でも、フリーターはなかなか抜け出せないかも…。
良い方法ってある?
こんなふうに悩んでいませんか?
実はぼくもフリーターから就職した経験があるので、「フリーターを抜け出したいけど不安」という悶々とした気持ちはよく分かります。
でも、悩んでばかりいても、なにも始まりませんよね。
そこでこの記事では、ぼくの経験を元に、フリーターを抜け出すための3つのステップをまとめてみました。
- フリーターを抜け出すために「マインド」を整える
- フリーターの弱点をカバーする
- 1人で就活をがんばらない
以上3つのステップを押さえれば、フリーターを抜け出すチャンスは巡ってきます。
サクッとお話ししていくので、参考にしてもらえたら嬉しいです。
この記事の流れ
フリーターを抜け出すためのマインドを整える
まずは、フリーターを抜け出すためのマインドを整えましょう。
「マインド」ってなにかというと、就職に向けた心持ちみたいなものです。
きっとフリーターの方のなかには、
- 「フリーターを抜け出せないかも」
- 「就職はハードルが高いはず」
このように、フリーターを抜け出すことをマイナスにとらえている方が多いはずです。(ぼくもそうでした。)
でも、フリーターを抜け出したいなら、就活に対して前向きな気持ちをもつことが大切です。
なぜなら、求人を出している企業は「前向きな応募者」を欲しがるからです。
焦りや不安はチャンスになる
そうは言っても、「なかなか前向きになれない」と思うかもしれませんが、ぼくは、「フリーターを抜け出したい」と思っている今こそ、大きなチャンスなんです。
フリーターを抜け出したいということは、焦りや不安、悩みがあるはずです。
人って、焦りや不安、悩みがあるときこそ、本気で頑張れる動物です。
焦りや不安があるからこそ、前に進めるんですよね。
つまり、一見ネガティブに思える感情こそ、大きな武器になるわけです。
ですので、逆に焦りや不安、悩みを力に変えるイメージで、「今こそチャンス!」と思って就活にトライしてみてください。
『フリーターを抜け出さないといけない理由』にフォーカスする
また、「フリーターを抜け出さないといけない理由」にフォーカスして、マインドを整えるのもおすすめです。
フリーターを続けるデメリットときちんと向き合えば、「こうしてはいられない!」とやる気が湧いてきます。
就活へのモチベーションを高めるために、「フリーターを抜け出さないといけない理由・続けるデメリット」について考えてみましょう。
「就職率の推移」
まず最初に考えたいのが、フリーターの就職率の推移です。
以下のデータを見てみてください。
【年代別フリーター就職率】
- 20〜29歳 男性28.8% 女性15.2%
- 30〜39歳 男性23.3% 女性8.3%
- 40〜44歳 男性20.6% 女性7.8%
引用元:独立行政法人 労働政策研究・研修機構 若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状②より一部抜粋
フリーターの就職率は、年齡が高くなるにつれて、どんどん就職率は下がっていきます。
様々な要因がありますが、年齡が高くなると応募できる求人が減少するので、就職チャンスは減る一方です。
ですので、フリーターを抜け出したいなら、少しでも若いうちに動き出すことが大切です。
「フリーターを続ければ続けるだけ就職が厳しくなる」ということは頭に入れておきましょう。
「正社員との年収差」
次に考えたいのは、フリーターと正社員の年収格差です。
もちろん、お金がすべてではありません。
でも、生活をしていくにはお金が必要ですし、それなりの収入がないと惨めな思いをします。
以下は、学歴別の正社員の生涯年収(生涯年収とは「一人の人間が一生で得られる収入の総額」)のデータです。
大卒
- 男性 2億8000万円
- 女性 2億4000万円
短大卒
- 男性 2億4000万円
- 女性 1億8000万円
高卒
- 男性 2億4000万円
- 女性 1億8000万円
引用データ:ハタラクティブより一部抜粋
※生涯年収とは「一人の人間が一生で得られる収入の総額。」
対してフリーターは、男女ともに6000万円程度で落ち着くことが多いと言われています。
正社員とは、約3〜4倍近い差が生まれることになります。驚きですよね。
仮に週休2日で1日8時間正社員並みに働いたとしても、ボーナスや退職金、厚生年金などが手厚い正社員とは、収入面で雲泥の差が出てしまうというわけです。
「フリーターから正社員になる時期が遅くなればなるほど、巻き返しが難しくなる」ということは心に留めておいてください。
「結婚率や老後のこと」
最後に、幸せな人生を送る上で大切な要素になりそうな、「結婚」「老後」についても考えてみましょう。
以下は、雇用形態別の結婚率を調べたデータです。
「雇用形態別の婚姻・交際状況(20代・30代)」
【男性】
- 正規雇用 27.2%
- 非正規雇用 6.7%
- 自営業 12.9%
- 失業中・仕事はしていない 2.0%
【女性】
- 正規雇用 28.2%
- 非正規雇用 25.8%
- 自営業 12.3%
- 失業中・仕事はしていない 12.4%
引用元:国土交通省Webサイトより抜粋
このように、女性はあまり大差がないものの、男性の場合は、正規雇用の約4分の1にまで減ってしまいます。
結婚率は、年収に比例する傾向があることも知っておいたほうが良いですね。
また、結婚することになると、
- 結婚式
- 引っ越し
- 新居
- 子どもにかかる費用
など、とにかくお金がかかります。
「結婚生活をスタートさせるときの理想の貯金額」を調査したアンケート結果は以下のとおりです。
【結婚生活をスタートする時の理想のふたりの貯金総額は?】
- 200万〜300万未満
- 450万〜600万未満
- 100万〜150万未満
- 150万〜200万未満
- 300万〜450万未満
引用元:ゼクシーより一部抜粋https://zexy.net/contents/lovenews/article.php?d=20100527
フリーターの平均年収は、20代で150万円程度、30代以降も200万円程度と言われているので、なかなか厳しいですよね。。。
老後の暮らしに関しても、正社員とフリーターでは、
- 貯金額
- 保険積立額
などに大きな差が生まれます。
今はフリーターとしてバリバリ働いていても、50代、60代になったとき、同じようなペースで働けるわけではありませんよね。
老後に後悔しても遅いので、「自分の将来のため」と思って、フリーターを抜け出すトライをしていきましょう。
フリーターを抜け出すための準備
フリーターを抜け出すマインドを整えたら、就活に向けて具体的な準備を進めていきましょう。
次の3つのポイントに注意することをおすすめします。
- フリーターを抜け出す期限を自分で決める
- 3ヶ月間、就活最優先を徹底してみる
- 挫折しないような環境づくりをしておく
「フリーターを抜け出す期限を自分で決めておく」
きっとこれまでも、
- 「フリーターをやめて就職しよう」
- 「そろそろ正社員を目指そう」
と考えたことがある方は多いはずです。
でも、なかなかフリーターを抜け出せず、ズルズルと続けてしまった…という方もいるのではないでしょうか?
フリーター生活は、惰性でいくらでも続きます。一度アルバイト生活に慣れてしまうと、意識しなければ、その習慣を断ち切るのが難しくなります。
ですので、フリーターを抜け出すためには、自分で期限を決めて「この日以降は、アルバイト生活はしない」と決心することが大切です。
就活は、相手(求人企業)次第というところもあるので、予定通りに進まないこともあります。
でも、ゴール設定をしない限り、就職は伸び伸びになる可能性が高いです。
一般的に就活は、最短で2週間、平均的に3ヶ月程度かかるケースが多いので、まずは自分でゴールの日付を決めましょう。
ゴールが決まれば、そこから逆算してスケジュールも組みやすくなるのでおすすめですよ。
3ヶ月間は「就活最優先」で過ごす
ぼくの経験上、ダラダラ就活をしても良い結果には結びつきません。
長期化するとモチベーションは下がりますし、フリーター生活に逆戻りする可能性も高くなります。
ですので、例えば、3ヶ月後にゴールを設定したなら、3ヶ月間は就活最優先を徹底してみてください。
- バイト先に話をしておいて面接日は絶対に休めるようにしておく
- 3ヶ月の間は遊びの予定よりも就活優先
など、就活に集中できる環境を自分で整えておきましょう。
人間の集中力は、そう長い間は続きません。就活も一緒です。
短期決戦で臨んだほうが、就活が成功する可能性は高いですよ。
「フリーターの弱点」をカバーする
経験やスキルがないから不安。。。
と悩む方は多いかもしれません。
- 「フリーターになった理由をどう説明したらいいんだろう!?」
- 「正社員経験がないマイナスをどうフォローしたらいい!?」
と不安になりますよね。
そんな場合は、これからお伝えする「フリーターの弱点をカバーする伝え方」を試してみてください。
例えば、フリーターが就職するときは面接等で必ず、
- 「どうしてフリーターを続けているのか?」
- 「なぜ、就職しようと思ったのか?」
- 「正社員としてやっていけるのか?」
といった「ネガティブ系の質問」を受けます。
これに対しては、次の3ステップで回答できるように準備しておきましょう。
- 「過去」のことは正直に話す
- 「今」感じている反省・学んだ教訓を伝える
- 「今後」はこうしたいという覚悟・意気込みを伝える
例えば、次のような感じです。
新卒での就職を諦め、1〜2年フリーターとして働こうと決めた。
しかし、友人が正社員として仕事に打ち込んでいる姿を見て、これではいけないと目が覚めた。
自分の考えは甘かった事に気づいた。
就職したら、遅れを挽回するために1日でもはやく戦力になれるようにがんばりたい。
このように、過去から今、未来という順番で話を進めれば、必ずポジティブな内容で回答を終えることができます。
よく「面接は前向きに」と言いますが、すべてを前向きに話すのは不自然ですし、無理もあります。
ですので、ネガティブなポイントをきちんと認め、話の流れに沿って、「今後はこうしたい」という結論に導けば、好印象を与えられるようになります。
「挫折しない環境」を作っておく
フリーターが就活するときに最も注意したいのが「挫折」です。
「うまくいかないから、やっぱりフリーターのままでいいや…」と諦めてしまったら、せっかくの努力も水の泡ですよね。
挫折して「自分はフリーターを抜け出せないんだ」と思い込んでしまうと、そこからもう一度就活をするのはとても大変です。
ですので、あらかじめ挫折しない環境を作っておくことはとても大切です。

