アルバイトが10年。。。
正社員は無理ゲーかも
このように悩んでいませんか?
アルバイト歴が10年にもなると、フリーターから就職できるか不安ですよね。
ぼくも就職前はフリーターだったので、気持ちはわかります。自信がもてませんよね。
でも、悩んでばかりいたら、あっという間にフリーター歴は15年、20年になってしまいます。。。
10年フリーターをしているということは、高卒なら20代後半、大卒なら30代前半ですよね。
結論から言えば、30代半ばまでならまだまだ就職チャンスはあります。
ただし、しっかり「就活のコツ」を押さえて就職活動を進めることが大切です。
そこで今回は、ぼくの就活経験と人事目線をもとに「アルバイト歴10年のフリーターが就職するコツ」をまとめました。
- 仕事を選びすぎない
- 不安を解決する
- 正直に話す
- アルバイト歴を効果的にアピール
- ひとりで悩まない
まずはこの5つを押さえて、一歩前に進んでみてください。
この記事の流れ
フリーター歴10年で就職するなら仕事は選びすぎない【可能性の大きなところに飛び込む】
まずは就活の成功を大きく左右する「仕事選び」についてです。

フリーター歴が10年で就職をする場合は、
- 仕事を選びすぎない
- 可能性の大きいところを狙う
この2つを意識することをおすすめします。
もちろん、どうしてもやりたい仕事があるならチャレンジはするべきです。
でも、例えばそれが「人気がある業界」「未経験者の採用が少ない職種」だったりしたら、就職できるチャンスは激減してしまいます。
そもそもフリーターは、新卒者や転職者に比べると内定のハードルが高い状態(就職するのが難しい)にあります。
ハードルをさらに上げてしまったら、いつまで経ってもフリーターのままですよね。
なので、仕事を選びすぎるよりは可能性の大きな業界や職種を狙って、正社員になれるチャンスを広げていきましょう。
可能性の大きな業界や職種とは
具体的に「可能性の大きな業界や職種」は何かというと、
- 未経験者の採用実績が多い職種
- 人手が足りていない業界
この2つは、10年フリーターをしていても就職チャンスが豊富と言えます。

フリーターが就職する場合、正社員経験やスキルが問われる求人は不利ですよね。
なので、未経験者の採用実績が豊富な職種を狙って就活をしていきます。
以下は、マイナビが調査した「未経験者の採用実績が多い職種」のデータです。
「職種未経験者歓迎」の割合が多い職種
- 美容・ブライダル・ホテル・交通
- 販売・フード・アミューズメント
- 技能工・設備・配送・農林水産 他
- 保育・教育・通訳
- 医療・福祉
- 管理・事務
- 公共サービス
- 企画・経営
- 医薬・食品・化学・素材
- コンサルタント・金融・不動産専門職
- 営業
- クリエイティブ
- 電気・電子・機械・半導体
- 建築・土木
- WEB・インターネット・ゲーム
- ITエンジニア
こうした職種を狙えば、未経験者を歓迎してくれる求人を効率よく集めることができます。
フリーター歴が10年でスキルや経験に不安があっても、未経験者の採用実績が豊富な職種は、
- 研修や教育制度が
整っているケースが多い - 採用枠が複数の場合
同期も未経験なので安心
このようなメリットがあるので安心と言えます。
また、現在は少子高齢化や新卒採用が困難な影響で人手不足を抱える業界も増えています。
【人員の過不足状況について】
- 不足している 50.2%
- 過不足はない 45.5%
- 過剰である 3.5%
- 無回答 0.7%
調査地域:全国47都道府県
調査対象:中小企業 4,072社
調査期間:平成27年6月1日~23日
引用データ:日本商工会議所より
人手不足の業界は、求人が増えますし採用のハードルも下がります。
つまり、フリーター歴が10年あっても採用されやすいというわけです。
日本商工会議所が調査したデータによれば、以下の業界で人手不足の割合が高いことがわかっています。
【業界別集計】
- 介護・看護 72.2%
- 運輸業 60.9%
- 建設業 60.7%
- その他サービス 58.1%
- 情報通信・情報サービス業 56.7%
以下省略
引用データ:日本商工会議所より
もしかすると、あまり良いイメージのない業界が多いかもしれませんが、会社によって待遇や働きかた、職場の雰囲気は変わってきます。
面接官や採用担当者の不安を解決する【フリーター歴10年が採用されにくい理由】
正社員で就職するのは難しいかも。。。
このように思う人は多いはずです。
どうして就職が難しくなるかというと、面接官や採用担当者に不安を与えてしまうからです。

