20代のうちに正社員になりたい。。。
でも、5年もフリーターをやってるから不安
こんなふうに悩んでいませんか?
ぼくもフリーターから就職した経験があるので、悩む気持ちはよくわかります。
フリーター歴が5年にもなると将来が不安になりますよね。
そこでこの記事では、フリーター歴5年で正社員になるコツをまとめてみました。
- 焦りはチャンスと捉えて今すぐ動き出す
- アルバイトは関連性や一貫性を考える
- 資格を取るなら目的から逆算する
- 前向きな回答を準備する
- ひとりでがんばりすぎない
将来が不安かもしれませんが、20代のうちなら就職チャンスはまだまだたくさん転がっています。
フリーター歴5年でも、諦めなければ大丈夫です。
この記事の流れ
フリーター歴5年の焦りはチャンスと捉える【今すぐ動き出す】
まず1つ目のコツは、焦りはチャンスと考えて「今すぐ」に就活をはじめることです。

フリーター歴が5年ということは、大卒なら20代後半、高卒や学校を中退している人なら20代中盤あたりですよね。
実は、この時期に正社員を目指して動き出すか、それとも惰性でアルバイトを続けるかで将来は大きく変わります。
なぜなら、20代中盤から後半にかけて(29歳あたりまで)が、フリーターにとって正社員チャンスのピークと言えるからです。
未経験の人材や第二新卒者を採用する企業は、主に25〜29歳の人材をターゲットにしています。
つまり、新卒の就職を逃した人にとっては、この時期が最後のチャンスになります。
このままフリーターを続けて30代に入ってしまうと、
- 就職できる業界や職種が限られる
- 書類落ちがグンと増える
- 正社員になるハードルが上る
など、就職が一気に難しくなってしまいます。
実際、未経験で応募できる求人の数はガクッと減ることもわかっています。

なので、まずは「今すぐ」に就活をはじめることをおすすめします。
焦りの気持ちがあるからこそフリーター生活を抜け出す原動力になる
きっと、フリーター歴が5年になると、正社員就職に焦りを感じている人もいるはずです。
「はやくなんとかしなきゃ」と悩むはずです。
でも、その焦りの気持ちこそ「就職のチャンス」なんです。

なぜなら、人は心の底から「このままじゃダメだ」と思ったときにこそ、現状を変える大きな力が湧いてくるからです。
もし、焦りや不安を感じなかったら、アルバイト生活をしていることに何も疑問を持ちませんよね。
基本的に人間は、恒常性(ホメオスタシス)という性質をもっているので、現状を維持することを好みます。
【恒常性とは】生体がさまざまな環境の変化に対応して、内部状態を一定に保って生存を維持する現象。
引用元:コトバンクより
フリーター生活に慣れてしまうと、「アルバイトを続けることが正しい」と体は認識してしまうわけです。
なので、よほどのことがない限り、フリーター生活を抜け出すのは難しいんですよね。
ぼく自身も、「このままずっとアルバイトはヤバい」「お金もないし落ちぶれるのは嫌だ」と不安な気持ちでいっぱいだったからこそ、フリーターを抜け出すことができました。
5年間のフリーター経験は関連性や一貫性を考える【アルバイトを活かす】
5年フリーター歴があると、いろいろなアルバイトを転々としている人が多いはずです。
そんな場合は、経験したアルバイトに
- 一貫性はないか
- 共通するポイントがないか
を考えておくことをおすすめします。
なぜなら、アルバイトの一貫性や共通ポイントを押さえておくと、就活でアピールがしやすくなるからです。

