既卒フリーター就活の悩み

フリーター・既卒生活がつらい理由&正社員就職を叶える4つのポイント

フリーター・既卒生活がつらい理由&正社員就職をするための4つのポイント
ダイスケ

この記事は『既卒就職ナビゲーターのダイスケ』が担当します!

この記事の流れ

「フリーター生活・既卒が辛い…」就職して正社員になりたいあなたへ

フリーター生活がいよいよ辛くなってきた…

就職したいけど、どうしていいかわからない…

周りがみんな就職したし、お金がないのも辛い…

既卒を抜け出したいけど、今さら正社員になれる?

こんなふうに「フリーター・既卒生活が辛い…」と悩んでいませんか?

 

「最初はフリーターでもやっていけると思ったけど、時間が経つにつれて辛さを肌で感じるようになってきた」という人もいれば、

「就職をあきらめて既卒になったはいいけど、やっぱり辛い…」と後悔している人もいるかもしれません。

 

ぼくも新卒就職せずフリーターになった過去があるので、フリーターや既卒の辛さはよくわかります。

就職について色々と悩みました。

 

しかし、そんなときこそ、今がんばることが大切。そして、今がんばることでチャンスは巡ってくる、と言えるんです。

なぜかと言えば、「”今”がんばらなかったら、今後はさらにつらさが倍増していくから」なんです。

フリーター・既卒生活はどんどん辛くなる!?そうならないために就活して抜け出そう

もしかすると、

フリーター・既卒生活は辛いけど、

まだなんとなく就職する決心がつかない…

という人もいると思います。

 

そんな方のために、まずは、ぼくが実際に感じた「フリーター・既卒生活を続けるデメリット」をお伝えします。

今頑張らないと、フリーター・既卒生活はどんどん苦しくなってしまいますよ。

フリーターはいくら働いても時給換算。職歴にならないし、仕事に意味が見出しにくい

まず、フリーターを長く続ければ続けるほど、

  • 仕事に意味を見出しにくくなる
  • 生涯賃金が驚くほど低くなる

と言えます。

正社員とフリーターでは、生涯年収(一生に稼げるお金の額)に大きな差が生まれることを覚悟しなくてはいけません。

以下の図のように、正社員の賃金は年代があがるにつれ右肩あがりに増えるのが一般的ですが、(正社員以外はほぼ平坦ですね…)

一般労働者の賃金の推移

正社員になるのが遅ければ遅いほど、右肩あがりになるのが遅くなるため、上げ幅は期待できなくなります。

 

もちろん、フリーターとしてお金を稼ぐこと自体には意味はありますし、「責任が軽い」「すぐ辞められる」「自由度が高い」というメリットもありますが、アルバイトをいくらやっても、

  • 正社員のように”職歴”として認められない
  • 時給が大幅に上がることはない(給料があがりにくい)
  • 単純作業が多く、スキルアップができない

ということが大半です。

その結果、「なんのためにこの仕事しているんだろう?」と思う瞬間が多くなってきます。

フリーターは社会的信用が低い。肩身がせまいのでどんどん辛くなっていく

ぼくがフリーターをしていて最も辛かったことは、

  • 職業をアルバイトと答えるのが恥ずかしい
  • 同年代の友人は就職してしまう、結婚する人もいて孤独感を感じる
  • クレジットカード等の審査が通らない・一人暮らしの保証人に困る

など、社会的に信用が低く、肩身の狭い思いをしなくてはいけなかったことです。

 

20代前半のうちならあまり気にならないかもしれませんが、25くらいになれば、正社員とフリーターの差がだんだん出始めます。

友人は就職しているので、お金がある、自分は生活費で精一杯。結婚をしたり、なかにはマンションを買った友人もいるのに、自分は貯金ゼロ。

こうなると、精神的にかなりきついです。

 

先程のグラフのように20代後半以降はその差が大きくなるので、フリーター・既卒生活を続けるほどに辛さが増していきます。

フリーター生活は先が見えにくいので「諦め」が強くなる。

フリーター・既卒生活を続けていると、

  • 金銭的なこと
  • キャリア(仕事)
  • プライベート

の先行きが見えないので、どうしても「諦め感」が強くなってしまいます。

 