具体的には、以下のような不安ですね。
- すぐに辞めてしまわないか?
- 将来性が期待できないかも?
- やる気やバイタリティが乏しいのでは?
- 本当に正社員としてやっているのか?
もし自分が面接官や採用担当者の立場だったら、10年アルバイトをしている人材に対して上記のような不安を感じるのではないでしょうか。
つまり、フリーターから就職をするなら、面接官や採用担当者の不安を解決してあげることが大切なんです。
一般的に企業の採用担当者は、未経験の人材に対して以下の3つの要素を期待しています。
- 将来性(ポテンシャル)
- 熱意(仕事や就職に対して)
- 人柄(教育しやすさ・職場に馴染むか)
ですので、これらをきちんとカバーできるようなアピールを用意することが大切です。
例えばこんな感じです。
将来性
- 入社後にどんな活躍がしたいか伝える
- どんなスキルを得て、どう貢献したいかを伝える
熱意
- どうしてこの仕事をしたいかを伝える
- 勉強中の関連資格などをアピールする
人柄
- 自分の良さが伝わるエピソードを用意する
- 失敗から学んだことを伝える
- 相手の話を素直に聞く
もしかしたら、「こんなアピール当たり前では?」と思うかもしれませんが、実はできていない人が多いんですね。
ここを徹底するだけでも、面接官の印象は良くなるはずです。
- 面接官や採用担当者は不安を感じている
- だからその不安を解決してあげる
正直に話す【10年のフリーター歴を少しでもよく見せたいと思ったら】
次のコツは、正直に話すということです。

正直に話すというのは、
- 悪いところはしっかり悪いと認める
- 背伸びをしたアピールはしすぎない
- ブランクやスキル不足を無理に取り繕わない
このような感じです。
フリーター歴が10年になると、「少しでも経歴を良く見せたい」「スキル不足やブランクは隠したい」こんなふうに思うはずです。
もちろん、面接の自己アピールを多少盛るのは「見せ方の工夫」と言えます。
でも、マイナスを認めなかったり、自分の能力を超えたアピールをしてしまうと、つじつまが合わなくなったり、逆に悪い印象を与えてしまいます。

未経験者の採用は、最終的には「人間性」や「信頼度」で決まるケースが多くなります。
つまり、多少スキルや経験に不安がある人材でも、
- この人の話は信用できる
- きちんと自分の状況を把握している
- 素直で指導がしやすそう
このような場合は、好印象につながるわけです。
また、フリーター歴が長い人材に対して面接官は、
ブランクが長いのはどうしてですか?
このような、ちょっと意地悪な質問をするケースが多いですが、これは
- 素直で正直な正確か
- 過去から学べる人か
- 自分を客観視できるか
などをチェックしたいという意図があります。
ですので、マイナスを認めなかったり、無理なアピールをするよりは、
- 基本は正直に話す
- マイナスから得たことを伝える
- 客観的に自分の今後をアピールする
このような姿勢で面接の回答を準備してみてください。
10年のアルバイト歴を効果的にアピールする【フリーターのスキルや経験を活かす】
10年フリーターをしているということは、アルバイト経験は豊富なはずです。
もしかしたら、10、20とアルバイトを渡り歩いてきた人もいるかもしれません
そこで大切にしたいのは、そのアルバイト経験を効果的にアピールすることです。

例えば、以下のようなアルバイト歴だったとします。
- コンビニバイト
- アパレル店員
- テレオペ
- 大型電気店の携帯販売
- カフェ店員
でも、これらをそのまま並べると、業界がバラバラでアルバイトを転々としているイメージですよね。
基本的に就活や転職では、一貫性のある実績や経験が高評価を得ます。
そして、その実績や経験がどのように活きるかを面接官は知りたがっています。
ですので、10年分のアルバイト歴をアピールするときは、順を追ってアルバイト経験を説明するだけではなく、
- どんな一貫性のあるスキルを得たか
- そのスキルでどんな働きができそうか
この2つを伝えるようにするのがおすすめです。
例えば、先にあげたアルバイト歴であれば、
- 接客スキル
- 在庫管理
- 営業スキル
- 言葉遣いマナー
などが共通したスキルと言えます。
コンビニエンスストアで基本的な接客スキルを学び、さらに接客に磨きをかけるためアパレル店やカフェでスタッフ経験を積んだ。
オペレーターや電気店のアルバイトで社会人として恥ずかしくない言葉遣いマナーを学び、営業スキルも身についた。
接客や営業スキルには自信がある。
このように「一貫性のあるスキルや経験」を見つけることができれば、アルバイト経験も立派にアピールできます。
10年アルバイトをしているフリーターにとって、アルバイト経験は貴重な財産です。
その財産を120%アピールできるように
- どんな一貫性のあるスキルを得たか
- そのスキルでどんな働きができそうか
この2つに注目してみると良いですよ。
就職をひとりで悩まない【フリーター歴10年の不安は相談する】
最後のコツは、1人で悩まないほうが良いということです。

