仕事内容、シフト等にもよりますが、一般的なフリーターが1か月に稼げるお金は、だいたい10〜25万円程度。当然ボーナスは出ないケースがほとんどで、福利厚生もさほど期待できません。
実家暮らしならやっていけるかもしれませんが、「年金」「保険料」「交際費」「スマホ代」などを払うと、経済的には余裕がなくなるはずです。

上記は、「正社員と正社員以外の賃金」を比べたデータですが、右肩あがりの正社員に対し、正社員以外のフリーターや非正規雇用は、ほとんど平坦なままですよね。
その差は、20代後半から一気に広がっていきます。
また、人が一生に稼げるお金(生涯賃金)をフリーターと正社員で比較すると、実に4倍以上の差がつくこともわかっています。
【生涯賃金の比較】
フリーター
- 男性 6000万円
- 女性 6000万円
大卒正社員
- 男性 2億8000万円
- 女性 2億4000万円
引用データ:ハタラクティブより一部抜粋
もちろん、給料が全てではありませんが、新卒でフリーターになると、年齡があがるにつれて経済的な不安が大きくなりやすいということは頭に入れておいたほうが良いですよ。
フリーターは社会的信用が低く肩身が狭い思いをしやすい
また、フリーターは社会的な信用が低く肩身が狭い思いをしやすいことも知っておいてください。
ここで言う「信用が低い」というのは、
- 彼女がいるけど、フリーターだから結婚ができない
- クレジットカードの限度額が低い・クレカを作れない
- 「職業:フリーター」が恥ずかしい
このようなマイナスです。
「フリーターは身分が低い」なんてことはありませんが、いろいろと苦労は多いです。

ちなみにぼくは、当時付き合っていた彼女に「いつまでもフリーターの人は無理」とフラれ、フリーター生活をしていることが親に申し訳なく、実家に帰れませんでした。
正社員の友達と会っても話題や金銭感覚が合わず、劣等感を抱いたりもしました。
ですので、「フリーター生活はストレスも多い」ということは知っておいたほうが良いですね。
新卒の就職を逃したなら「早めの就活」を心がける
さてここまで、「新卒でフリーターになると様々なリスクがある」ということをお話ししていきました。
きっとこの記事を読んでいる方は、新卒の就職を逃して日が浅いはずです。
であれば、フリーターや派遣、ニート生活を選ぶよりも、就活をしてみることをおすすめします。
なぜなら、既卒やフリーターの就活は、早ければ早いほうが有利になりやすい傾向があるからです。

既卒の就活では、「若さ」「ポテンシャル」が重要視されます。
つまり、新卒で就職を逃したとしても、早く就活をしたほうが就職チャンスに恵まれやすいわけです。
以下は、フリーターの就職率を厚生労働省が調査したデータですが、フリーター歴半年以内は、64%が就職を決めていますが、
【フリーターの就職率(フリーター期間別・男女合計)】
- 6ヶ月以内 64%
- 7ヶ月から1年 58.3%
- 1年から2年 52.2%
- 2年から3年 58.9%
- 3年超 48.9%
引用データ:厚生労働省HPより抜粋
3年を超えると半数を割り、就職率はどんどん減少してしまいます。
就活は、後回しにすればするほど不利になってしまいます。
もしかすると、「フリーターになって経験やスキルを積んでから就職したい」と考えている方もいるかもしれませんが、アルバイト経験は大きな評価対象にはなりにくいという側面もあります。
ぼくはフリーターから就活したとき、「新卒でフリーターになり3年アルバイトを続けた」とアピールしましたが、
3年間フリーターをしてたようだけど、ほんとうに正社員で働く気持ちはある?
このように不安視されました。
企業側にしてみれば、アルバイト経験は評価が難しく、「フリーターを長い間続けている」という事実のほうが不安というわけです。
また、フリーター歴や既卒歴が1年、2年と増えると、自分よりも年齢が若い就活のライバルがどんどん増えていきます(毎年、既卒者は増えますから)。
ですので、新卒の就職を逃したなら「今」がチャンス。
時間が経つほどに就職は難しくなるので、なるべく早めに動き出すことをおすすめします。
「なぜ新卒の就活を逃したか」を振り返ってみる
では、新卒の就職を逃した方が、今から就活を成功させるにはどうしたらいいのでしょうか?
まずは、「新卒就活時の問題点を把握しておくこと」がとても大切です。