以下は、フリーターの就職率を調査したデータですが、

【年代別フリーター就職率】

  • 15〜19歳 男性15.7% 女性17.1%
  • 20〜29歳 男性28.8% 女性15.2%
  • 30〜39歳 男性23.3% 女性8.3%
  • 40〜44歳 男性20.6% 女性7.8%

独立行政法人 労働政策研究・研修機構 若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状②より一部抜粋

基本的には、20代中盤までをピークに年齡が高くなるにつれて就職率は減少する傾向があります。

 

また、未就業者を対象とした求人も、25歳前後をピークに年々減る(応募チャンスが減る)ことが分かっています。

なにが言いたいかというと、今就活をスタートせずに、2年後・3年後に先延ばししたら、さらにつらい状況に立たされる可能性が高いということです。

「もういいや…どうせダメだから」という考えグセもついてしまいます。

辛さを感じているならチャンスはある!今がんばって就活を進めることが大切

さてここまで、フリーター・既卒生活を続けるデメリットをお伝えしましたが、フリーターや既卒でいることに辛さを感じているなら、まだチャンスはあるんですよ。

 

本当に危険なのは、「辛い」「これじゃあダメだ」と思わなくなったときです。

諦めてしまったら、本当におしまいですから。

 

人間は、辛い状態を脱却したいと願う生き物です。

「フリーター・既卒生活が辛い」という強い思いは、裏を返せば、フリーター・既卒を抜け出す原動力になります。

その原動力を生かせば、就職活動も乗り切れます。ぼくもそうでした。

 

先程もお話ししたように、今がんばることでチャンスは巡ってくるので、まずは一歩踏み出しましょう。

辛いフリーター生活を脱出するには「いつまでに就職するかとりあえず決める」

ではここからは、フリーター・既卒生活を抜け出すコツをお話ししていきますね。

 

まず、最初にやっておきたいのが、

  • この日までに就職する
  • ◯月には正社員になっている

というように、期限を決めることです。

 

なぜこれが大切かというと、就活がダラダラと長引く事が多いからです。

とくにフリーターは、バイトをたくさん入れて就活がおろそかにならないように、重要度を「就活 > バイト」にコントロールすることが大切です。

 

バイト地獄にハマってしまうと抜け出せなくなるので、まずは期限を決めて、その日までに必ず就職するという目標を設定しましょう。

 

一般的に就職内定までにかかる時間は、早ければ2週間、遅くとも半年、平均的には2〜3ヶ月で決める人が多いと言われています。

ゴールが決まれば、逆算して就活スケジュールを組むこともできます。

ですのでまずは、いつまでに就職するかを決めましょう。

この章のポイント
  • いつまでに就職するかとりあえず期限を決める
  • 就活をダラダラ長引かせないために2〜3ヶ月を目安にする

マイナスはプラスに変換して辛いフリーター生活を脱出する

もしかすると、

フリーターや既卒生活は辛いけど、

なかなか就職活動を始められない

という人もいるはずです。

その理由は、フリーター・既卒からの就職に不安材料があるからではないでしょうか?

  • 正社員経験がない
  • フリーター歴が長い
  • これといったスキルがない(資格がない)

など、「痛いところを突かれたらどうしよう…」と不安になるからです。

 

しかし、考えてみてください。

そもそもフリーターを雇おうと考えている企業は、「職歴」「スキル」「経験」などは期待していません。

 

もちろん、スキルや資格はあったほうが良いですが、それよりも採用担当者は、

  • 本当に就職したいと思っているのか
  • 就職のためになにか努力をしてるか
  • 会社に合う人柄か・周りとうまくやれそうか

など、人間的な部分を見ていることのほうが多いです。

 

ですので、不安材料を過度に心配して動き出さないのは、とても勿体無いことです。

 

不安材料となるマイナスをうまく伝えるコツとしては、

過去は素直に反省している

今は「就職したいと真剣に思っている」

今後は御社でこんなふうに活躍したい

というように、過去から未来に沿ってプラスに転じるような説明をすることです。

  • フリーター歴は長いけど、その分就職して働くことを真剣に考えている
  • 就職しなかったことは本当に後悔している、だから就職したら今までの分を取り戻すつもりで貢献したい

など、マイナスをプラスに変換するイメージを作っておきましょう。

 

