この記事を読んでいるということは、
このままニートは続けるのはやばいかも。。。
こんなふうに悩んでいるのではないでしょうか?
先が見えないニート生活は、将来が不安になりますよね。
仮に、
「将来のために一歩前に進みたい
「とりあえず仕事を探さなきゃ」
「就職活動をしなきゃまずいかも」
このような危機感をもっていても、具体的にどうしたらいいかわからない方が多いのではないでしょうか。
実はぼくも、25歳までフリーター・ニート生活をしていました。
「ニートのままはやばいかも」と危機感を感じ、就活を開始した過去があります。
そんな経験から言えるのは、
- 危機感を感じたときがチャンス
- 「ニートがやばい理由」と向き合うことが大切
- 危機感を感じたら取り組んでほしいことがある
ということです。
危機感をもっているということは、まだまだ逆転のチャンスはあります。
もしも、「ニート生活に危機感を感じているけど身動きが取れない」というなら、参考にしていただけたら嬉しいです。
この記事の流れ
「ニートはヤバイ!?」危機感をもったときがチャンス
冒頭の話を聞いて、
こんなふうに思った方は多いかもしれません。
なぜチャンスかというと、心から「ニートはヤバイ」と危機感をもったときこそ、現状を打破する強いパワーが湧いてくるからです。
ヤバイという危機感が原動力になり、
- 生活を変えやすくなる
- 就活がしやすくなる
- 一歩踏み出しやすくなる
こんなチャンスが生まれます。
ニート脱出の大きな原動力=ニート生活への危機感
実は人間には、ホメオスタシスと呼ばれる「現状を維持しようとする習性」があります。
意識しなくても、「環境を大きく変えること=良くないこと」と勝手に体が反応するわけです。
つまり、ニート生活に慣れてしまったら、体はニート生活維持しようとするんです。

そんな人間の習性から抜け出すには、大きな原動力が必要です。その原動力になるのが、「ニート生活はやばい」という強い危機感。
ですので、ニート生活に危機感をもっているなら、一歩前に進むチャンスと考えてみてください。このチャンスを生かして、ニート脱出を成功させましょう。
危機感があるなら向き合うべき【ニートがやばい3つの理由】
ところで、ニート生活に危機感をもっているのは、なぜでしょうか?
もしも、
- 「なんとなくやばいことになりそう」
- 「そんなのヤバイに決まっている」
- 「実はきちんと向き合ったことがない」
このように考えているなら、ここで一度「ニート生活を続けることがヤバイ理由」と向き合っておくことをおすすめします。

なぜなら、ニートがヤバイ理由が明確になると、一歩を踏み出すモチベーションが上がるからです。
ぼく自身、ニートを続けるデメリットと向き合い「このままじゃ本当にヤバイ」と心の底から思えたことで、重い腰を上げることができました。
ここからは、知っておいたほうが良い「ニートがヤバイ3つの理由」を見ていきましょう。
金銭的に立ち行かなくなる
ニート生活を続けるとやばい理由のひとつは、「金銭的な問題」です。

- 貯金がたくさんあって一生お金には困らない
- 家が資産家で生活には何の不自由もない
こんな場合は別ですが、収入源がなければ確実に生活が立ち行かなくなります。
親の援助はいつまでも続きませんし、もしものことがあれば生活費すら払えなくなってしまいます。
ちなみに、ひとり暮らしの生活費を調べたデータによると、全国平均で月に約14万円かかることがわかっています(※税金や保険等は含んでいません)。
ですので、最低限生活できる程度の収入を確保しておかないと、金銭面でヤバイ状態になってしまいます。
また、若いうちはあまり考えられませんが、
- 老後(リタイア後)に必要なお金(約3000万円と言われています)
- 医療費
など、年齢を重ねるにつれてなにかとお金は必要になります。
もちろんお金が全てではありませんが、金銭的な問題は非常に大切。後悔だけはしないようにきちんと向き合っておいたほうが良いですよ。
交友関係がなくなる
金銭的な問題に次いでヤバイと言えるのが「交友関係」です。

最近、高齢者の孤独死が社会問題になっていますよね。ニートを続けると、周りから孤立しやすくなるので、交友関係が狭まってしまいます。
ぼくもニート生活をしていたころは、
- 友達が離れていった
- 家族とも連絡がとりにくくなった
- 社会との接点がなくなった
このような感じで、とてもつらかったです。
「ひとりのほうが気が楽」という方もいると思いますが、人間はひとりでは生きていけません。
交友関係はお金以上に大切なものですよ。
働きたくても働けなくなってしまう
3つめの理由は、「ニート期間が長くなればなるほど働くことが難しくなる」ということです。

