高卒だから恥ずかしい。。。
こんなふうに悩んでいませんか?
「高卒」という学歴が邪魔をして、一歩が踏み出せないフリーターや既卒の方は多いのではないでしょうか。
ぼくもフリーター・ニートから就職した経験があるので、「フリーターの自分が恥ずかしい…」と胸を張れなかった時期があります。後悔も感じますよね。
でも、そんな「恥ずかしい学歴や経歴」は、悩んでいても解決しません。
というか、就職してしまえば「高卒」とか「フリーター」という肩書きって、実はそれほど関係ないと言えます。
結局は、悩まずに一歩踏み出してみることが大切なんです。
というわけで今回の記事では、
- 高卒を恥ずかしがらなくて良い理由
- そもそも就職できるのか
- 高卒から就職するために押さえたいコツ
3つのトピックをお話ししていきます。
この記事の流れ
高卒を恥ずかしがる必要がない理由【学歴よりも仕事ができるかどうかが大事】
まずは、「高卒という学歴を悩む必要はない」ということについてお話ししていきますね。

それはどうしてかというと、
- 就職して社会に出れば学歴だけでは評価されない
- 高卒で活躍している人はたくさんいる
このような理由があるからです。
ぼくもずっと、フリーター・ニートだったことにコンプレックスをもっていました。
ですが、いざ就職してみると、経歴で馬鹿にされることや不都合を感じることはほとんどありませんでした。

もちろん、高学歴や輝かしい経歴の持ち主が入社したらチヤホヤされますが、それも最初のうちだけ。結局は、
- 仕事ができるか、できないか
- 人柄・やる気や熱意があるか
で評価は決まります。
いくら高学歴ですごい経歴を持っていても、仕事ができなかったり人柄が悪ければ、会社でうまくやってはいけないというわけです。
世界を変えた2人は高卒
また、高卒は恥ずかしいと思うかもしれませんが、実は高卒(大学中退を含む)で大活躍している人は世の中にたくさんいます。
例えば、Appleの創業者スティーブ・ジョブズは大学を中退していますし、同じくマイクロソフトの創業者ビル・ゲイツも高卒です。
世界を大きく変えた2人は、学歴とは無縁というわけです。

日本に目を向けても、あの松下電器(パナソニック)の松下幸之助さんだったり、今世間で大きな注目を集めるZOZOTOWNの前澤友作さんも高卒です。
「そんなすごい人を引き合いに出しても…」と思うかもしれませんが、高卒でも成功できるのは事実ですよね。
ですので、まずは高卒を恥ずかしがらずに就職に向けて一歩踏み出すことからはじめましょう。
そもそも高卒は就職できる?【高卒で働く人の割合と就職チャンスについて】
高卒で正社員になるのは難しいでしょ?
こんなふうに不安を感じている方は多いかもしれません。
たしかに、大卒の新卒で就職する人たちと比べれば、高卒者の選択肢が狭くなるのは事実です。
「大卒以上」を採用基準にしているケースもあるからです。
けれど、現在の採用事情からすれば、高卒でも就職しやすい環境になっているのは確かなんです。
例えば、日本商工会議所が「企業が求める人材」を調査したデータを見てみてください。
求める人材について【複数回答】
- 即戦力となる中堅層、専門家 62.0%
- 一定の経験を有した若手社員(第二新卒等) 60.3%
- 新規学卒者(高卒) 40.3%
- 新規学卒者(大学卒、既卒) 37.9%
- 一般職層・非専門的な人材(パート・アルバイト等) 37.1%
- 管理職経験者 15.3%
- その他 3.2%
引用元:日本商工会議所より
近年は、大卒の新卒者よりも
- 高卒の新卒
- 第二新卒
の需要が高いことが分かっています。
つまり、「大卒の新卒」という肩書きがなくても、採用してくれる企業は増えているわけです。

