これからどうしたらいい!?
正社員で就職できる?
このように悩んでいませんか?
専門学校中退から就職する場合、
- 学歴が高卒になってしまう
- 中退がマイナスになる
- 職歴がないので正社員は厳しい
など、いろいろと不安ですよね。
実はぼくもフリーターを経て就職した経験があるので、不安な気持ちはよくわかります。。。
でも、「就職したい!」「なんとかしたい!」という気持ちがあるなら、後ろ向きになる必要はありません。
なぜなら、専門学校中退でも20代中盤までは就職チャンスがたくさんあるからです。
今がんばれば、充実した20代を過ごすことができます。
ただし、専門学校中退から就職するにはコツがあります。
そこで今回は、ぼくの就活経験や人事目線をもとに、専門学校中退から就職成功させる5つのポイントをお伝えします。
- 早めに動き出す
- 専門学校中退の理由を上手にフォローする
- 企業のニーズを意識して就活をする
- 未経験でも就職しやすい仕事に目を向ける
- 就活は絶対にひとりで悩まない
この記事の流れ
就職に向けて早めに動き出す【専門学校中退からフリーターは報われない】
まず最初のポイントは、就職に向けて早めに動き出すことです。
ここが就職成功の大きな分かれ目になります。

もしかすると、専門学校を中退した方のなかには、
フリーターとかニートでもいいかな。。。
このように考えている人もいるかもしれません。
でも、「就職をしたい」「正社員になりたい」という思いが少しでも頭にあるなら、フリーターやニートになるのはおすすめできません。
なぜなら、以下のようなデメリットがあるからです。
- 1度フリーターになると就職のモチベが下がる
- アルバイト歴を重ねるごとに就職率は下がる
- 20代中盤からは正社員との給料の差がどんどん広がる
フリーターやニートは、正社員よりも楽です。
アルバイトでも、フルタイムで働けば「新卒の手取り額」と変わらない給料が貰えたりもします。
でも、1度フリーター生活に染まってしまうと、そこから抜け出すのは思っている以上に大変です。
1〜2年はあっという間に過ぎますし、就職に対するモチベーションも下がってしまいます。
また、フリーターを長く続けると、
- アルバイト歴は職歴と見なされないケースが多い
- 20代中盤から正社員と給料の差がどんどんつく
- 肩身の狭い思いをする
このような現実に直面することは押さえておいてください。
ぼくは、約2年半フリーター生活をしていましたが、いくらがんばっても同じ仕事の繰り返し、時給も数百円しか上がりませんでした。
当然スキルアップは叶わず、職歴として認められないケースも多いので、いざ就活をしようと思っても不利になります。
実際、就活の面接でアルバイト経験をアピールしたとき、
うちの仕事はそんな甘くないよ?
と厳しく言われたこともあります。
また、給料に関してもフリーターは不利になってしまいます。
下記の「正社員と正社員以外の賃金の推移」を表したグラフを見てください。
20代中盤くらいから、正社員との差がどんどん広がることが分かりますよね。
アルバイトは時給に上限を設けているケースが多いので、早い段階で給料は頭打ちになってしまいます。(30代になると年収で約80万円の差が生まれてしまいます。。。)
実家ぐらしならなんとかやっていけるでしょうが、一人暮らしでアルバイトの給料はキツイものがあります。
もちろん、お金が全てはありません。
でも、経済的な余裕がある・ないで『20代の生活の質(趣味・恋愛・結婚など)』はガラリと変わってしまうのが現実です。
知っておきたい!専門中退でも就職チャンスがある理由
では、どうして「早く動き出すこと」が就職の分かれ目になるのでしょうか。
それは、基本的に就活は若ければ若いほうが有利になるからです。

専門学校を中退すると、「未経験者」として就活をしますよね。
その「未経験者」を採用する企業は、
- ポテンシャル(将来性)
- バイタリティ・熱意
- 人間性(素直さなど)
これらを求めています。
仮に未経験の30歳と22歳が面接にきたら、やはり22歳の未経験者のほうに「将来性」「バイタリティ」などを感じやすいですよね。
つまり、若いほうが高評価を得やすいというわけです。
また、30歳まで正社員経験がなかったら、ブランク期間が長いことも不安要素になってしまいます。
なので就活では、早めに動き出すことが非常に大切なんです。
また現在は、
- 人手不足が続いている
- 企業のニーズが変化している
このような理由から、「専門学校を中退していても就職チャンスが豊富」ということも知っておいてください。

