20代のうちに就職しないとマズイかも
将来が不安でしょうがない。。。
こんなふうに悩んでいませんか?
下記のデータを見てもわかるように、フリーターは将来に対して不安を感じやすい職業です。

危機感を持っている20代のフリーターは多いのではないでしょうか。
実はぼくもフリーターから就職した経験があるので、その気持ちはよくわかります。焦りますよね。
しかし、将来に対する不安・危機感は、裏を返せば「絶好のチャンス」。このチャンスを活かせるかどうかで、未来はガラッと変わります。
というわけでこの記事では、ぼくの就活経験と人事目線をもとに、
- どうして将来への危機感はチャンスなのか
- フリーターを抜け出す3つのコツ
をお話ししていきます。
この記事の流れ
将来への危機感や不安は20代でフリーターを抜け出す原動力
まず最初に、「なぜ将来への危機感や不安は絶好のチャンスなのか」をお話ししていきます。
結論を言ってしまえば、将来に対する危機感・不安は20代でフリーターを抜け出す大きな原動力だからです。

基本的に人間は、「現状維持」を好む生き物です。
人間には、ホメオスタシス(恒常性維持)といわれる「体を一定の状態に保つ能力」が備わっているので、変化を嫌う性質があります。
そのため、一度フリーター生活に慣れ親しんでしまうと、
- 今の生活を繰り返す(フリーターを続ける)=良いこと
- 今の生活を乱す(フリーターを抜け出す)=悪いこと
このようにプログラミングされてしまいます。
つまり、人間の特性上フリーター生活が当たり前になってしまうと、そこから抜け出すのはとても難しいわけです。。。
「就活したいけど、先延ばしにしてしまう」「一歩が踏み出せない」という方は多いかもしれませんが、それはある意味当たり前と言えます。
そんな「現状維持システム」に打ち勝つには、
- 将来に対する危機感
- 焦りや不安
- 取り残されたくない
このような、強い気持ちが必要になってきます。
危機感や不安はネガティブなものと思いがちですが、実はフリーターをやめて就職する大きな力になるというわけですね。
実際ぼくも、3年続けたフリーター生活を20代のうちに抜け出せたのは、
「もうこんな生活を続けたくない」
「将来惨めな思いをするのは絶対イヤだ」
「友人が全員就職して取り残されて恥ずかしい」
こんな、強い危機感や不安があったからです。
とくに、以下の3つは就活への大きな原動力になるはずです。
- 将来(仕事)への危機感
- お金に対する危機感
- 交友関係に対する危機感
将来(仕事)に対する危機感
フリーターは、仕事がいつ途切れるかわかりませんし、スキルアップやキャリアアップも難しいですよね。
常に「先が見えない生活」を送る羽目になり、これは大きな不安です。

就職できれば、安定した仕事・収入・福利厚生が手に入るので、人生設計が格段にしやすくなります。
ですので、
- ずっとフリーターでやっていける?
- 将来どうなるか不安でしかたない
- 仕事にやりがいをもてない
こんなふうに悩んでいるなら、将来に対する危機感を大きな原動力に変えましょう。
お金に対する危機感
以下のグラフは、厚生労働省が調査したフリーター(正社員以外)と正社員の賃金を年代ごとに比較したデータです。

年齢があがるにつれて、給料差がどんどん開いていく様子が一目瞭然ですよね。
一説には、フリーターと正社員の平均的な生涯給料(人が一生に稼ぐお金)の差は、2億円以上とも言われています。
フリーターをしていると、
- 「年齢を重ねる=出費は増えていく」それなのに給料は上がらない
- 働けなくなったとき後ろ盾がない
- 貯金もほとんどできない
- 親に頼ることもできなくなっていく
このような「経済的な危機感」を抱くことになります。
ですので、お金に対して不安を感じているなら、経済的な安心を原動力に変えてフリーター脱出を目指しましょう。
交友関係に対する危機感
フリーターを続けていると、交友関係も狭くなりがちです。
- 「周りの友人はみんな就職してしまった…」
- 「結婚して家庭をもっている友人もいる」
- 「家族や親戚に合わせる顔がない」
このように肩身の狭い思いをしがちではないでしょうか?