また、人手不足を抱える業界が増えていることもチャンスです。
厚生労働省が調べたデータによれば、50%以上の企業は人手が足りないと回答しています。
【人員の過不足状況について】
- 不足している 50.2%
- 過不足はない 45.5%
- 過剰である 3.5%
- 無回答 0.7%
調査地域:全国47都道府県
調査対象:中小企業 4,072社
調査期間:平成27年6月1日~23日
引用データ:日本商工会議所より
人手足りないということは、
- 企業の採用活動が活発化する
- 採用の難易度(ハードル)が下がる
- 結果的に就職チャンスが増える
このような環境が出来上がるので、高卒で就職を目指す人にとっては追い風ですよね。
もちろん、なんの努力もしないで簡単に就職が決まるほど甘くはないですが、就職チャンスが増えているのは事実です。
恥ずかしいと思う必要なし【高卒から就職するために押さえたいコツ】
ではここからは、高卒から就職するコツについてお話ししていきます。

いろいろな「就活テクニック」がありますが、ぼくの就活経験から言って大切だとなのは以下の3つです。
- 高卒のマイナスを武器にする
- 就職しやすい仕事を視野に入れる
- 高卒の就職に特化した就活サービスを使う
高卒のマイナスを武器にする【後悔は活かせる】
きっと就職をするにしても、
うまく答えられない…
こんなふうに悩んでいる人は多いはずです。
そこでおすすめしたいのは、「高卒のマイナス」を武器にする方法です。
例えば、就活の面接などで、
こんな質問をされた場合に備えて、以下の流れを意識した回答を準備しておきます。
- 理由を簡潔に説明する
- 反省点や得たことを伝える
- 就職できたらどうがんばりたいかを伝える
このような流れで話しを組み立てると、どんなマイナスの質問も前向きな印象で回答を終えることができます。

フリーターになった理由だけを答えるとマイナスの印象のままですが、今後の意気込みで終わればポジティブな響きになりますよね。
高卒の学歴が恥ずかしい、もしくは後悔していても、その気持ちは「反省点」や「気づき」として活かせるというわけです。
基本的に採用担当者や面接官は、応募者のマイナス面を質問することで、
- 信頼性があるか
- 過去から学べるか
- 将来性はあるか
などをチェックしています。
ですので、マイナスを隠したりごまかすよりも、
- 理由を簡潔に説明する
- 反省点や得たことを伝える
- 就職できたらどうがんばりたいかを伝える
この流れを意識して回答を準備しておいたほうが良いですよ。
就職しやすい仕事を視野に入れる
2つ目のコツは、高卒者が就職しやすい仕事を視野に入れて就活をすることです。

高卒に限らず「就職できない」と悩む人の多くは、
- 仕事を選びすぎる
- 望みが高すぎる
- そもそもエントリー不足
こんな傾向があります。
ぼくも就活をはじめたころは、
- 自分の希望を満たす仕事がない
- だから応募数も少ない
- 結果面接にもなかなか呼ばれない
- モチベーションが下がる
といった悪循環にハマっていました。
もちろん、自分の望みを叶えることは大切ですが、なんの経験もない就活者がすべての希望が叶えるのは無理がある話だと思いませんか。
また、望みが叶ったとしても、「想像していたものと違う」「ギャップがあった」ということも多いので、自分の希望ばかり押し通すのは実は危険だったりします。

ですので、まず就職しやすい仕事を知って、そのなかでチャレンジできそうな求人にアプローチしたほうが内定はグッと近づくはずです。
就職すれば、経験を積むことでキャリアアップのチャンスもありますし、転職して希望を叶える道もあります。
高卒でも就職しやすい仕事
では、具体的にどんな仕事が高卒でも就職しやすいのでしょうか。
一般的に未経験でも一からチャレンジしやすいと言われているのは、
- 営業職
- 事務職
- 介護職
- ITエンジニア系
- 販売・サービス職
- 運送業界
- アパレル業界
などですね。