冒頭でもお話ししましたが、10年フリーターをしていたら誰だって
アルバイトが10年。。。
正社員は無理ゲーかも
このように悩みます。
ぼくも、
- どんな仕事を選ぶべきか
- 書類や面接はどう対策すべきか
- そもそも何から始めるべきか
と随分悩みました。
でも、ひとりで悩めば悩むほど、自分に自信がもてなくなりますし、冷静な判断ができなくなります。
なので、就活をするなら1人で悩まない環境を作っておくことをおすすめします。
具体的には、ハローワークやサポステ、就職エージェントなどの就職支援サービスを活用するのがベストです。
こうしたサービスを活用すれば、キャリアアドバイザーやキャリアカウンセラーなどの就活のプロが無料で就職をサポートしてくれます。
仕事を紹介してくれたり、なにをすべきかをアドバイスしてくれるわけです。

とくに就職エージェントは、求人企業とつながりが強いので、
- 希望にあう求人を紹介してもらいやすい
- 企業別に面接のコツを教えてもらえる
- 書類免除のケースもある
このようなメリットもあります。
また、就職エージェントのキャリアアドバイザーは企業の採用担当者と打ち合わせをしているので、
- 職場の雰囲気
- 細かくリアルな仕事内容
- 上司になる人の人柄
など、求人だけでは知り得ない情報も教えてくれたりもします。
アルバイト歴10年のフリーターにとって、こうした情報は非常に嬉しいですよね。
もちろん、「就活はすべてひとりでやる」という人にはおすすめできませんが、就職エージェントを活用したほうが就活はグッと楽になるのは事実です。
30代前半までなら就職エージェントは対応してくれるので、まずは2〜3社登録してみると良いですよ。

フリーターが就職エージェントを使うときの注意点
ただし、就職エージェントは未経験者の就職に特化したサービスを選ぶようにしてください。
エージェント系のサービスで知名度が高いのは、リクルートエージェントやマイナビエージェント、dodaなどですよね。
でも、こうした総合型の転職エージェントは、社会人経験アリの転職者を想定しているので、フリーターは相手にされないケースもあります。

せっかく登録してもサポートしてもらえなければ意味がないので、未経験者の就職に強いサービスを活用しましょう。
とくにおすすめしたいのは、「ジェイック(JAIC)」というサービスです。

ジェイックは未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスで、こんな特徴があります。
- 初めてでも相談しやすい
- 離職率の低い企業を紹介してもらえる
- 無料の就職講座を実施している
ブラック企業対策に強くバックアップもしっかりしているので、未経験でも良い企業に就職しやすいサービスです。
さらに、厚生労働省委託業者が全国でたった43社しか認めていない「職業紹介優良事業者」なので安心して利用できます。
サポート対応地域は、下記のとおり。
東京 神奈川 千葉 埼玉
愛知 大阪 兵庫 広島 宮城
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。

まずは登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※ジェイックは現在、世の中の情勢からWEB面談もしています。自宅にいながら安心して相談できます。
ジェイックのサポートエリア外で就職する場合は、「第二新卒AGENTneo」というサービスに登録しておきましょう。

第二新卒エージェントneoは、株式会社ネオキャリアが運営しているフリーターや既卒者に特化した就職エージェントです。
特徴は、スタッフが全員「第二新卒経験者」ということです。
なかには淡々と機会的にサポートを進めるエージェントもありますが、第二新卒エージェントneoは「二人三脚」で就活を進めていくイメージ。
キャリアアドバイザーや担当者も第二新卒を経験しているので、はじめてエージェントを使う方も安心して相談できるのが大きな魅力です。
もしかするとあまり聞き馴染みがないサービスかもしれませんが、
- 取引企業は1万社以上
- 1人あたり10時間以上サポート
- 訪問済の企業だけを紹介してくれる
このように実力があるエージェントです。
求人は全国に対応しているので、うまく活用してください(登録は30秒で完了します!)。

フリーターや既卒、ニートからの就職を成功させるには、未経験者の就職に特化したサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎の求人にたくさん出会える
- フリーターや既卒、ニートからの就職ノウハウを教えてもらえる
- 不安や悩みを相談できる
こんなメリットがあるので、就職支援サービスを使わないのは損です。
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