いくら、「就活最優先」と心に決めても、就活がうまくいかないとモチベーションは下がってきます。
やる気も熱意もなくなってきます。
そこでおすすめしたいのが、最後のポイントとしてお伝えしたい「ひとりで就活をがんばらない」ということです。
フリーターを抜け出すことために「就活をひとりでがんばらない」
フリーターからの就活は、うまくいかないことが多いですし、孤独な作業になりがちでモチベーション維持が大変です。
ひとりで悩むと、ネガティブな方向に進みやすいので、挫折する可能性も高くなります。
ですので、最初からすべてをひとりでやろうと思わずに、「協力してもらう」という姿勢をもつことが大切です。
具体的には、就職エージェントを活用するのが最もおすすめです。
担当者(キャリアアドバイザー)が直接就活をサポートしてくれるので、仕事探しから面接対策まで、不安や悩みを相談できるからです。
ぼくの経験上、担当者がいると、
- 「◯◯さんにアドバイスをもらったから安心だな」
- 「◯◯さんに紹介されたから、がんばってみようかな」
とモチベーションになりますし、「就活を相談できる人がいる」という安心感は就活の強い武器になります。
ひとりでがんばるよりも断然就活が楽になるので、まずは就職エージェントを選ぶことから始めてみてください。
(最近は、フリーターを専門にサポートしてくれるサービスが充実しているので、フリーター専門の就職エージェントに登録しておくことをおすすめします。)
フリーターの就職をしっかりサポートしてくれる就職支援サービスを活用しよう
とくにおすすめしたいのは、「ジェイック(JAIC)」というサービスです。