また、先ほど「人手不足」の企業が増えているとお話ししましたが、業界別の人手不足率を見てみると以下のような結果となっています。
【業界別集計】
- 介護・看護 72.2%
- 運輸業 60.9%
- 建設業 60.7%
- その他サービス 58.1%
- 情報通信・情報サービス業 56.7%
以下省略
引用データ:日本商工会議所より
人手不足が深刻ということは「就職チャンスがたくさんある」と言えるので、恥ずかしがらずにどんどんエントリーしてみるべきです。
高卒の就職に特化した就活サービスを使えば恥ずかしくない
最後のコツは、高卒の就職に特化した就活サービスを使うことです。

就職をするには、
- ハローワーク
- 求人情報サイト
- 就活エージェント
- SNSやウェブメディア等
なんらかの就活サービスを活用するわけですよね。
でも、「高卒という学歴が恥ずかしい」と思ってしまうと、なかなかハローワークに行けなかったり、そもそもエントリーできなかったり一歩踏み出すのが難しいはずです。
そこでやっておきたいのが、高卒の就職に特化した就活サービスをきちんと選んで登録しておくことです。
就職サービスといえば、
- リクルート
- マイナビ
- doda
などが有名だと思いますが、こうしたサービスは一般的に「社会人経験がある転職者」を対象としているケースが多いです。
そのため、登録してもなかなか就職に結びつかない可能性があります。
実際、リクルートエージェントの公式ページには以下のような注意書きがされています。
もちろん、登録してみるのはOKですが、メインで使うのは「高卒の就職を専門的にサポートしている就活サービス」にしましょう。
そのほうが、
- 高卒でも恥ずかしがる必要がない
- 未経験者に特化した求人が多い
- 就活のコツや進め方を1から教えてもらえる
- 悩みや不安を相談しやすい
などのメリットがあります。
高卒の就職をきちんとサポートしてくれる就活サービス
とくにおすすめしたいのは、「ジェイック(JAIC)」というサービスです。

ジェイックは未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスで、こんな特徴があります。
- 初めてでも相談しやすい
- 離職率の低い企業を紹介してもらえる
- 無料の就職講座を実施している
ブラック企業対策に強くバックアップもしっかりしているので、未経験でも良い企業に就職しやすいサービスです。
さらに、厚生労働省委託業者が全国でたった43社しか認めていない「職業紹介優良事業者」なので安心して利用できます。
サポート対応地域は、下記のとおり。
東京 神奈川 千葉 埼玉
愛知 大阪 兵庫 広島 宮城
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。

まずは登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※ジェイックは現在、世の中の情勢からWEB面談もしています。自宅にいながら安心して相談できます。
ジェイックのサポートエリア外で就職する場合は、「第二新卒AGENTneo」というサービスに登録しておきましょう。

第二新卒エージェントneoは、株式会社ネオキャリアが運営しているフリーターや既卒者に特化した就職エージェントです。
特徴は、スタッフが全員「第二新卒経験者」ということです。
なかには淡々と機会的にサポートを進めるエージェントもありますが、第二新卒エージェントneoは「二人三脚」で就活を進めていくイメージ。
キャリアアドバイザーや担当者も第二新卒を経験しているので、はじめてエージェントを使う方も安心して相談できるのが大きな魅力です。
もしかするとあまり聞き馴染みがないサービスかもしれませんが、
- 取引企業は1万社以上
- 1人あたり10時間以上サポート
- 訪問済の企業だけを紹介してくれる
このように実力があるエージェントです。
求人は全国に対応しているので、うまく活用してください(登録は30秒で完了します!)。

フリーターや既卒、ニートからの就職を成功させるには、未経験者の就職に特化したサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎の求人にたくさん出会える
- フリーターや既卒、ニートからの就職ノウハウを教えてもらえる
- 不安や悩みを相談できる
こんなメリットがあるので、就職支援サービスを使わないのは損です。
未経験からの就職に強いサービスを3社厳選したので、チェックしてみてください。