例えば、就活の面接でアルバイト歴をアピールする場合、
最初はコンビニエンスストアで働きました。その後、家電量販店で接客を経験し、アパレルでもアルバイトもしました。
このようにバイト歴を羅列しても、「アルバイトを転々としている人」というイメージしか与えられません。
- 食いつなぐためにアルバイトをしていただけ
- とくに目的がない
- なにが強みかわからない
こんな印象を持たれてしまうかもしれません。
一方、一貫性や共通ポイントを考えておけば、
コンビニエンスストアで接客を学び、他の業界でも接客スキルを伸ばしたかったので家電量販店でアルバイトをしました。
アパレルではこれまで学んだ接客トークを活かし、売上を伸ばすことができました。
(「接客スキル」という共通ポイント、一貫性)
このように効果的にアルバイト経験をアピールすることができるようになります。
たとえフリーターでも、5年アルバイト歴があると、
- どんな経験やスキルを積んできたのか
- 自分の強みや得意分野を理解しているか
などはチェックされます。
逆に言えば、5年のアルバイト経験や自分の強みをきちんと整理して伝えられるように準備しておくことが、就活成功のカギと言えます。
資格を取るなら目的から逆算する【フリーター歴5年をこれ以上延ばさない】
3つ目のコツは、資格を取るなら目的から逆算するということです。

フリーター歴が5年で就職を目指す人のなかには、
「資格があれば就職しやすい」
「アピール材料のために資格を取る」
「資格手当が期待できる」
このように考えて、資格取得を目指す人もいるはずです。
たしかに資格をもっていると就活にプラスはありますが、
- 資格はあくまでもプラスアルファ
- 目的から逆算しないと意味がない
- 就活しながら資格の勉強でもOK
以上3つのポイントも押さえておいたほうが良いですね。
「フリーターでも資格さえあれば就職しやすい」と考える人は多いと思いますが、資格はあくまでもプラスアルファ。資格に過度な期待をするのは危険です。
もちろん、その資格がないと従事できない仕事の場合は、資格価値が上がります。
例えば、業務独占資格といって、弁護士や税理士、行政書士などは、資格がなければそもそも働けないので、こういう資格は時間をかけてでも資格取得をする価値があると言えます。

ですが、未経験で就ける仕事で評価される資格のほとんどは、「その資格があれば尚良い=プラスアルファ」という場合がほとんどです。
そこでおすすめしたいのは、資格取得と就活は同時並行するということです。
たとえ資格を取得できていなくても、書類や面接で「現在資格取得に向けて勉強中」「次の検定試験を受ける予定」というようなアピールはできます。
資格取得のためにフリーター歴をさらに1年、2年伸ばすのは割に合いません。
また、資格取得を目指す場合は、
「資格があれば就職に有利だから」
ではなく、
「〇〇の仕事に就職するにはこの資格が必要だから」
このように目的から逆算して資格を選ぶことが大切です。
そうしないと、
「資格取得の勉強が続かない」
「資格は取ったけど就職先が見つからない」
など、本末転倒な結果になりかねないので注意してくださいね。
フリーター歴5年のマイナスを対策【ポジティブな回答を準備する】
次のコツは、就職の面接に備えてポジティブな回答の型を準備しておくということです。

5年のフリーター歴があると、就活の面接で、
「どうしてアルバイトをしていたのですか?」
「正社員としてやっていける?」
「なぜ今まで就職をしなかったのですか?」
など、否定的な質問を受ける可能性が高くなります。
こうした質問は、その場で取り繕うのが非常に難しいので、前もってポジティブな回答ができるように準備しておくことが大切です。
前向きな回答の型を知っておく
以下のような「前向きな回答の型」を頭にいれておくと便利です。
- 質問を受け止める・事実を話す
- 学んだことや反省点を語る
- 今後はどうしていきたいか伝える
このような流れで回答をすれば、否定的な質問をポジティブな印象で回答することができるようになります。
例えば、
という質問を受けたケースでは、
やりたい仕事が見つからず就職の機会を逃してしまいました。甘かったと反省しております。
しかし、アルバイトで様々な業務を経験し自分と向き合うなかで、進みたい方向が見えてきました。
今後は◯◯の分野で活躍できるように努力してまいります。
こんなふうに質問の答えだけでなく、学んだことや反省点を語り、今後の展望を伝えましょう。
そうすることで、ポジティブなイメージで回答できるようになります。
面接官や人事担当者は、フリーターの応募者に対して、
- 将来性のある人材か
- 失敗や過去から学べる人材か
- 熱意やバイタリティがあるか
などをチェックしています。
なので、フリーター歴に関する否定的な質問を受けた場合は、反省や学んだ点を伝えたり、就職したらどうしたいかをきちんとアピールすることが大切です。
フリーター歴5年で就職するならひとりでがんばりすぎない【賢く頼る】
最後のコツは、フリーター歴5年で就職するならひとりでがんばりすぎないということです。