まだ20代のうちは可能性がたくさんありますが、これが30代後半、40代と年を重ねると、
- 働きたいけど働き口がない
- 働く必要があるのに雇ってもらえない
- ブラック・限られた仕事しかない
など、非常に厳しい状況になってしまいます。
ニートから就職を目指す場合、基本的に未経験枠の求人に応募することになりますが、以下のデータを見るとわかるように、「未経験者歓迎」求人も年齢があがるとグンと少なくなります。
【未経験枠の求人数の推移データ】

ですので、ニート生活に危機感をもったその時に就活をスタートすることが大切。このチャンスを逃さないようにしましょう。
ニート生活に危機感を感じたときに取り組んだ3つのこと
それではここからは、ぼくがニートが生活に危機感を感じたときに取り組んだ3つのことをお伝えしていきます。
「なにからやっていいかわからない」
「なかなか一歩が踏み出せない」
と悩んでいる方は、次の3つのことからはじめてみてください。
- 就活アイテムをそろえる/いらないものを捨てる
- 生活リズムを整える
- ひとりで悩まずに頼るところは頼る
「就活アイテムをそろえる/いらないものを捨てる」
ニート生活に危機感をもっていても、「ついつい楽な方向へと流されてしまう」という方は多いのではないでしょうか。
そこでおすすめしたいのは、
- 就活アイテムをそろえる
- いらないものを捨てる
この2つです。

いきなり色々なことをやろうすると大変ですので、まずは「ニート生活を脱出しやすい環境」をつくることをおすすめします。
具体的にぼくがやったことは、こんな感じです。
- スーツや革靴を新調した
- 履歴書を買ってきた
- 美容室で髪を切ってもらった
- 最低限の身だしなみを整えた
- 筋トレを開始した
ニートを脱出すると決めてから3〜4日の間に、まずは「形から」を意識して、スーツや履歴書を用意したり、身だしなみを整えました。
お金はかかりますが、形を整えれば気持ちが引き締まり、身の回りを整えると自然にやる気のスイッチも入ります。
また、ニート生活は運動不足になりがちで体力的に不安になるので、筋トレをしたりランニングも効果的。体を動かすとメンタルも前向きになれるのでおすすめです。
そして、ニート脱出の妨げになるものとは距離を置いたほうが良いです。
例えばぼくは、ニートになってから四六時中パソコンでネトゲしていました。
ですので、ネトゲ生活に逆戻りしないようにパソコンは売って処分。売ったお金でスーツを新調したり、就活の交通費に充てました。
もちろん、ネトゲ自体が悪いわけではありませんし、ニートを抜け出すために修行僧のような生活をする必要はありません。
でも、自分に合ったニートを脱出しやすい環境を作り出す努力は必要です。
その一歩を踏み出せば、格段に次の2歩3歩が踏み出しやすくなりますよ。
「生活リズムを整える」
ニート生活をしていると、
- 昼夜逆転生活をしている
- 午前中に起きられない
- 外に出るのが億劫・怖い
など、生活リズムが乱れがちですよね。
先ほどもお話ししたように、ぼくはニートだったころ、朝までネトゲをして過ごしたり、起きるのは午後3時過ぎだったり、生活リズムがぐちゃぐちゃでした。

例えば、夜の仕事や不規則な勤務時間の仕事に就くことを考えているなら、それでも良いかもしれませんが、多くの会社は午前中に出社して日中仕事をします。
ですので、生活リズムの乱れは少しずつ正しておいたほうが良いです。
生活リズムを夜型から朝型に戻す効果的な方法は、「早く寝る」よりも「早く起きる」にフォーカスすることにあります。
人間には、「朝日のひかりを浴びると、体内時計が朝方に切り替わる」という仕組みが備わっているので、朝日が注ぐ時間帯に起きていることが大切です。
無理して早く寝るというよりは、朝日を浴びることを優先したほうが生活リズムは整いやすいというわけです。
また、生活リズムが整っても、ニート生活をしていると外に出るのが億劫ですよね。外出して人と接するのが怖いという方もいるかもしれません。
そんなときに試してほしいのは、「エア通勤」です。

