ニートの自分には
できる仕事がない。。。
こんなふうに悩んでいませんか?
ニートをしていると「自分にはできる仕事が無いかも」と不安になりますよね。
実はぼくもフリーター・ニート生活をしていたので、気持ちはよくわかります。
たしかにニート歴やフリーター歴があると、仕事を見つけるのは大変ですし、就職チャンスも減ってしまいます。
でも、できる仕事が無い(ゼロ)というのは、単なる思い込みです。
ニートからチャレンジできる仕事は、実はたくさんあります。
この記事では、ぼくの就活経験や人事目線をもとにして「就職が不安なときの対処法・考え方」をまとめました。
- やってみなければわからない
- 仕事ができないのは当たり前
- ニートからでも出来る仕事とは
- おすすめできる仕事
- 就活はひとりで悩まない
この記事の流れ
ニートでも「できる仕事」かどうかはチャレンジしてみなければ分からない
まず知ってほしいのは、仕事ができるかできないかは実際にやってみなければ分からないことです。

- 「自分にはできない」
- 「ニートには無理」
このように最初から線引きをするのは、就職チャンスをごっそり捨てるようなものです。
それって、非常にもったいないことだと思いませんか?
実は仕事は、
自分には無理だと思っていた仕事
⇒やってみると案外できてしまった
これは苦手かもと敬遠していた業務
⇒実は得意になっていた
こんなケースが多々あります。
実際以前のぼくは、ろくにパソコンを使えず、人と話すことが大の苦手でした。
「IT系とか人と関わる仕事は駄目だ」と思っていた時期もあります。
しかし就職後は、バリバリPC業務をこなし、チームの橋渡し的な役割も任されています。
もちろん、募集要項を満たしていなかったり、絶対に向いていないと断言できる仕事にチャレンジする必要はありません。
でも、本当は興味があるのに「ニートだから」という理由で諦めてしまうのは、自らチャンスにフタをするようなものです。
ですからまずは、
- ニートだからできる仕事がない
- 自分には無理、どうせダメ
と線引きをするのはやめましょう。
今はニートだったとしても、いろいろな可能性はありますよ。
仕事ができるかできないかは実際にチャレンジしてみなければ分からない
【仕事ができないのは当たり前!?】ニートはできる仕事がないと悩む必要なし
もうひとつ知っておいてほしいのは、仕事ができないのは当たり前だということです。

できる仕事がない。。。
と言いますが、そもそも初めて就職をする場合、ほとんどの人は仕事ができません。
入社直後の新卒はできる仕事がないですし、転職者も仕事のやりかたに戸惑うケースが多く、力を発揮できなかったりします。
ですから「できる仕事がない」というのは、ニートだけの話では無いんです。
たしかに経験やスキルのある人が「仕事ができない」のは問題です。
しかしニートの場合は、経験やスキルがあるわけではないですよね。
仕事ができなくても当たり前ではないでしょうか。
ニートを採用する企業は人間的な部分を見ている
また、ニートやフリーターといった「未経験者」を採用する企業は、「即戦力性」「高いスキル」などを期待してはいません。
それよりも、
- やる気・熱意
- ポテンシャル
- 人柄・性格
など、人間的な部分を見て採用を決めます。
実際、第二新卒者の採用で重視するポイントをアンケート調査したデータでは、以下のような結果が出ています。
第二新卒の採用で重視した基準 2014年(複数回答)
- 入社意欲の高さ 41.5%
- 一緒に働ける人材か 36.5%
- 社内と合いそうな人柄か 33.7%
- 志望動機 24.0%
※以下省略
「マイナビ転職 中途採用状況調査」概要
○調査方法/FAXにて回答
○調査期間/2014年10月1日~10月31日
○調査対象/1年間(2013年10月~2014年9月)に中途採用活動実績のある企業 ( 回答社数713社)
つまり、「ニートだからできる仕事ない」と悩むよりも、
- どれだけ熱意を伝えられるか
- 就職後にどんな活躍をしたいか
- 自分はどんな人間か
などをきちんと伝えることが大切なんです。
ニートは仕事ができないのは当たり前。「熱意」「将来性」「人柄」で勝負をする。
ニートからでも出来る仕事とは【人手不足の業界が狙い目】
冒頭で、
- できる仕事が無いというのは
単なる思い込み - ニートからでも
チャレンジできる仕事はたくさんある
とお伝えしました。
でも、本当にチャレンジできる仕事なんてあるの?と思った人もいるはずです。