フリーターから就職するとなると、
- どんな仕事を選んだらいいか
- 企業に連絡するときはどうしたらいいか
- 面接や書類はどう対策したらいいか
- ブラックを見分ける方法は
など、分からないことだらけですよね。そもそも何から手を付けていいかわからないという人も多いはずです。
そんな状態でたったひとりがんばっても、最後には挫折が待っているだけです。
なので、ひとりでがんばろうと思わずに就職を楽にするツールや詳しい人を頼って、賢く就活を進めましょう。
具体的には、
- ハローワーク(わかものハローワーク)
- サポステ
- 就職エージェント
などの就活を直接サポートしてもらえるサービスを活用します。
とくに就職エージェントは、キャリアアドバイザーと呼ばれる担当者が無料で、
- 希望に合う仕事選び
- 就活のマナーや進め方
- 応募企業の細かな情報
- 好印象を与える面接対策
などをサポートしてくれます。
現在はフリーターや未経験者に特化した就職エージェントが充実しているので、まずは会員登録をしておきましょう。
フリーターの就職におすすめできる就職エージェント
とくにおすすめしたいのは、「ジェイック(JAIC)」というサービスです。

ジェイックは未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスで、こんな特徴があります。
- 初めてでも相談しやすい
- 離職率の低い企業を紹介してもらえる
- 無料の就職講座を実施している
ブラック企業対策に強くバックアップもしっかりしているので、未経験でも良い企業に就職しやすいサービスです。
さらに、厚生労働省委託業者が全国でたった43社しか認めていない「職業紹介優良事業者」なので安心して利用できます。
サポート対応地域は、下記のとおり。
東京 神奈川 千葉 埼玉
愛知 大阪 兵庫 広島 宮城
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。

まずは登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※ジェイックは現在、世の中の情勢からWEB面談もしています。自宅にいながら安心して相談できます。
ジェイックのサポートエリア外で就職する場合は、「第二新卒AGENTneo」というサービスに登録しておきましょう。

第二新卒エージェントneoは、株式会社ネオキャリアが運営しているフリーターや既卒者に特化した就職エージェントです。
特徴は、スタッフが全員「第二新卒経験者」ということです。
なかには淡々と機会的にサポートを進めるエージェントもありますが、第二新卒エージェントneoは「二人三脚」で就活を進めていくイメージ。
キャリアアドバイザーや担当者も第二新卒を経験しているので、はじめてエージェントを使う方も安心して相談できるのが大きな魅力です。
もしかするとあまり聞き馴染みがないサービスかもしれませんが、
- 取引企業は1万社以上
- 1人あたり10時間以上サポート
- 訪問済の企業だけを紹介してくれる
このように実力があるエージェントです。
求人は全国に対応しているので、うまく活用してください(登録は30秒で完了します!)。

フリーターや既卒、ニートからの就職を成功させるには、未経験者の就職に特化したサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎の求人にたくさん出会える
- フリーターや既卒、ニートからの就職ノウハウを教えてもらえる
- 不安や悩みを相談できる
こんなメリットがあるので、就職支援サービスを使わないのは損です。
未経験からの就職に強いサービスを3社厳選したので、チェックしてみてください。