この先どうしたらいい!?
このままフリーターになるしかない?
このように悩んでいませんか?
新卒で早期離職してしまうと(する予定だと)、今後が不安ですよね。「どのように就活したらいいか」「アルバイトで食いつなぐしかないのか」と悩むのではないでしょうか。
ぼくはフリーターから就職した経験がありますが、結論から言えば、フリーターになるのは決しておすすめできる選択ではありません。
新卒1〜2年目で離職するなら、正社員としてやり直しを目指したほうが賢いです。
この記事では、
- 正社員のやり直しをおすすめする理由
- 新卒1〜2年目で離職したあとの就活方法
をお伝えします。
この記事の流れ
【フリーターは辛い】新卒1〜2年で離職したら正社員としてやり直しをおすすめする理由
では最初に、「新卒1〜2年で離職したら正社員のやり直し(再就職)をおすすめする理由」をお話しします。

それはズバリ、
- フリーターやニートはデメリットが多い
- 今は第二新卒の重要が高く「やり直し」がしやすい
と言えるからです。
給料は期待できず肩身がせまいフリーターになるデメリット
もしかすると、
1年目で離職したら就職先がなかなか見つからなそうだし。。。
このように「フリーター」もしくは「ニート」の道を考えている方もいるかもしれません。
しかし、ぼくの経験から言って、フリーターやニートなど非正規でやっていくのは、思っている以上に大変です。
あとで後悔する可能性が非常に高いです。
具体的には、
- 給料や待遇が良くない
- なにかと肩身の狭い思いをする
- 職歴が積み上がらない・スキルアップも難しい
このようなデメリットがあります。

例えば、収入面に関して言うと、正社員と非正規雇用の差は歴然としています。
以下は、正社員と非正規雇用の賃金を年代別に比較したグラフですが、20代中盤以降グッと広がることがわかりますよね。

フリーターのまま20代を過ごしてしまうと、同年代の正社員との収入差はあっと言う間に何十万円にもなってしまう可能性があるんです。
また、人が一生に稼げるお金を「生涯賃金」と呼びますが、
- フリーターは6〜9000万円
- 正社員は2〜3億円
と言われています。収入で3〜4倍の差がついてしまうかもしれないわけです。
さらにフリーターになると、
- 職業を聞かれると答えに困る
- 家族や親戚、恋人に合わせる顔がない
- クレカや賃貸の審査を通すのが難しい
など、なにかと肩身の狭い思いをします。
正社員のほうが社会は信用してくれるので、実はのびのび生きやすかったりします。

また、フリーターの仕事は基本的に単純作業のため、スキルアップや時給アップには限界があり、職歴の評価はずっと低いままです。
つまり、フリーターとして長く働けば働くほど、キャリア的には不利になる可能性が高くなってしまうわけです。
もちろん、フリーターには良い面が全くないわけではありません。
しかし、実際ぼくはフリーターをしていたころ、正社員の友人と金銭感覚が合わず惨めな思いをしましたし、ずいぶんと後悔をしました。
第二新卒の需要は高く「やり直し」がしやすい
もうひとつ「正社員としてやり直し」をおすすめする理由は、現在は第二新卒として転職しやすい状況だからです。

新卒入社した会社を1〜2年で離職すると、
- スキルがない
- 職務経験が未熟
- 早期離職がマイナスになる
このような不安から「再就職は難しいのでは!?」と考える方が多いと思いますが、現在は第二新卒者や未経験者の需要が高いので就職チャンスがたくさんあります。
以下は、日本商工会議所が調査した「企業が求める人材」についてのデータです。
求める人材について【複数回答】
- 即戦力となる中堅層、専門家 62.0%
- 一定の経験を有した若手社員(第二新卒等) 60.3%
- 新規学卒者(高卒) 40.3%
- 新規学卒者(大学卒、既卒) 37.9%
- 一般職層・非専門的な人材(パート・アルバイト等) 37.1%
- 管理職経験者 15.3%
- その他 3.2%
引用元:日本商工会議所より
このように、新規学卒者(大卒)よりも一定の経験を有した若手社員(第二新卒等)の人気が高いことがわかります。
ちなみに第二新卒というのは、新卒で入社した会社を3年以内で辞めて再就職する人材を指すのが一般的です。
需要が高いということは、
- 求人が豊富
- 条件が良い
- 入社ハードルが低い
このような状況が作られるのでチャンスです。
新卒1〜2年で離職したあとの就活方法【4つのポイントを意識しよう】
ではここからは、ぼくの就活経験と人事目線をもとに「新卒1〜2年で離職した後の就活を成功させるポイント」をお話ししていきます。
具体的には以下の4つです。
- ブランクはなるべく作らない
- 離職理由をプラスにかえる
- 下手なアピールよりニーズを考える
- 自分に合うエージェントを活用する
離職したあとはなるべくブランクは作らずに行動する
新卒で入社した会社を離職した場合は、なるべくブランク(空白)を作らずに再就職を目指したほうが有利になります。

