このままフリーターで良いかも
ニート生活を続けたい。。。
こんなふうに思っていませんか?
- 正社員は自由がきかない
- 残業に休日出勤が当たり前
- ブラック企業で社畜になる
- 上司や先輩が怖い
こんなイメージから、正社員になりたくない、働きたくないと考える人は多いはずです。
実はぼくも同じような理由で就活をせず、学校卒業後は約3年フリーターをしました。
フリーターのほうが自由で気楽に生きられると思ったからです。
でも結局は、フリーターをやめて就職する道を選ぶことになりました。
なぜなら、フリーターを続けても「自由」で「気楽」な生活はできなかったからです。
むしろ正社員で働いたほうがいろいろな意味でプラスだということもわかりました。
この記事では、そんなぼくの就活経験や人事目線をもとに
- フリーターから就職する気になった理由
- 働きたくない人が知っておきたい3つの不安
- 未経験から就職する方法
をまとめました。
ぼくは決して「働きたくない・正社員になりたくないなんてダメ」と言うつもりはありません。
ただ、あとで後悔だけはしてほしくないと思っています。
この記事の流れ
働きたくない・正社員になりたくないフリーターが就職を決意した理由
まずはじめに、なぜフリーターから就職する気になったのかをお話しします。

最初にお伝えしたように、ぼくが「働きたくない・正社員になりたくない」と思ったのは、就職にこんなイメージがあるからでした。
- 残業や休日出勤で
自由がきかない - 上司や先輩が怖い
人間関係が悪い - ブラック企業の
社畜になってしまう
フリーターのほうが自由気ままに生きていけると考えたからです。
でも、実際にフリーターをしてみると、想像とはかけ離れた暮らしが待っていました。
フリーターでも結局忙しい【経済的に苦しく自由もない】
まず、フリーターをしていても結局は忙しくて自由がありませんでした。

働きたくない、正社員になりたくないと思ってフリーターを選んだのに、正社員以上に働いていた時期もあります。
なぜなら、フリーターは主に時給で働くわけなので、働かないと経済的に苦しくなるからです。
もちろん、正社員と比べれば仕事の責任は少ないと思いますが、
- 給料の大半は
家賃や生活費に消える - 年金や保険など
支払いに追われる
こんな理由があったので、正社員並に働かないとやっていけませんでした。
とくにぼくは東京でひとり暮らしをしていたので、家賃や生活費の負担が大きかったと思います。
せっかく東京に住んでいるのに、自由に遊び回ることはできず、毎日アパートとバイト先の往復。。。
フリーターをしている意味ってあるんだろうか?と思いはじめました。
「職業:アルバイト」フリーターの肩書がつらい。肩身が狭い思いをする。
もうひとつ嫌だったのは、「職業:アルバイト」という肩書が辛かったことです。

例えば学生であれば、知り合いや友達に「今、なにをしてるの?」と聞かれたら
- 「大学に通ってます」
- 「専門学生です」
と胸を張って答えられます。
でも、フリーターになると
今はつなぎで
アルバイトをしています
こんなふうに体裁を気にするようになります。
なぜなら、同年代の友人の多くは正社員でバリバリ働いていたので、自分の肩書に引け目を感じるようになるからです。
もちろん、体裁が気にならなければそれまでの話ですが、「フリーター」という肩書は、思っている以上に肩身が狭いです。
学生時代から付き合っていた彼女にも「フリーターの彼氏なんて嫌」と言われ、結局は別れました。
胸を張って「正社員で働いています」と言えるようになりたいと思いました。
このままずっとフリーターを続けていくことに不安を感じた
そして、フリーターをやめようと思った決定打は将来への不安です。