現在は、少子高齢化や働き方の変化、その他様々な要因が絡んで、人手不足を抱える業界が増えています。
とくに、中小企業の人手不足は深刻化していて、以下のデータを見てもわかるように実に約半数の企業が「人手不足」に頭を悩ませている状態です。
【人員の過不足状況について】
- 不足している 50.2%
- 過不足はない 45.5%
- 過剰である 3.5%
- 無回答 0.7%
調査地域:全国47都道府県
調査対象:中小企業 4,072社
調査期間:平成27年6月1日~23日
引用データ:日本商工会議所より
人手不足は企業にとって悩ましい問題ですが、専門学校中退で正社員を目指す就活者にとっては大きなプラス要素です。
採用ハードルが下がり就職しやすくなるからです。
もしかすると、正社員就職は「新卒が圧倒的に有利」と考える方が多いと思いますが、実は近年、企業が求める人材像は大きく変化しています。
下記のデータを見てください。
求める人材について【複数回答】
- 即戦力となる中堅層、専門家 62.0%
- 一定の経験を有した若手社員(第二新卒等) 60.3%
- 新規学卒者(高卒) 40.3%
- 新規学卒者(大学卒、既卒) 37.9%
- 一般職層・非専門的な人材(パート・アルバイト等) 37.1%
- 管理職経験者 15.3%
- その他 3.2%
引用元:日本商工会議所より
日本商工会議所が調査した「企業が求める人材」のデータによれば、新規学卒者(大卒)と非専門的な人材(フリーターなどの未経験者)の割合は同等の数字になっています。
これは、「新卒一括採用にこだわらない企業が増えている証拠」でもあります。

ですので、専門学校中退でも、諦めずに就活をすればチャンスはあります。
就職を叶えるカギ【専門学校中退の理由を上手にフォロー】
続いて2つの目のポイントは、専門学校中退の理由をフォローする準備が大切だということです。

就活の面接では、
このような質問される可能性が極めて高いので、専門学校中退の理由をうまくフォローする必要があります。
ぼくがもっともおすすめできるフォロー方法は、「中退理由のみをフォーカスしない説明方法」です。
具体的には、以下の流れで質問に答える方法です。
- 事実を認める・理由を簡潔に述べる
- その結果学んだこと・得たことを話す
- 就職したらどうしていきたいかを伝える
例えば、「どうして専門学校を中退したのか?」という質問に対しては、
- ◯◯が理由で中退した・中退は深く反省している
- しかし、中退をきっかけに今後について真剣に考えることができた
- 就職したら◯◯のスキルを身に着けて御社に貢献したい
このように、中退理由のみをフォーカスせずに、「学んだこと・得たこと」や「今後の展望」を併せて伝えるのがポイントです。
この方法であれば、中退理由を説明しつつ、自己アピールで解答を終えることが可能になります。
採用担当者は、中退理由を厳しく追及したいわけではなく、
- 「失敗や挫折からなにかを学べる人材か」
- 「本当に就職意欲がある人材か」
- 「将来性がある人材か」
などをチェックするために中退に関する質問をするケースが多いです。
ですので、中退の事実を隠すよりは、事実は認めて「前向きな姿勢」を示したほうが好印象を与えられる可能性は高いですよ。
企業のニーズを意識した就活を展開する【専門学校中退者は何を求められるか】
3つ目のポイントは、企業のニーズを意識した就活が大切だということです。

専門学校中退後の就活では、
- 学歴が高卒になること
- 新卒カードを失っていること
- 経験やスキルがないこと
などに大きな不安を感じている方が多いはずです。
しかし、そもそも「職歴がない応募者(専門学校中退者など)」を受け入れる企業は、
- 学歴
- 新卒の肩書き
- 経験やスキル
などを期待してはいません。
どちらかと言うと、
- やる気や熱意
- 人間性・会社の方針に合う人材か
- ポテンシャル(将来性)
を評価して採用を検討する場合が多いです。
「経験が浅い第二新卒を採用する理由」を調査したリクナビのデータを見ても、やる気やポテンシャル、バイタリティなどが上位を占めています。
人事が重視する理由ベスト5
- やる気 82ポイント
- ポテンシャル・将来性 79ポイント
- バイタリティ 74ポイント
- 社会人スキル 73ポイント
- 考え方が柔軟 60ポイント
※経験の浅い第二新卒を採用する理由ベスト5
引用データ:リクナビNEXTより一部抜粋
ですので、背伸びをしてスキルや経験をアピールするよりは、
- 就活にかける熱意をきちんと伝える
- 自分の人柄が伝わるエピソードを用意する
- 就職後の展望(どんな活躍がしたいか)を伝える
など、企業のニーズ(どんな人材を求めているのか)をきちんと理解して就活を進めることが大切です。
専門学校中退でも就職しやすい仕事に狙いを定める【仕事選びのコツ】
4つ目のポイントは、専門学校中退でも就職しやすい仕事に狙いを定めて就活を進めることです。