その答えはズバリ、人手不足です。
人手の足りない業界に目を向ければ、就職チャンスがたくさんあります。
実は現在、中小企業の多くが人手不足に陥っています。
日本商工会議所が調査したデータを見ても、約50%の企業が人手不足に悩んでいることがわかっているんです。
【人員の過不足状況について】
- 不足している 50.2%
- 過不足はない 45.5%
- 過剰である 3.5%
- 無回答 0.7%
調査地域:全国47都道府県
調査対象:中小企業 4,072社
調査期間:平成27年6月1日~23日
引用データ:日本商工会議所より
人手の足りない企業が多いということは、
- 求人が多くなる
- 採用の難易度が下がる
- ニートからでも
就職しやすくなる
このような環境ができます。
つまり、ニートからでも就職しやすい状態というわけです。
人手不足の割合が多い業界
とくに人手不足の割合が多い業界は、以下のとおりです。
【業界別集計】
- 介護・看護 72.2%
- 運輸業 60.9%
- 建設業 60.7%
- その他サービス 58.1%
- 情報通信・情報サービス業 56.7%
以下省略
引用データ:日本商工会議所より
介護や運送、建設やサービス、IT情報系は、ここ何年も慢性的に人手不足と言われています。
こうした業界に目を向ければ、就職のチャンスはたくさんあります。
もちろん、介護や運送といった業界は、仕事がハードだったり、ブラックのイメージが強い業界だったりもします。
しかし、すべての職場がハードでブラックというわけではありませんし、業界のなかで自分に合う職種を選べば、好待遇で働くことも可能です。
例えば、以下のようなイメージです。
介護業界=介護職
ではなく、
介護業界の事務職を選ぶ
運送=ドライバー職
ではなく、
運輸業界の営業職を選ぶ
人手不足の業界に目を向ければ、ニートからでもできる仕事はたくさんあります。
広い視野をもって仕事探しをしてみてください。
中小企業の半数は人手不足。人手不足の業界に目を向けてみる。
【できる仕事がないとは言わせない】ニートの就職におすすめできる仕事
また、ニートから就職を目指すなら「未経験歓迎」の割合が多い職種に目を向けるのもおすすめです。

以下は、転職サイトのマイナビが調査した「未経験歓迎の割合が多い職種」の一覧です。
「職種未経験者歓迎」の割合が多い職種
- 美容・ブライダル・ホテル・交通
- 販売・フード・アミューズメント
- 技能工・設備・配送・農林水産 他
- 保育・教育・通訳
- 医療・福祉
- 管理・事務
- 公共サービス
- 企画・経営
- 医薬・食品・化学・素材
- コンサルタント・金融・不動産専門職
- 営業
- クリエイティブ
- 電気・電子・機械・半導体
- 建築・土木
- WEB・インターネット・ゲーム
- ITエンジニア
未経験歓迎の割合が多いということは、当然ニートからでも就職がしやすい職種になりますし、
- 研修の充実
- 同期も未経験
(職場に溶け込みやすい) - キャリアアップのしやすさ
なども期待できるので、メリットの多い就職先と言えます。
繰り返しになりますが、「ニートはできる仕事ない」と線引きをしてしまったら、そこにあるはずの就職チャンスをすべて見逃してしまいます。
人手不足の業界や未経験歓迎の職種は存在するので、まずはこうした仕事(求人)を集めてみてください。
そのなかで
- チャレンジできそうな求人
- 興味のある仕事
にアプローチしてみてみましょう。
そうすれば、就職チャンスに恵まれるはずです。
未経験歓迎の割合が多い職種にアプローチしてみる
できる仕事ないとひとりで悩まないことが大切【頼れるものは頼ってニートの仕事探しをする】
最後にお伝えしたいのは、仕事探しをひとりで悩まないことです。