ぼく自身、フリーターだったころは、大学時代から付き合っていた彼女には振られ、友人と顔を合わせるのもしんどく、散々でした。。。
「周りから取り残されたくない!」という危機感は、フリーターを抜け出す大きな原動力になるはずです。
ネガティブな感情を就活のモチベーションに変えましょう!
フリーターにとって就職しやすい状況になっていることを知っておく
もしかすると、
本当にフリーターがまともな仕事に就職できるわけ!?
このように不安を感じるフリーターの方は多いかもしれません。
たしかに、フリーターの就職は新卒の就活に比べれば大変です。
しかし、近年はフリーターや既卒者にとって就職しやすい状況になっているということを知っておいてください。

例えば、以下のデータは既卒者の内定率を調べたデータですが、ここ数年は40%中盤をずっとキープしていることがわかります。
【既卒者の調査時点での内定率】
- 2018年度 45.0%
- 2017年度 44.0%
- 2016年度 45.0%
- 2015年度 43.2%
- 2014年度 30.7%
※マイナビ既卒者の就職活動に関する調査より
(参照データ:マイナビニュースより一部抜粋)
2014年と比較すると、約15%も内定率が上がっていることがわかりますよね。
また、近年は
- 人手不足
- 少子高齢化
- 人材ニーズの変化
などが理由で、職歴やスキルがない「フリーター」「既卒者」や第二新卒者の需要はグッと高まっていると言われています。
とくに20代の若いうちなら、未経験でも就職チャンスはたくさんあります。
ですので、
- 危機感をチャンスに変える
- 20代で就職チャンスがあるうちに行動する
このようにポジティブな気持ちで就活を進めていきましょう。
悪い面ではなく、「良い面」を見るようにしてフリーター脱出を目指すと良いですよ。
20代でフリーターから就職する3つのコツ【危機感と不安を味方につける】
ここまで、「危機感と不安がフリーターを抜け出す原動力になる」ということをお伝えしました。
では、具体的にフリーターから就職するにはどうしたらいいのでしょうか。
おすすめしたいのは、以下の3つのコツを押さえて就活に臨むことです。
- 求人を出している会社は何を求めているかを考える
- フリーターになったマイナスのフォローを準備しておく
- 就活はひとりで悩まない
求人を出している会社は何を求めているかを考える
まず1つ目は、フリーターから就職をする場合、「求人企業(会社)のニーズをよく考えることが大切」ということです。

基本的に就活は、
- 求人企業のニーズ
- 求職者のアピールや人材像
この2つがうまく合致したときに成功します。
そのため、就職を成功させるには、「求人企業・会社はどんな人材を求めているのか(ニーズ)」を理解した上で就活を進めることがとても大切になってきます。
極端な話ですが、例えば、英語がペラペラでTOEIC満点のスキルを持っていても、全く英語を必要としない会社であれば、それはプラスになりませんよね。
逆に、
不思議だ
このように不信感を与えてしまうかもしれません。
20代のフリーターを採用する企業・会社は、以下の3つの要素を求めるケースが多いです。
- やる気・熱意
- ポテンシャル(将来性)
- 人柄・素直さ(周りとうまくやれるか)
経験やスキルではなく、人間的な部分やヒューマンスキルを重視する傾向にあります。
実際、社会人経験が浅い第二新卒者の採用で「人事が重視する理由」を調査したデータによれば、
人事が重視する理由ベスト5
- やる気
- ポテンシャル・将来性
- バイタリティ
- 社会人スキル
- 考え方が柔軟
引用データ:リクナビNEXTより
このように、「やる気や熱意」「ポテンシャル」「考え方」などを重要視していることがわかります。
フリーターになったマイナスのフォローを準備しておく
2つ目は、フリーターのマイナスをフォローする準備はしておくということです。

フリーターから就職する場合、
- 「就職しなかったことをどう説明したらいい」
- 「20代でフリーターを続けている理由をどう話したらいい」
- 「スキルや経験がないことが不安」
このように、フリーター生活のマイナスが気になるはずです。
実際、面接では
正社員として働くことに不安はありませんか?
このような質問を受けることは多いです。
ですので、「フリーターのマイナス」については前もってフォローを準備しておきましょう。

