フリーターの自分には無理?
アルバイトで稼ぐにはどうしたらいい?
こんなふうに悩んでいませんか?
フリーターがアルバイト1本で月収20万円以上稼ぐのは、なかなか難しいですよね。
「今のアルバイトじゃ到底無理」「別の仕事を探すべきかも」と考えている人もいるかもしれません。
ぼくがフリーターをしていたころの月収は17〜18万円ほど。一時期25万円以上稼いでいた時期もありますが、訳があって続きませんでした。
月収10万円台だと、ひとり暮らしの生活はカツカツですよね。。。
そこでこの記事では、フリーターが月収20万円以上稼ぐ方法について解説していきます。
結論から言うと、月収20万円稼ぐには働き方を変えることが近道です。
フリーターを続けるよりは「正社員にも目を向けたほうが賢い」と言えます。
- フリーターで月収を上げる3つの方法
- 正社員に目を向ける大きなメリット
についてもお話ししていくので、是非参考にしてください。
この記事の流れ
フリーターが月収20万円以上稼ぐための3つの方法【時給・労働時間・スキルアップ】
現在月収20万円未満のフリーターが月収を大きくアップさせるには、以下の3つの方法が考えられます。
- 労働時間を増やす
- 時給を上げる
- スキルアップする
労働時間を増やす
まず1番ハードルが低い方法は、単純に働く時間を増やすことです。

アルバイトの多くは「時給」もしくは「日給」で給料を計算します。
ですので、今よりも労働時間を増やすことが月収を上げる最も簡単な方法と言えます。
とは言え、アルバイトで月収20万円稼ぐにはどのくらい働けばいいのでしょうか?
アルバイトの全国平均時給は1,073円というデータがあるので、時給1,000円と1,100円の場合で計算してみます。
時給1100円のアルバイトの場合
- 月に182時間働く必要がある
- 30日で割ると1日6時間
- 週5勤務の場合は1日9時間
時給1,000円のアルバイトの場合
- 20万円稼ぐには月200時間働く必要あり
- 30日で割ると1日6.6時間
- 週5勤務の場合は1日10時間
いずれの場合も週5勤務では1日に9時間以上働かなくてはいけません。
30日間勤務すれば1日6〜7時間で済みますが、これでは休みが全く無いことになりますよね。
フリーターなのに「限界まで働き詰め」という状況になってしまいます。
また、原則的に「1週間に40時間以上は労働させてはいけない」という決まりがあるので、労働時間を増やす方法は限界があると言えます。(参考データ:厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/roudouzikan/index.html)
時給を上げる
次に考えられるのは、時給を上げる方法です。

当たり前ですが、時給が高ければ勤務時間が同じでも月収に大きな差が生まれます。
現在勤務しているアルバイトが1,000円未満〜1,100円程度であれば、高時給の仕事を探すことが必須になってきます。
では、どのくらいの時給のアルバイトを探せば、フリーターでも無理をせずに月収20万円以上を稼げるのでしょうか?
転職サイトが調べたデータによれば、フリーターの平均労働時間は、
- 週32時間
- 1日に6時間程度
- 週5日勤務
ということが分かっています。
このデータを元にすると、時給約1,700円以上で月収20万円を無理なく稼げる計算になります。
- 時給1,500円
⇒月収180,000円 - 時給1,600円
⇒月収192,000円 - 時給1,700円
⇒月収204,000円
先にお伝えした「1週間に働ける最長時間(週40時間・1日8時間勤務の週5)」の場合は、時給1,300円で月収20万円を超えることになります。
アルバイトだけに固執せず稼ぐ
もう一つの方法は、アルバイトに固執せず稼ぐということです。

幸い今は、ネット環境さえあれば収入が見込める仕組みがあります。
例えば、
- ブログ運営をして広告収入を得る
- クラウドソーシングでスキルを売る
- せどりビジネスなどをする
など、様々な副業が始められる時代です。
アルバイトにプラスして副業で数万円の収入を得ることで、月収20万円を稼ぐ方法もあります。
「フリーターだからアルバイト」ではなく、なるべく広い視野で働き方を考えたほうが収入を上げられるはずです。
「労働時間を増やす」「時給を上げる」「副業」で注意したいこと
ただし、ここまで解説した以下の3つの方法には注意したいポイントがあります。
- 労働時間を増やす
- 時給の高いバイトを探す
- 副業なども視野に入れる
お話ししたように、労働時間を増やすのには限界があります。
仮に休み無く勤務をして月収20万円稼げたとしても、毎日バイトで体が持ちません。
「時給の高いバイト」に関しても落とし穴があります。
例えば、
- 過酷な仕事
(肉体労働、ナイトワークなど) - すぐに人が辞める職場
(人間関係が悪いなど) - 高いスキルを要求される
このように、アルバイトがキツくて続けられないケースも多いと言えます。
実際ぼくも月に25万円以上稼いでいたときは、過酷なバイトの掛け持ちでほぼ休みはなし。最終的に体をこわしてアルバイトを辞めました。
いくらお金を稼げても、1日8時間以上働いて週5以上、さらに厳しい仕事なら、そもそもフリーターでいるメリットがありませんよね。。。
また副業を始めるにしても、取り組めばすぐお金になるわけではありません。
ずば抜けたスキルがあるなら別ですが、スキルゼロから副業で稼ぐには、少なくとも数ヶ月〜数年単位で時間はかかります。
「すぐ稼げる」という甘い話には裏があります。
ですので、フリーターのまま月収20万円以上を安定的に、そして無理なく稼ぐのは厳しいケースが多いのではないでしょうか。
月収20万円以上稼ぐにはフリーターにこだわらず働き方を変える
そこで考えたいのが、働き方を根本的に変えることです。

