この記事の流れ
20代の無職・ニートには「半年後に就職して笑っている可能性」が十分ある
そろそろ就職して働きたい。
でも、無職だから不安…
20代のうちに正社員になりたい…
でも、ニート期間が長いから無理かな!?
こんなふうに悩んでいませんか?
無職やニートから就職するのは、勇気がいることですよね。
しかし、今は無職だったとしでも、就職に向けて動き出せば、半年後には楽しい社会人生活を送っている可能性は十分にあります。
というのは、ぼく自身がそうだったからです。
ぼくは25歳までフリーター・ニート生活をしていましたが、一念発起して就活を開始。
試行錯誤した結果、正社員になることができました。
そんな経験を通して思うのは、20代であれば、
「ニートで職歴がない」
「人と話すのが苦手」
「無職でスキルがない」
こんな状態でも、就職のチャンスは意外にたくさんあるということです。
そこで今回の記事では、就職をしたい無職の20代の方に向けて、「最初にこれだけはやっておいたほうが3つのポイント」をお話ししていきます。
- 考え方をシフトすることが大切
- 自分なりのルールと期限を決める
- 不安や悩みを1人で抱え込むのはやめる
参考にして、まずは一歩を踏み出してみてくださいね。
「20代無職・ニートの就職は難しい!?」考え方をシフトすることが大切!

もしかすると、
こんな気持ちが強い方もいるはずです。
その場合は、まずはその考え方を変えることが先決です。
どうしてかというと、
「自分は無職だから価値がない」
「ニートは良い仕事には就けない」
という姿勢で就活を進めても、上手くいく可能性は低いからです。
一度、企業側の立場になってみてください。
どうせ自分は、無職の20代。。。
ニート期間もあるし、自分には価値がない。
誰もこんな人を採用したくないですよね。
自信満々に振る舞う必要はありませんが、無職から就職をするなら、少なくとも「これから頑張っていく」という気持ちを前面に出して就活に臨むことはとても大切です。
実際、経験の少ない人材を採用するときには、以下のデータを見てもわかるように、「やる気」「将来性」「バイタリティ」などが重視されます。
【人事が重視する理由ベスト5】
- やる気 82ポイント
- ポテンシャル・将来性 79ポイント
- バイタリティ 74ポイント
- 社会人スキル 73ポイント
- 考え方が柔軟 60ポイント
引用データ:リクナビNEXTより一部抜粋
ですので、まずは気持ちの部分で負けないようにしましょう。
約3割の無職・ニートは正社員になっている
また、20代なら、無職やニートでも、きちんと求人を選んで就活をすれば、正社員として採用される可能性はきちんと残されています。
どうしてそんなことが言えるかというと、20代のうちは、
- 未経験可
- 既卒歓迎
- フリーター可
など、職歴がなくても採用を考えてくれる企業が多いからです。
以前は、「不況で就職難、転職は厳しい」と言われていましたが、今は「人手不足でどこも人材確保に必死、就職・転職がしやすい」状態です。
その傾向はデータにも表れていて、既卒者の内定率は年々伸びています。

つまり、ニートやフリーターのように職歴やスキルがなくても、就職できるチャンスが多いと言えるんですね。
また、以下は「1年前に無職だった人の現在の職業」を集めたデータです。
【大学卒者 男性】
- 正規の職員・従業員 30.4%
- パート・アルバイト 12.0%
- 派遣社員 2.4%
- 契約社員などその他 5.8%
- 自営業・自営手伝いなど 1.3%
- 家事等 0.8%
- 求職者 27.4%
- 非求職無業者(ニート) 18.4%
【大学卒者 女性】
- 正規の職員・従業員 29.4%
- パート・アルバイト 13.1%
- 派遣社員 7.2%
- 契約社員などその他 12.5%
- 自営業・自営手伝いなど 0.3%
- 家事等 0.4%
- 求職者 14.7%
- 非求職無業者(ニート) 20.8%
このように、男女ともに約3割は正社員になっているんです。
「もうだめだ…」と諦めてしまえば、就職は難しいですが、「これから頑張るんだ」と心に決めていれば、その思いは採用担当者に伝わります。
ぼくは人事にも関わってきましたが、転職者や就活生の採用は、スキルや経験だけでなく、応募者の人柄や熱意で決まるケースが多いです。
ですので、少しでもいいので考え方を前向きにシフトして、就職活動に臨みましょう。
それだけでも、就職できる確率はアップしますよ。
就職を目指すなら『自分なりのルールと期限』を決めて20代無職・ニートを抜け出そう