就職活動の面接や書類作成、あらゆる場面で使える考え方なので、習慣化しておくと良いですよ。

この章のポイント
  • マイナスはプラスにかえる努力をする
  • 過去から未来に沿ってプラスに転じる説明をする
  • 採用担当者は人間的な部分を見ている

フリーター・既卒の就活がつらいときは「つらい原因」としっかり向き合うことが大切

もしかすると、すでに就活を始めてみて、「就活がつらい」と悩んでいる人もいるはずです。

そんなときは、就活がつらい原因にきちんと対処できているかを考えてみてください。

 

どういうことかというと、

就職活動してるけど、なかなか受からない。。。

やっぱり既卒はつらい…

良い求人が見つからないな。。。

「フリーター」ってだけで世間は厳しい気がする…

このように、”既卒・フリーターだからダメ”という思考が停止している人は多いです。

 

たしかに、既卒・フリーターという肩書はマイナスに働くケースが多いですが、”既卒だから受からない” ”フリーターだからダメ”と考えてしまうと、いつまでたってもそこから抜け出せません。

 

例えば、書類落ちばかりで面接に進まないなら、その原因を「既卒・フリーターだから」で終わらせず、

  • 改善できるアピール方法を模索する

面接がうまくいかないなら、

  • 面接マナーや受け答えにおかしな点はない考えてみる

など、就活がつらい(うまくいかない)原因としっかり向き合うことが大切です。

 

ぼく自身は、「フリーターだから就活がうまくいかないんだ」という思い込みを捨てたことで、就活に対する気持ちが前向きになり、うまく進むようになりました。

単純なことですが、ぜひ意識してみてくださいね。

この章のポイント
  • 就活が辛い原因としっかり向き合う
  • ”既卒だから”で終わらない

フリーター・既卒からの就活はひとりで乗り切ろうと思わないことが大切

最後4つめのポイントは、フリーター・既卒から就職をするなら、ひとりでがんばろうと思わないほうが良いということです。

 

正直言って、フリーターから就職するのは簡単ではありませんし、うまくいかずに辛いこともあります。さらに、モチベーション維持も大変です。

フリーターや既卒が就活するときは、

  • 就活マナーやコツを理解する
  • ブラック企業対策をする
  • 応募タイミングを見極める
  • 応募企業が自分に合っているか判断する

など、いろいろなことを気にかけなくてはいけません。

しかし、これらをすべてひとりでこなすのはとても大変です。

 

だからこそ、利用できるサービスをうまく使ったり、頼れる人に頼って就活を進めたほうが挫折しにくいです。

 

とくに、就職支援サービスを使ってキャリアアドバイザーにサポートしてもらうのがおすすめです。

 

就職支援サービスというのは、キャリアアドバイザーという担当者が付いて、就活をバックアップしてくれるサービスのことです。

例えば、就活のマナーやフリーターが就職するときの効果的なアピール方法を教えてくれたり、適正に合う仕事を紹介してもらうことができます。もちろん無料です。

 

また、キャリアアドバイザーは、求人を出している企業の採用担当者とやり取りをしているので、普通には知ることができない企業情報を教えてくれたりもします。

それがそのままブラック企業企業対策になりますし、本当に自分に合う企業かを見極める助けにもなります。

 

ぼくも就職支援サービスを使って就職しましたが、とくに書類落ちが激減しましたし、モチベーション維持にとても役立ちました。

就活の第一歩として、まずはキャリアアドバイザーに相談してみると良いですね。

この章のポイント
  • 就活はひとりで進めない
  • 就職支援サービスを賢く活用する

フリーターや既卒の就活専門のサービスを使うのがポイント

ただ、ひとつだけ注意してほしいのは、フリーター・既卒の就職をきちんとサポートしてくれる就職支援サービスを使ったほうが良いということです。

 

例えば、マイナビエージェントやリクナビエージェント、DODAなど、有名なサービスはたくさんありますが、正社員経験がないと思うようにサポートしてもらえないケースもあります。

 

ですので、既卒者やフリーターの就活を専門的にバックアップしてくれるサービスを活用してください。

既卒やフリーターの就活がつらくなってしまう背景には、

  • 誰にも相談ができない
  • ひとりで悩みを抱え込んでしまう
  • だからどんどん辛くなる。。。

という悪循環があるので、就職支援サービスを使って、就活の不安や悩みを相談できる環境を整えておくことをおすすめします。

 

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こんなメリットがあるので、就職支援サービスを使わないのは損です。

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