具体的には、フリーター・アルバイトにこだわらずに正社員として入社するのがおすすめです。
例えば、フリーターの平均年収は150万円程度にとどまっていますが、20代の正社員の平均年収はその倍以上というデータがあります。
20代正社員の平均年収
- 全体 354万円
- 男性 374万円
- 女性 324万円
月収にすると、29.5万円です。
しかも、月給制なので安定的に給料は入ってきますし、ボーナスも期待できます。
経験を積めば昇給、キャリアアップも可能です。
また、正社員で得た高度なスキルを活かせば、副業にもつながりやすいというメリットもあります。
長い目で見ると、正社員で働くことは非常に有利と言えるんです。

もちろん、正社員になれば「残業がある」「責任感が増す」「なかなか辞められない」など大変な面もあります。
ですが、安定的に月収20万円以上を稼ぐには、正社員になるのがもっとも安全でメリットのある方法と言えます。
ぼく自身、フリーターから正社員になって1番よかったと思うのは、収入が安定して余裕ができたことです。
よく話題になるような「ブラック環境で働き詰め」というのは一部の話です。
きちんと職場を選べば、
- 残業は1〜2時間程度
- 週5勤務・休みは土日祝日
- 年末年始などしっかり休める
このような環境はたくさんあります。
「20万円稼ぎたいけど就職できるか不安…」というあなたへ
フリーターから正社員になれるか不安。。。
もしかするとこんなふうに思う人が多いかもしれません。
たしかに、フリーターから正社員になるのは簡単とは言えません。
ですが、現在は人手不足の業界が多いですし、きちんと仕事を選べば就活をスムーズに進めることはできます。
実は現在、中小企業の多くは「慢性的な人手不足」と言われています。
以下のデータを見ても分かるように、「働き手がほしいのに人が集まらず困っている…」という会社がたくさんあります。
【人員の過不足状況について】
- 不足している 50.2%
- 過不足はない 45.5%
- 過剰である 3.5%
- 無回答 0.7%
調査地域:全国47都道府県
調査対象:中小企業 4,072社
調査期間:平成27年6月1日~23日
引用データ:日本商工会議所より
人手が足りないということは、求人が増え採用のハードルが下がります。
つまり、フリーターからでも就職しやすい状況と言えるわけです。
また、仕事を選びすぎるとなかなか就職はできませんが、フリーターや未経験者を歓迎する職種を狙うことで内定をもらえる可能性はグッとアップします。
以下は、転職サイトのマイナビが調査した「未経験者歓迎の求人が多い職種の割合」を調べたデータです。
「職種未経験者歓迎」の割合が多い職種
- 美容・ブライダル・ホテル・交通
- 販売・フード・アミューズメント
- 技能工・設備・配送・農林水産 他
- 保育・教育・通訳
- 医療・福祉
- 管理・事務
- 公共サービス
- 企画・経営
- 医薬・食品・化学・素材
- コンサルタント・金融・不動産専門職
- 営業
- クリエイティブ
- 電気・電子・機械・半導体
- 建築・土木
- WEB・インターネット・ゲーム
- ITエンジニア
こうした職種を狙うことで、フリーターでも正社員に採用されやすくなるわけです。
さらに現在はフリーターや未経験者に特化した就職支援サービスも充実しているので、活用すれば就活がグッと楽になります。
- わかものハローワーク
- サポステ
- 就職エージェント
などが代表的ですね。

とくに就職エージェントは、求人を出している企業とつながりが深いので、
- 希望に合う求人を紹介してもらいやすい
- 書類免除のケースがある
- 内定を得るコツを教えてもらえる
このようなメリットがあります。
まずは2〜3社就職エージェントに登録して、仕事を探してみましょう。
フリーターが登録しておきたい就職支援サービスとは
とくにおすすめしたいのは、「ジェイック(JAIC)」というサービスです。

ジェイックは未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスで、こんな特徴があります。
- 初めてでも相談しやすい
- 離職率の低い企業を紹介してもらえる
- 無料の就職講座を実施している
ブラック企業対策に強くバックアップもしっかりしているので、未経験でも良い企業に就職しやすいサービスです。
さらに、厚生労働省委託業者が全国でたった43社しか認めていない「職業紹介優良事業者」なので安心して利用できます。
サポート対応地域は、下記のとおり。
東京 神奈川 千葉 埼玉
愛知 大阪 兵庫 広島 宮城
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。

まずは登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※ジェイックは現在、世の中の情勢からWEB面談もしています。自宅にいながら安心して相談できます。
ジェイックのサポートエリア外で就職する場合は、「第二新卒AGENTneo」というサービスに登録しておきましょう。

第二新卒エージェントneoは、株式会社ネオキャリアが運営しているフリーターや既卒者に特化した就職エージェントです。
特徴は、スタッフが全員「第二新卒経験者」ということです。
なかには淡々と機会的にサポートを進めるエージェントもありますが、第二新卒エージェントneoは「二人三脚」で就活を進めていくイメージ。
キャリアアドバイザーや担当者も第二新卒を経験しているので、はじめてエージェントを使う方も安心して相談できるのが大きな魅力です。
もしかするとあまり聞き馴染みがないサービスかもしれませんが、
- 取引企業は1万社以上
- 1人あたり10時間以上サポート
- 訪問済の企業だけを紹介してくれる
このように実力があるエージェントです。
求人は全国に対応しているので、うまく活用してください(登録は30秒で完了します!)。

フリーターや既卒、ニートからの就職を成功させるには、未経験者の就職に特化したサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎の求人にたくさん出会える
- フリーターや既卒、ニートからの就職ノウハウを教えてもらえる
- 不安や悩みを相談できる
こんなメリットがあるので、就職支援サービスを使わないのは損です。
未経験からの就職に強いサービスを3社厳選したので、チェックしてみてください。