実はフリーターになって最初の1年くらいは、ある程度フリーター生活に満足していました。
正社員になるよりはマシだと思っていました。
しかし、フリーター歴が1年半をすぎると、将来に対する漠然とした不安を感じはじめました。
なぜなら、
- バイトは同じことの繰り返し
- 経済的に苦しいまま
- 友人はみんな就職している
こんな状態になったからです。
「バイトを続けても何もスキルが身につかない」
「もうこれ以上給料が上がる見込みはない」
「友達と距離を感じる」
と思い、「このままフリーターを続けたら将来どうなるんだろう?」と考え始めました。
そこで思ったのが、「フリーターは自由というわけでもないし、気ままにも生きられない」ということです。
働きたくない・正社員になりたくないという気持ちが徐々に変わり始め、フリーター2年目あたりから就活をはじめることになります。
正社員になりたくない・働きたくない人が知っておきたい3つの不安
さてここまで、フリーターから就職する気になった理由をお話しました。
まとめると、
- 結局忙しい
- 経済的に苦しい
- 肩身がせまい
- 将来の不安
これらが理由で「働きたくない・正社員になりたくない」という気持ちから、「就職してみよう」という気持ちに変わりました。

もちろん、これはあくまでもぼくのケースなので、すべての人に当てはまるとは言えません。
ただ、こうした経験を振り返ると、「働きたくない・正社員になりたくない」と思う人も、以下の3つのポイントは押さえておいたほうが良いと思います。
- フリーターやニートの経済的不安は
年々大きくなる - フリーターはスキルアップが難しい
- 社会的な信用を得にくい
いろいろな意味でマイナスになりがち
フリーターと正社員との収入の差は3倍から4倍
実はフリーターと正社員では、生涯賃金(人が一生に稼ぐお金の額)が3倍から4倍も違うと言われています。
統計によれば正社員の生涯賃金が2~3億円程度、フリーターでは5~8千万円程度という試算が出ており、実に3~4倍もの格差が生じる可能性があると言われています。
参照データ:「フリーターの就活」Jaicより一部抜粋
20代前半〜25歳くらいまではあまり気にならないかもしれませんが、年齢を重ねるごとに正社員と非正規雇用の収入差は大きくなっていきます。

基本的にフリーターは、早い段階で時給が頭打ちになるケースが多いので、大幅な給料アップは望めません。
一方正社員は、勤続年数や年齢によって給料が上がる傾向にあります。
そのため、正社員とは大きな収入差が生まれてしまうわけです。
もちろん、お金がすべてというわけではありませんが、人生には
- 結婚や出産
- 親の介護
- 老後
などお金がかかる場面はありますし、単純にお金があったほうがプライベートは充実しやすいですよね。
フリーターと正社員では、生涯賃金(人が一生に稼ぐお金の額)が3倍から4倍も違うということは頭に入れておくべきです。
フリーターはスキルアップが難しい
フリーターは、スキルアップが難しいということも押さえておきましょう。

正社員よりも「責任や仕事量が少ない」というメリットはありますが、
- 単純作業の繰り返し
- ルーチンワーク
- 雑用を任される
など、誰でもできる仕事しか回ってこないケースが多いです。
すると、いつまでもスキルアップができないので、次の仕事につながらなかったり、やりがいを見いだせなくなってしまいます。
「働きたくない・正社員になりたくない」という人はそれでもいいと思うかもしれませんが、
- 成長できない環境
- 目指すものが見えない
- 同じことの繰り返し
こうした環境に長くいると、不満を感じやすかったり精神的にしんどくなるものです。
フリーターは、スキルアップがしにくいということはしっかり押さえておきましょう。
社会的な信用が低い
社会的な信用が低いということも頭に入れておくべきです。

例えば、
- クレジットカードがつくりにくい
- ローンが組めない
- アパートを借りるのに審査が通らない
など、フリーターという肩書のせいで不便が生じるケースです。
今はクレジットカードがないとかなり不便ですし、生活やプライベートにも制約が出てしまうかもしれません。
また、先程もお話ししたように、フリーターという肩書は肩身の狭い思いもします。
なので、フリーターは社会的な信用が低いということも頭に入れておきましょう。
働きたくない・正社員になりたくないフリーターが未経験から就職する方法
というわけで、
- フリーターから就職する気になった理由
- 働きたくない人が知っておきたい3つの不安
をお話しました。
冒頭でもお伝えしたように、「働きたくない・正社員になりたくないなんてダメ!」と言いたいわけではありません。
ただ、少なくともぼくはフリーターになったことを後悔し、フリーター歴3年で就職をしました。