ぼくがおすすめしたいのは、「マイナスをプラスに変えるフォロー方法」です。
具体的には、以下の順番でフォローを準備します。
- マイナスは素直に認める・マイナスになった理由を簡潔に話す
- マイナスから何を得たか・何を感じたかを伝える
- 就職したらどうしたいきたいか・今後の展望や意気込みを語る
例えば、
という質問に対しては、
- 就職しなかった理由を簡潔に話す
- フリーターになって得たこと・感じたこと・反省点を述べる
- 今後は就職してどんな活躍がしたいかを伝える
このような流れで答えます。
「反省⇒気づき⇒意気込み」の順番で答えを返せば、マイナスの質問もプラスに変えることができます。
求人企業や会社の面接官は、マイナスを追及したいわけではなく、
- 物事をプラスに捉えられる人材か
- マイナスから学べる人材か
- 将来性がある人材か
を見極めるために質問をしています。
ひとりで悩まない
最後3つ目は、フリーターの就活はひとりで悩まないことが大切ということです。

先程もお話ししたように、フリーターから就職するのは、新卒の就活に比べれば大変です。
- なかなか書類が通らない
- 自分に合う仕事が見つからない
- そもそも何から手をつけていいかわからない
このように挫折する要素はいくらでもあります。
フリーターの就活は「自分次第」なので、モチベーションを保つのも難しいです。
ですので、ひとりで悩まない環境を作っておくことがとても大切です。
「就活はひとりでがんばるもの」と考えているフリーターの方は多いかもしれませんが、実はそんなことはありません。
今は、さまざまな就活サービスが充実しているので、それらをうまく活用して、できる限りスムーズに就活が進む環境を整えましょう。
とくに、エージェント系のサービスは、キャリアアドバイザーと呼ばれる担当者に就職をサポートしてもらえるので、就活がグッと楽になります。
- フリーター応募可の求人紹介
- 求人企業の内部情報アドバイス
- 面接や応募書類の対策
などを無料で手伝ってもらえます。

また、エージェント系のサービスを活用して求人を紹介してもらえば、
- どんな会社でどんな仕事を任されるのか
- 職場の雰囲気や上司の人柄
- 面接で好印象を勝ち取るコツ
なども細かく教えてくれます。
ぼくも就職エージェントを活用しましたが、
- 書類落ちがグッと減った
- 面接に自信がもてるようになった
- 就職までモチベーションを保てた
など、たくさんメリットがあったので非常におすすめできます。
「フリーター専門のエージェント」を選ぶことが大切
ただし、エージェント選びにはコツがあります。
有名なエージェント系サービスは、
- リクルートエージェント
- DODA
- マイナビエージェント
などですが、こうした総合型転職エージェントは、正社員経験がある転職者を対象にしているケースが多いので、あまりおすすめはできません。

フリーターの就職を専門的にサポートしてくれるエージェントを選んだほうが、自分に合う求人を紹介してもらえる可能性が上がります。
とくにおすすめしたいのは、「ジェイック(JAIC)」というサービスです。

ジェイックは未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスで、こんな特徴があります。
- 初めてでも相談しやすい
- 離職率の低い企業を紹介してもらえる
- 無料の就職講座を実施している
ブラック企業対策に強くバックアップもしっかりしているので、未経験でも良い企業に就職しやすいサービスです。
さらに、厚生労働省委託業者が全国でたった43社しか認めていない「職業紹介優良事業者」なので安心して利用できます。
サポート対応地域は、下記のとおり。
東京 神奈川 千葉 埼玉
愛知 大阪 兵庫 広島 福岡
宮城 岡山 札幌 石川
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。

まずは登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※ジェイックは現在、世の中の情勢からWEB面談もしています。自宅にいながら安心して相談できます。
ジェイックのサポートエリア外で就職する場合は、「第二新卒AGENTneo」というサービスに登録しておきましょう。

第二新卒エージェントneoは、株式会社ネオキャリアが運営しているフリーターや既卒者に特化した就職エージェントです。
特徴は、スタッフが全員「第二新卒経験者」ということです。
なかには淡々と機会的にサポートを進めるエージェントもありますが、第二新卒エージェントneoは「二人三脚」で就活を進めていくイメージ。
キャリアアドバイザーや担当者も第二新卒を経験しているので、はじめてエージェントを使う方も安心して相談できるのが大きな魅力です。
もしかするとあまり聞き馴染みがないサービスかもしれませんが、
- 取引企業は1万社以上
- 1人あたり10時間以上サポート
- 訪問済の企業だけを紹介してくれる
このように実力があるエージェントです。
求人は全国に対応しているので、うまく活用してください(登録は30秒で完了します!)。

フリーターや既卒、ニートからの就職を成功させるには、未経験者の就職に特化したサービスを選ぶことが大切です。
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こんなメリットがあるので、就職支援サービスを使わないのは損です。
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