エア通勤というのは、その名のとおり「通勤しているふり」です。
ぼくは、就職が決まるまでの間、
- 朝7時に起きて朝食を食べ
- スーツを着て身支度
- サラリーマンに混じって通勤電車にのる
こんな「エア通勤」をして、体や気持ちを慣らしていました。
「意味があるの!?」と思うかもしれませんが、通勤の練習をすることで億劫な気持ちや人と接する恐怖心がなくなり、「自分も通勤できそう」という自信が湧いてきます。
外に出て体を動かすことで気持ちも前向きになるので、ぜひトライしてみてください。個人的には非常におすすめです。
「ひとりで悩まず頼れるところはきちんと頼る」
きっと、いくらニート生活に危機感をもっていても、
- どうやって仕事を探していいかわからない
- 履歴書とか面接とか受かる気がしない
- そもそもニートから就職できる気がしない
このように不安を感じてなかなか1歩が踏み出せない方は多いはずです。
なにから手を付けていいか分からずに悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
そんなときは、ひとりで悩むのはやめにしましょう。
ひとりでニート脱出を抱え込まずに、頼れるものは徹底的に頼ったほうが賢いということを頭に入れておいてください。
今は、
- わかものハローワーク
- ヤングキャリアセンター
- 就活エージェント
など、ニートからの就職を無料でサポートしてくれるサービスがたくさんあるので、活用したほうが就活が何倍も楽になります。

ぼくは、最終的に就活エージェントを使って就活をしました。
とくに20代の場合、エージェント系のサービスを活用すれば、ニート生活が長くても就職出来る可能性は高いです。
一般的な就職エージェント系サービスは、
- 会員登録をする
- 担当者から連絡がくる
- 可能なら直接会って仕事を紹介してもらう
という流れでサポートをしてもらえます。
「担当者と直接会うのは緊張する」という方もいるかもしれませんが、ニートの気持ちや実情を理解している担当者がほとんどなので、怖がらなくても大丈夫。きっと、「相談してよかった」と思うはずです。
- 何から手をつけていいかわからない
- どんな仕事を選べばいいかわからない
- そもそも就職に自信がない
というなら、まずは、ニートの就職を専門にしている就職支援サービスに登録してみてください。
ニートからの就職に最適な就職エージェントとは!?
とくにおすすめしたいのは、「ジェイック(JAIC)」というサービスです。

ジェイックは未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスで、こんな特徴があります。
- 初めてでも相談しやすい
- 離職率の低い企業を紹介してもらえる
- 無料の就職講座を実施している
ブラック企業対策に強くバックアップもしっかりしているので、未経験でも良い企業に就職しやすいサービスです。
さらに、厚生労働省委託業者が全国でたった43社しか認めていない「職業紹介優良事業者」なので安心して利用できます。
サポート対応地域は、下記のとおり。
東京 神奈川 千葉 埼玉
愛知 大阪 兵庫 広島 宮城
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。

まずは登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※ジェイックは現在、世の中の情勢からWEB面談もしています。自宅にいながら安心して相談できます。
ジェイックのサポートエリア外で就職する場合は、「第二新卒AGENTneo」というサービスに登録しておきましょう。

第二新卒エージェントneoは、株式会社ネオキャリアが運営しているフリーターや既卒者に特化した就職エージェントです。
特徴は、スタッフが全員「第二新卒経験者」ということです。
なかには淡々と機会的にサポートを進めるエージェントもありますが、第二新卒エージェントneoは「二人三脚」で就活を進めていくイメージ。
キャリアアドバイザーや担当者も第二新卒を経験しているので、はじめてエージェントを使う方も安心して相談できるのが大きな魅力です。
もしかするとあまり聞き馴染みがないサービスかもしれませんが、
- 取引企業は1万社以上
- 1人あたり10時間以上サポート
- 訪問済の企業だけを紹介してくれる
このように実力があるエージェントです。
求人は全国に対応しているので、うまく活用してください(登録は30秒で完了します!)。
「ニートだからなんでもいい」という気持ちで就職するのはNG
最後に「これだけは頭に入れておいてほしい!」ということがあります。
それは、ニート生活に危機感をもっているからと言って、なんでもいいから就職すればOKと考えるのはNGだということです。
就職できても、
- ブラック企業だった
- すぐに辞めてしまった
- 体を壊してしまった
こうなったら、ニート生活に逆戻りです。
短期離職をすると、再就職のハードルが高くなりますし、自信もなくなってしまいます。
ですので、最低限自分がきちんと納得する形で就職先を決めましょう。
「ニートだからなんでもいい」ではなく、きちんと情報収集をして、少しでも自分に合う就職先を探してください。
そんな場合も就職エージェントのサポートは非常に役立ちます。賢く活用して、就活を進めることをおすすめします。
既卒者やフリーター、ニートなど未経験者に特化した就職サービス。無料の就職講座や職業紹介優良事業者認定でサポート力が高い。
URL:https://www.jaic-college.jp/

フリーターや既卒、ニートからの就職を成功させるには、未経験者の就職に特化したサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎の求人にたくさん出会える
- フリーターや既卒、ニートからの就職ノウハウを教えてもらえる
- 不安や悩みを相談できる
こんなメリットがあるので、就職支援サービスを使わないのは損です。
未経験からの就職に強いサービスを3社厳選したので、チェックしてみてください。