もしかすると、すでに会社を離職していたり、離職したらしばらくはゆっくりしようと考えている方もいるかもしれませんが、
- ブランクが長くなるほど就職率は下がる
- どうして空白期間があるか質問されやすくなる
このようなデメリットがあることは頭に入れておいてください。
逆に、なるべくブランクを作らないようにスピーディーな行動(就活)をしたほうが、
- 再就職先にやる気とモチベーションをアピールできる
- 収入の心配や保険の切り替えなど余計な不安が減る
などのメリットがあります。
就活や転職活動は、先延ばしにしたりダラダラやるとモチベーションが続きません。
離職して少し休みたいのなら、
- 休む前に最低限の情報収集はしておく
- 期限を決めてメリハリをつける
これらを意識してみてください。
新卒1〜2年で離職した理由を「ポジティブ」に変える
新卒1〜2年で早期離職をすると、
このように悩む方は多いはずです。
とくに、ネガティブな理由で会社を辞める場合マイナスになりますよね。
そこで考えておきたいのは、離職理由やマイナスポイントをポジティブに変える方法です。

おすすめしたいのは、以下のような流れで理由やマイナスを説明するフォローです。
- 離職理由やマイナスは正直に話す・認める
- 早期離職やマイナスを経験して感じたこと・得たことを話す
- 再就職したらどうしたいか・意気込みを伝える
このような流れでフォローをしてみてください。
例えば、「どうして新卒で入社した会社を1年足らずで離職なさったのですか?」という質問を受けた場合、
- 業務内容が合わず1年で離職した。考えが未熟で反省している
- 自分を客観視でき、本当にやりたい仕事が見つかった
- 就職できたらこのような活躍ができるように日々精進したい
このように回答すれば、マイナスをポジティブな印象に変えることができます。
基本的に第二新卒者を採用する企業の採用担当者は、早期離職した理由を質問して、
- 過去の失敗から学べる人材か
- 納得できる理由があるか
- 人柄や考え方
などを見抜こうとします。
下手なアピールより求人企業のニーズを考える
次のポイントは、下手なアピールよりも求人を出している企業のニーズを考えたほうが良いということです。

新卒1〜2年で離職をすると、
どんな自己PRをすべき!?
このように悩む方は多いはずです。
たしかに転職活動では、経験やスキルを売り込むことが大切ですし、どんな活躍ができるかをアピールする積極性も必要です。
しかし、第二新卒の転職(再就職)に関していえば、もっともアピールすべきは、
- やる気や熱意
- 将来性(ポテンシャル)
- 人柄や人物像
などの人間性の部分です。
以下は、リクナビNEXTが公表している「人事が重要視する理由」を調査したデータです。(第二新卒者が対象)
人事が重視する理由ベスト5
- やる気 82ポイント
- ポテンシャル・将来性 79ポイント
- バイタリティ 74ポイント
- 社会人スキル 73ポイント
- 考え方が柔軟 60ポイント
※経験の浅い第二新卒を採用する理由ベスト5
引用データ:リクナビNEXTより一部抜粋
このように、経験やスキルといったスペックよりも、やる気や将来性、バイタリティなどの人間性の部分を重視していることがわかります。