結果、就職後は
- 金銭的に余裕ができた
- 将来の不安が減った
- 仕事にやりがいを感じている
など、むしろ精神的に自由な充実した生活を送っています。
今は「もっとはやく就職していればよかった」と思っています。
なので、もしも同じような境遇の方は、就活にトライしてみるのも一つの方法ではないでしょうか。
未経験でも就職できる環境が整っている
正社員になるのは難しいでしょ!?
と思う人もいるはずです。
たしかに、フリーターやニートから正社員になるのは簡単とは言えません。
しかし現在は、フリーターやニートなど「未経験者」を採用する企業が増えているのも事実です。
人手不足の企業が多く、業界によっては採用のハードルが低くなっているからです。
実際、日本商工会議所が調査したデータでは、実に半分の中小企業は人手不足を抱えていることもわかっています。
【人員の過不足状況について】
- 不足している 50.2%
- 過不足はない 45.5%
- 過剰である 3.5%
- 無回答 0.7%
調査地域:全国47都道府県
調査対象:中小企業 4,072社
調査期間:平成27年6月1日~23日
引用データ:日本商工会議所より
また、未経験者を歓迎する職種に目を向ければ、正社員で就職するチャンスはたくさんあります。
「職種未経験者歓迎」の割合が多い職種
- 美容・ブライダル・ホテル・交通
- 販売・フード・アミューズメント
- 技能工・設備・配送・農林水産 他
- 保育・教育・通訳
- 医療・福祉
- 管理・事務
- 公共サービス
- 企画・経営
- 医薬・食品・化学・素材
- コンサルタント・金融・不動産専門職
- 営業
- クリエイティブ
- 電気・電子・機械・半導体
- 建築・土木
- WEB・インターネット・ゲーム
- ITエンジニア

さらに最近は、フリーターやニートなどの未経験者を専門的にサポートしてくれる就活サービスも充実しています。
- 若者ハローワーク
- サポステ
- 就職エージェント
などですね。
もしかすると「他人にサポートしてもらうのはちょっと…」と思うかもしれませんが、やはり専門家の力を借りたほうが、就活はグッと楽になります。
とくに就職エージェントは、求人を出している企業と結びつきが強く、
- 仕事を紹介してもらいやすい
- 細かな情報をおしえてもらえる
- 書類免除のケースもある
など、たくさんメリットがあります。
就職エージェントを活用することで、
と感じるはずです。

注意したいエージェント選び
ただし、エージェントの選び方だけは注意してください。
エージェントといえば、「リクルートエージェント」や「マイナビエージェント」「doda」などが有名ですが、これらは社会人経験がある転職者を対象としたサービスです。
そのため、「サポートは難しい」と断られるケースも多いです。

なので、「未経験者を専門としているサービス」を活用してください。
そうすれば、きちんとサポートをしてくれますし、フリーターから就職するコツをしっかり教えてもらえますよ。
とくにおすすめしたいのは、「ジェイック(JAIC)」というサービスです。

ジェイックは未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスで、こんな特徴があります。
- 初めてでも相談しやすい
- 離職率の低い企業を紹介してもらえる
- 無料の就職講座を実施している
ブラック企業対策に強くバックアップもしっかりしているので、未経験でも良い企業に就職しやすいサービスです。
さらに、厚生労働省委託業者が全国でたった43社しか認めていない「職業紹介優良事業者」なので安心して利用できます。
サポート対応地域は、下記のとおり。
東京 神奈川 千葉 埼玉
愛知 大阪 兵庫 広島 宮城
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。

まずは登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※ジェイックは現在、世の中の情勢からWEB面談もしています。自宅にいながら安心して相談できます。
ジェイックのサポートエリア外で就職する場合は、「第二新卒AGENTneo」というサービスに登録しておきましょう。

第二新卒エージェントneoは、株式会社ネオキャリアが運営しているフリーターや既卒者に特化した就職エージェントです。
特徴は、スタッフが全員「第二新卒経験者」ということです。
なかには淡々と機会的にサポートを進めるエージェントもありますが、第二新卒エージェントneoは「二人三脚」で就活を進めていくイメージ。
キャリアアドバイザーや担当者も第二新卒を経験しているので、はじめてエージェントを使う方も安心して相談できるのが大きな魅力です。
もしかするとあまり聞き馴染みがないサービスかもしれませんが、
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