次のポイントは、『就職を目指す上でのルール・期限は決めておいたほうが良い』ということです。
どういうことかというと、
- 「20代で無職なんだから、どんな仕事でもいい」
- 「無職期間が長いから、なんでもいいから就職したい」
こんなふうに、「なんでもいい」というスタンスで就職をすると、仕事は逆に見つかりにくくなりますし、ブラック企業に捕まるリスクも高まってしまいます。
ですので例えば、
- 興味がある分野、業界、職種の求人を探す
- アルバイト経験を活かせそうな求人に絞る
- 学生時代得意だったことを活かせないか探る
など、自分なりのルールを決めて就活を進めてみましょう。
「無職の自分には応募できる仕事が無い…」と思い込んでいる方もいるかもしれませんが、世の中にはたくさんの求人情報が溢れているのが実情です。
「自分を活かすこと」を考えたり、就職支援サービスを活用して、適正のある仕事をアドバイスしてもらうのもおすすめです。(就職支援サービスについてはあとで詳しくお話しします。)
また、「20代でまだ若い」と思っていても、実は年を重ねるにつれて、応募できる求人の数はどんどん減っていくことも頭に入れておいたほうが良いです。
年齢と求人数の推移(緑の線が求人数)

年齢と求人数の推移を調べたデータでは、25歳、27歳、30歳で求人数はガクンと減ることが分かっています。
ですので、「この日までに就職する」と自分の中で期限を設定して動き出すことも大切なポイントです。
ぼくもそうでしたが、期限がないと「ダラダラ就活をして、思うように成果があがらない」ということになりやすいので、目標期限は設定することをおすすめします。
無職の20代が就活するなら「モチベーション維持」が大切

また、無職やニート期間が長ければ長いほど、就活を乗り切るのに力を使いますし、途中で投げ出してしまう確率が高くなります。
ですので、モチベーションの維持はとても大切です。
そこでおすすめしたいのが、
「就職したら20代をどう過ごしたいか思い描いてみる」
ということです。
- 就職したらこうしてみたい
- 正社員になったらこうなりたい
- 初任給でこんなことをしたい
など、就職後に叶えたい希望を考えておいたほうが、モチベーションを維持しやすいです。
就職すれば、当然金銭的に充実しますし、色んな意味で自信もつきます。
なので例えば、
- 20代で彼女(彼)を作って海外旅行に行く
- 就職したら20代のうちに欲しかった車を買う
- 趣味にもっとお金をかけて20代をエンジョイする
など、自分のモチベーションになる希望を思い描いてみることをおすすめします。
自分勝手なことでもいいので、就職する強い動機を見つけておいたほうが、無職・ニートから就職する強い原動力になりますよ。
無職・ニートの不安や悩みを1人で抱え込むのはやめて就活をする

無職の20代・ニートから就職するためには、「自分ひとりで就職を進めるのではなく助けをどんどん借りる」ということも大切です。
と思うかもしれませんが、無職やニートをしていると、そもそも生活スタイルを変えるのが難しいですよね。
ぼくも経験がありますが、就職しようと思っても、毎日朝方まで起きていたり、だらだら漫画を読んだりスマホでゲームをしたり…一向に進みませんでした。
就活をするモチベーションを高めるには、気合で乗り切るよりも、外から刺激をもらったほうが何十倍も楽です。
先ほどチラッとお話しした、就職支援サービスを活用することで、就活のプロに相談しながら就職活動を進めることができます。
会員登録をすることで、すべて無料で、希望に合った求人を探してもらえたり、応募書類や面接のアドバイスをしてもらえます。

キャリアアドバイザーと呼ばれる担当者が、無職からの就職をバックアップしてくれるんです。
サポートがあれば、就職までのスケジュールが明確になるので、
というように、就職活動が断然取り組みやすくなります。
自分流に就活を進めても、「今日はやめよう。明日からでいいや…」となってしまうので、モチベーションが切れて就活を挫折する可能性が高くなります。
一方、就職支援サービスを使ってキャリアアドバイザーに相談しておくと、やる気がでますし、がんばろうという気持ちも湧いてきます。
もちろん、
- 無職からの就職テクニック
- 自分に合う仕事の選び方
- 面接を乗り切るコツ
なども教えてもらえるので、ひとりでがんばるよりも就活がかなり楽になりますよ。
20代の無職・ニートをサポートしてくれる就職支援サービス2強
[jaic001]
いかがでしたか?
就職をしたい無職の20代の方に向けて、「最初にこれだけはやっておいたほうが3つのポイント」をお話ししました。
- 考え方をシフトすることが大切
- 自分なりのルールと期限を決める
- 不安や悩みを1人で抱え込むのはやめる
参考にして、まずは一歩を踏み出してみてくださいね。
[jaicbox]
フリーターや既卒、ニートからの就職を成功させるには、未経験者の就職に特化したサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎の求人にたくさん出会える
- フリーターや既卒、ニートからの就職ノウハウを教えてもらえる
- 不安や悩みを相談できる
こんなメリットがあるので、就職支援サービスを使わないのは損です。
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