実は、新卒で早期離職した人材や第二新卒者を採用する企業は、そもそも経験やスキルのある人材を求めて採用活動をしていません。
経験やスキルが未熟なのは承知で、
- 今後のポテンシャル
- 育てやすさ
- 給料を比較的安く抑えられること
これらを求めて採用をしています。
ですので、下手に背伸びをしたアピールをするよりは、やる気や将来性、自分の人柄が伝わる自己PRを準備しましょう。
情報収集は就職エージェントを活用して徹底する
最後のポイントは、就職エージェントを活用して情報収集を徹底するということです。

先程もお話ししましたが、新卒1〜2年で離職したあとの就活は「早めの行動」が鍵になります。
具体的には、早めに情報収集をして、
- どんな企業に再就職できそうか目星をつけておく
- 給料や待遇面はどのくらい期待できそうかを知っておく
- 就活(転職活動)をスムーズに進める環境を作っておく
これらが大切です。
新卒で離職する方の大半は、今後に大きな不安を感じているはずです。
その不安は、きちんと情報収集をすることでグッと和らげることができます。
そこでまずはやっておきたいのが、エージェント系転職サービスの活用です。
エージェント系のサービスに登録すれば、キャリアアドバイザーと呼ばれる担当者が就活を無料でサポートしてくれます。
キャリアアドバイザーは、求人を出している企業の採用担当者と打ち合わせをしたり、企業訪問をしているので、双方のニーズを元に仕事を紹介してくれたり、給料や待遇を調整してくれたりします。
どんなアピールをすれば好印象を与えられるかもアドバイスしてもらえます。

つまり、エージェント系サービスを活用することで、
- どんな企業に再就職できそうか目星をつけておく
- 給料や待遇面はどのくらい期待できそうかを知っておく
- 就活(転職活動)をスムーズに進める環境を作っておく
これらを満たすことができるというわけです。
ぼく自身、エージェント系のサービスを活用したことで、
- 自分に合う求人を紹介してもらえた
- 面接に自信がもてるようになった
- 内定まで就活のモチベーションを保てた
このようなメリットがありました。
ですので、まずは今すぐやるべきことは、エージェントを活用した情報収集です。
新卒で早期離職していてもきちんとサポートしてくれるサービスを選ぶ
ただし、エージェント系サービスは「新卒で早期離職した人材をきちんとサポートしてくれるサービス」を選ぶことが大切です。

例えば、リクルートエージェント、doda、マイナビエージェントなどの有名なエージェントは、求人数が多いため、登録しても問題はありませんが、
- みんなが使うので競争率が高くなる
- 基本的にはスキルや経験が豊富な人材が優先される
などの特徴もあります。
ですので、スムーズに転職活動を進めるために、第二新卒や未経験の転職を得意としているエージェントサービスをメインに使ったほうが良いです。
そのほうが、サポートが手厚く良い条件の求人を紹介してもらえる可能性が高まります。
ぼくがおすすめできるのは、レバレジーズ株式会社が運営する「ハタラクティブ」という第二新卒や未経験専門のエージェント。

第二新卒や未経験者が転職しやすい求人をたくさん紹介してもらえますし、職種も、
- エンジニア
- 営業
- 事務
- サービス・販売
などをはじめ、幅広く対応してくれます。
気さくで優しい担当者が多いので、転職の不安や悩みを相談しやすいのも大きな魅力です。
サポート対応エリアは、関東1都3県限定なので、東京・神奈川・千葉・埼玉で就職する場合は、ハタラクティブを活用しましょう。
また、関東以外で就職するなら、ジェイック(JAIC)というサービスを使ってみてください。

こちらも第二新卒や未経験者を対象にしたサービスなので、仕事を紹介してもらいやすく転職活動で分からないことがあっても丁寧に教えてもらえます。
離職率が低い企業を紹介してくれますし、無料の転職講座を実施しているので、転職が有利になりますよ。
関東はもちろんですが、
- 北海道
- 宮城
- 愛知
- 石川
- 大阪
- 神戸
- 京都
- 福岡
- 広島
- 熊本
などの転職にも対応しています。(※対応地域は変わる可能性があります)
ぜひ活用してみてくださいね。

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