- どうして内定に結びつかなかったか
- 面接や書類に改善点はなかったか
- 就職を諦めた1番の理由は何か
これらを振り返ってみてください。
新卒の就職を逃したということは、同じ方法・アプローチを用いても成功する可能性は低いですよね。
ですので、「今後の就活で気をつけるべきポイント」を把握しておく必要があります。
ここで、「新卒の就職を逃してしまう代表的な原因」を3つご紹介するので、参考にしてみてください。
エントリー数が少ないために新卒就職を逃した

マイナビが調べたテータによれば、新卒者の平均的なエントリー数は、30.6社という結果が出ています。(参照データ:「2017年卒マイナビ学生就職モニター調査 3月の活動状況」マイナビより一部抜粋)
つまり、新卒の就活でこの数字を下回っていた場合は、エントリー数が少なかったために内定も少なかった(もらえなかった)可能性があります。
当然、エントリーが多ければ多いほど、内定が出る確率は高くなるので、応募数が少なかった場合は、積極的な姿勢で就活に臨みましょう。
こだわりが強すぎて新卒の就職を逃した

例えば、「この業界一本でいく!」「この職種以外は自分には向いてない!」など、こだわりが強すぎると内定は遠のいてしまいます。
もちろん、「これだけはどうしても譲れない」という、自分なりの「就職活動の軸」を持つ必要はありますが、とくに新卒を逃したあとの就活は、
- 新卒時よりも就職チャンスは減る
- 選択肢は狭まる
という現実があるので、「そのこだわりは本当に自分のためになるのか」をよく考えてみましょう。
面接官に良い印象を与えられず新卒就職を逃した

面接がうまくいかずに新卒の就職を逃した場合は、
- 面接時の声
- 顔の表情
- 服装などの見た目
など、目と耳に与える印象を改善することをおすすめします。
転職サイトdodaが行った「採用担当者が面接で見ているポイント」を調査したデータでは、以下がTOP3となっています。
【採用担当者が面接で見ているのはどこ?】
- 第一印象
- 受け答えの仕方
- 身だしなみ
「人は見た目が9割」という本が流行ったように、面接官が感じる印象は、第一印象や身だしなみに大きく左右されます。
新卒の就活時は面接の印象が悪かったとしても、見た目や声は短期間で修正が可能です。(面接対策については後でお話しします。)
ぜひチェックしてみてください。
新卒の就職を逃したなら「既卒者として何を求められているか」を考える
今から就活を成功させるには、「既卒者として何を求められているか」を考えることも大切です。

世の中には、「新卒がほしい」「経験豊富な中途がほしい」というニーズがある一方で、
- 既卒を積極的に採用したい
- 未経験者を育てていきたい
- すぐに働ける人材がほしい
このような考えで採用活動をしている企業もたくさんあります。
つまり、既卒や未経験者を求めている企業、業界を見極めることが就活成功の鍵になるわけです。
そして、「既卒や未経験者を求めている企業は、自分に何を期待しているか」をきちんと理解しておけば、書類や面接で適切なアプローチがしやすくなります。
以下は、「既卒を採用するときに重視しているポイント」を調査したデータですが、「やる気」「熱意」「人柄や素直さ」を重視していることが分かります。
【企業が既卒を採用する時に重視している点】
- 素直さがあり、育てやすいか
- 入社意欲の高さ、熱意があるか
- 「社風にフィットするか」「一緒に働いていけるか」などの人柄
参照データ:マイナビより一部抜粋
求人企業の面接官は、一緒に働く社員・上司が担当するケースが多いため、
- 「この人とは一緒に働きやすいか」
- 「入社したら自分たちのプラスになるか」
という視点で応募者を見ていることも多いです。
また、新卒を逃した既卒者は職歴がない未経験者なので、ポテンシャル(将来性)も大きな評価対象になります。
このように、「既卒者は何を求められているか」を理解しておけば、就活がグッとやりやすくなるはずです。
新卒を逃したあとの就活は1人で悩まないことが大切
そして、就活を進めるのなら1人で悩まない環境を作っておくことも大切です。