ジェイックは未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスで、こんな特徴があります。
- 初めてでも相談しやすい
- 離職率の低い企業を紹介してもらえる
- 無料の就職講座を実施している
ブラック企業対策に強くバックアップもしっかりしているので、未経験でも良い企業に就職しやすいサービスです。
さらに、厚生労働省委託業者が全国でたった43社しか認めていない「職業紹介優良事業者」なので安心して利用できます。
サポート対応地域は、下記のとおり。
東京 神奈川 千葉 埼玉
愛知 大阪 兵庫 広島 宮城
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。

まずは登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※ジェイックは現在、世の中の情勢からWEB面談もしています。自宅にいながら安心して相談できます。
ジェイックのサポートエリア外で就職する場合は、「第二新卒AGENTneo」というサービスに登録しておきましょう。

第二新卒エージェントneoは、株式会社ネオキャリアが運営しているフリーターや既卒者に特化した就職エージェントです。
特徴は、スタッフが全員「第二新卒経験者」ということです。
なかには淡々と機会的にサポートを進めるエージェントもありますが、第二新卒エージェントneoは「二人三脚」で就活を進めていくイメージ。
キャリアアドバイザーや担当者も第二新卒を経験しているので、はじめてエージェントを使う方も安心して相談できるのが大きな魅力です。
もしかするとあまり聞き馴染みがないサービスかもしれませんが、
- 取引企業は1万社以上
- 1人あたり10時間以上サポート
- 訪問済の企業だけを紹介してくれる
このように実力があるエージェントです。
求人は全国に対応しているので、うまく活用してください(登録は30秒で完了します!)。

フリーターや既卒、ニートからの就職を成功させるには、未経験者の就職に特化したサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎の求人にたくさん出会える
- フリーターや既卒、ニートからの就職ノウハウを教えてもらえる
- 不安や悩みを相談できる
こんなメリットがあるので、就職支援サービスを使わないのは損です。
未経験からの就職に強いサービスを3社厳選したので、チェックしてみてください。