最初に「就職チャンスはある」とお話ししましたが、やはり新卒や職歴のある転職者に比べれば就職の難易度は上がります。
仕事を選びすぎたり、業界・職種の選択をまちがってしまうと、いつまで経っても就職できません。。。
もちろん、どうしても入社したい会社があるならチャレンジはしてみるべきです。
でも、こだわり過ぎは禁物。「専門学校中退の未経験者」が内定をとりやすい仕事をきちんと見極めて、チャンスが大きい求人にアプローチすることが正社員への近道です。
では、具体的にどんな求人が内定を取りやすいのでしょうか。
それはズバリ、以下の2つです。
- 人手不足の業界
- 未経験者の受け入れ実績が豊富な職種
先ほどもお話ししたように、現在は人手不足の業界が増えています。
日本商工会議所が調べたデータを見てもわかるように、介護や運輸、建設、サービス、IT系などは人手不足の割合が非常に高くなっています。
【人手不足・業界別集計】
- 介護・看護 72.2%
- 運輸業 60.9%
- 建設業 60.7%
- その他サービス 58.1%
- 情報通信・情報サービス業 56.7%
以下省略
引用データ:日本商工会議所より
こうした業界を狙えば、就職ハードルが低く十分にチャンスがあります。
また、そもそも未経験者の受け入れが多い職種にアプローチするのもおすすめです。
以下は、マイナビが調査した「職種未経験者歓迎の割合が多い職種」のデータです。
「職種未経験者歓迎」の割合が多い職種
- 美容・ブライダル・ホテル・交通
- 販売・フード・アミューズメント
- 技能工・設備・配送・農林水産 他
- 保育・教育・通訳
- 医療・福祉
- 管理・事務
- 公共サービス
- 企画・経営
- 医薬・食品・化学・素材
- コンサルタント・金融・不動産専門職
- 営業
- クリエイティブ
- 電気・電子・機械・半導体
- 建築・土木
- WEB・インターネット・ゲーム
- ITエンジニア
未経験者の受け入れが多いということは、就職チャンスが豊富なのはもちろん、
- 研修制度が充実している
- 同期も未経験で溶け込みやすい
- 未経験からキャリアアップしやすい
このような職場も多く、働きやすいというメリットもあります。
専門学校中退からの就活は絶対にひとりで悩まない
いよいよ最後のポイントは、就活の不安を1人で抱えない、たった1人で悩まないということです。

きっと、就活をしたくても、
- 「どんな仕事が向いているか分からない」
- 「人柄や熱意をきちんと伝えられるか不安」
- 「応募書類がうまくかけない、職務経歴書も真っ白」
このように悩んでいる方は多いはずです。
実際ぼくも、何から手を付けていいかわからず、なかなか一歩が踏み出せない時期がありました。
また、ひとりで悩んでしまうと就活を挫折する可能性も高くなります。
ですので、就活サービスを活用して就活をひとりで悩まない環境を作ることが大切です。
とくに「エージェント系」のサービスはおすすめで、キャリアアドバイザーと呼ばれる担当者に就活を手助けしてもらえます。
- 未経験歓迎の求人紹介
- 求人企業の内部情報やアドバイス
- 面接や応募書類の対策
などを無料でサポートしてもらえるので、就活サービスは賢く活用しましょう。

また、エージェントサービスのキャリアアドバイザーは、紹介企業の採用担当者とやり取りをして「企業のニーズ」を把握しています。
つまり、求人企業の
- 職場の雰囲気
- どんな上司がいるか
- 詳しい仕事内容
- どんな人材を求めているか
などの情報を握っている存在です。
ですので、企業のニーズを正確に知るためにも、キャリアアドバイザーとは早い段階で繋がりを作っておくことをおすすめします。
「専門学校中退からの就職」をきちんとサポートしてくれるサービスを選ぶ
ただし、エージェントの活用にはコツがあります。
有名なエージェント系サービスは、
- リクルートエージェント
- doda
- マイナビエージェント
などですが、こうした総合型転職エージェントは、正社員経験がある転職者を対象にしているケースが多いので、あまりおすすめはできません。

きちんとサポートしてもらうためにも、未経験者の就職を専門的にサポートしてくれるエージェントを選んでください。
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いかがでしたか?
専門学校中退から就職を成功させる方法をお話ししてきました。
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まずはこの3つのポイントをおさえて就活を進めてみてください。
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