新卒を逃した後の就活は、新卒の就活時よりも大変ですし、孤独な戦いになります。ぼくは、一度就活を挫折して、結局フリーター歴3年でようやく就職した苦い経験もあります。
また、新卒の就活とは異なる部分もあるので、「就職はしたいけど、なにから手を付けていいかわからない」という方も多いはずです。
ですので、就活をひとりで乗り切ろうと思わずに、就職エージェントなどの就職サービスを賢く活用することをおすすめします。
エージェント系の就職サービスを使えば、キャリアアドバイザーと呼ばれる担当者が、
- 就活の進め方やコツ
- 希望にあう求人紹介
- 面接や書類のアドバイス
- 求人企業とのやりとり
などを無料でサポートしてくれるので、就活がぐっと楽になりますし悩まずに済みます。

また、面接が不安な場合も、企業別に良い印象を与えるコツを教えてもらえるので、短期間で面接力をアップできておすすめです。
ぼく自身は、
- 書類落ちが激減した
- 面接に自信がついた
- 内定までモチベーションを保てた
などのメリットがあったので、既卒の就活にエージェント活用はマストだと思っています。
「就活は全部自分ひとりでやりたい!」という場合はおすすめできませんが、少しでも就活を有利に進めたいなら、まずはこうしたエージェント系サービスに相談してから就活を進めると良いですよ。
知っておきたい「エージェント系サービス活用の注意点」
ただし、エージェントを活用する場合は、既卒者の就活を専門的にサポートしてくれるサービスを選ぶようにしてください。
一般的には、
- リクルートエージェント
- DODA
- マイナビエージェント
などが非常に有名ですが、こうした総合型の転職エージェントは、職歴がある転職者を対象としているケースが多いので、思ったようなサポートを受けられない可能性があります。

ですので、既卒者や未経験者を専門にしているエージェントを活用して、適切なサポートを受けましょう。
とくにおすすめしたいのは、「ジェイック(JAIC)」というサービスです。

ジェイックは未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスで、こんな特徴があります。
- 初めてでも相談しやすい
- 離職率の低い企業を紹介してもらえる
- 無料の就職講座を実施している
ブラック企業対策に強くバックアップもしっかりしているので、未経験でも良い企業に就職しやすいサービスです。
さらに、厚生労働省委託業者が全国でたった43社しか認めていない「職業紹介優良事業者」なので安心して利用できます。
サポート対応地域は、下記のとおり。
東京 神奈川 千葉 埼玉
愛知 大阪 兵庫 広島 宮城
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。

まずは登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※ジェイックは現在、世の中の情勢からWEB面談もしています。自宅にいながら安心して相談できます。
ジェイックのサポートエリア外で就職する場合は、「第二新卒AGENTneo」というサービスに登録しておきましょう。

第二新卒エージェントneoは、株式会社ネオキャリアが運営しているフリーターや既卒者に特化した就職エージェントです。
特徴は、スタッフが全員「第二新卒経験者」ということです。
なかには淡々と機会的にサポートを進めるエージェントもありますが、第二新卒エージェントneoは「二人三脚」で就活を進めていくイメージ。
キャリアアドバイザーや担当者も第二新卒を経験しているので、はじめてエージェントを使う方も安心して相談できるのが大きな魅力です。
もしかするとあまり聞き馴染みがないサービスかもしれませんが、
- 取引企業は1万社以上
- 1人あたり10時間以上サポート
- 訪問済の企業だけを紹介してくれる
このように実力があるエージェントです。
求人は全国に対応しているので、うまく活用してください(登録は30秒で完了します!)。

フリーターや既卒、ニートからの就職を成功させるには、未経験者の就職に特化したサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎の求人にたくさん出会える
- フリーターや既卒、ニートからの就職ノウハウを教えてもらえる
- 不安や悩みを相談できる
こんなメリットがあるので、就職支援サービスを使わないのは損です。
未経験からの就職に強いサービスを3社厳選したので、チェックしてみてください。