ぼくもそうでしたが、ニートやフリーターから仕事を見つけるのは決して簡単ではありません。
今でこそ、
- できる仕事が無いというのは、
単なる思い込み - ニートからチャレンジできる仕事は
実はたくさんある
と言えますが、もともとはそんな自信があったわけではありません。
また、ニートから就職するということは、
- どんな仕事を選ぶべきか
- 面接はどうしたらいいか
- どのように企業と接するべきか
など悩みも尽きないはずです。
そんな状態でひとり仕事探しをがんばっても、モチベーションを保つのが大変です。
ですから、ひとりでがんばろうとせず頼れるものはしっかり頼る賢さを持つことも必要です。

幸い今は、ニートの仕事探しを無料でサポートしてくれるサービスがたくさんありますよね。
例えば、
- ハローワーク
(わかものハローワーク) - サポステ
- 就職エージェント
などは、キャリアアドバイザーやカウンセラーが悩みを解決してくれたり、自分に合う仕事を紹介してくれたりします。
もしかすると「他人にサポートしてもらうのはちょっと…」と思うかもしれませんが、やはり専門家の力を借りたほうが、仕事探しはグッと楽になります。
とくに就職エージェントは、求人を出している企業と結びつきが強く、
- 仕事を紹介してもらいやすい
- 細かな情報をおしえてもらえる
- 書類免除のケースもある
など、たくさんメリットがあります。
就職エージェントを活用することで、
就職できそう…
と感じるはずです。

注意したいエージェント選び
ただし、エージェントの選び方だけは注意してください。
エージェントといえば、「リクルートエージェント」や「マイナビエージェント」「doda」などが有名ですが、これらは社会人経験がある転職者を対象としたサービスです。
そのため、「サポートは難しい」と断られるケースも多いです。

ですから、「未経験者を専門としているサービス」を活用してください。
そうすれば、きちんとサポートをしてくれますし、ニートから就職するコツをしっかり教えてもらえますよ。
とくにおすすめしたいのは、「ジェイック(JAIC)」というサービスです。

ジェイックは未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスで、こんな特徴があります。
- 初めてでも相談しやすい
- 離職率の低い企業を紹介してもらえる
- 無料の就職講座を実施している
ブラック企業対策に強くバックアップもしっかりしているので、未経験でも良い企業に就職しやすいサービスです。
さらに、厚生労働省委託業者が全国でたった43社しか認めていない「職業紹介優良事業者」なので安心して利用できます。
サポート対応地域は、下記のとおり。
東京 神奈川 千葉 埼玉
愛知 大阪 兵庫 広島 宮城
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。

まずは登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※ジェイックは現在、世の中の情勢からWEB面談もしています。自宅にいながら安心して相談できます。
ジェイックのサポートエリア外で就職する場合は、「第二新卒AGENTneo」というサービスに登録しておきましょう。

第二新卒エージェントneoは、株式会社ネオキャリアが運営しているフリーターや既卒者に特化した就職エージェントです。
特徴は、スタッフが全員「第二新卒経験者」ということです。
なかには淡々と機会的にサポートを進めるエージェントもありますが、第二新卒エージェントneoは「二人三脚」で就活を進めていくイメージ。
キャリアアドバイザーや担当者も第二新卒を経験しているので、はじめてエージェントを使う方も安心して相談できるのが大きな魅力です。
もしかするとあまり聞き馴染みがないサービスかもしれませんが、
- 取引企業は1万社以上
- 1人あたり10時間以上サポート
- 訪問済の企業だけを紹介してくれる
このように実力があるエージェントです。
求人は全国に対応しているので、うまく活用してください(登録は30秒で完了します!)。

フリーターや既卒、ニートからの就職を成功させるには、未経験者の就職に特化したサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎の求人にたくさん出会える
- フリーターや既卒、ニートからの就職ノウハウを教えてもらえる
- 不安や悩みを相談できる
こんなメリットがあるので、就職支援サービスを使わないのは損です。
未経験からの就職に強いサービスを3社厳選したので、チェックしてみてください。