この記事では、飲食業界の正社員を目指す人のために、就職するなら気をつけてほしい3つのポイントをお伝えします。
この記事の流れ
安易に飲食業界の正社員を目指すと後悔するかも!?
この記事を読んでいるということは、
このように思っているのではないでしょうか?
他に比べて、求人が多く、正社員を目指しやすい「飲食業界」。未経験者や就職を目指すフリーター、既卒者にとって、魅力的な業界ですよね。
しかし、安易に正社員を目指すと、後悔しやすいのも事実なんです。
そこでこの記事では、飲食業界で正社員になりたいなら気をつけたい3つのポイントをお話ししていきます。
- とにかく正社員になれればいい!はNG
- ブラック飲食店に気をつける
- 情報収集は飲食業界専門のサービスを使う
飲食店の正社員を目指すなら「とにかく就職できればいい」はNG!

飲食業界で正社員として働く場合、
- 店長として各店舗で働く
- エリアマネージャーとして複数店舗をまとめる
- 本社勤務で今後の展開などを練る
主にこの3つの働きかたに分かれることになります。
未経験で飲食業界に入る場合は、店長、または店長候補としての採用がほとんどですね。
ここで気をつけたいのが、
このように、とにかく正社員と採用されればいいと考えるのはNGということなんです。
どうしてかというと、同じ店長(店長候補)でも、大手企業や大手チェーンで採用されるのと、規模が小さい中小店で採用されるのでは、その後のキャリアパスや待遇が変わってくるからです。
一般的に、大手企業や大手チェーンの場合は、
- 給与は安定している
- 社会保険の加入あり
- ボーナスあり
このようなケースが多いですが、規模が小さな飲食店になると、
- 給与は売上次第
- 社会保険がない場合もあり
- ボーナスは期待できない
このように、待遇面はかなり不利になってしまいます。

一方で、大手企業や大手チェーンの場合、給与は安定していますが、
- 歯車の一部として働かなくてはいけない
- 大きく出世するのが難しい
- 自分の意見が上に通りにくい
などの不満を抱える可能性は高くなり、逆に規模が小さな飲食店は、
- がんばり次第で出世のチャンスがある
- 意見やアイデアが形になりやすい
など、やりがいにつながりやすいという側面もあります。
一概にどちら良いとは言えませんが、それぞれにメリット・デメリットがあることを知ったうえで、求人選びをしてみてください。
- 給与や待遇などの安定を取るか
- 大きく出世したり自分のアイデアを活かしたいか
このあたりを考えておくと後悔しないですよ。
未経験は餌食になりやすい!ブラック飲食店に気をつけて正社員を目指す
次に気をつけたいのは、いわゆる「ブラック飲食店」の正社員にならないことです。
知っている人は多いかもしれませんが、飲食業界の離職率は非常に高いことが分かっています。
「宿泊・飲食サービス」に新卒で入社して3年以内に辞める人は、なんと5割を超えています。
半分以上が3年後には辞めているわけです。
新規学卒者の離職状況(平成23年3月卒業者の状況)
- 宿泊・飲食サービス 52.3%
- 教育・学習支援 48.6%
- 生活関連・娯楽 48.5%
- 小売業 39.4%
- 医療・福祉 38.8%
引用データ:「新規学卒者の離職状況」厚生労働省より一部抜粋
離職する人の多くは、
- 異常な長時間労働
- 低賃金
- 劣悪な人間関係
など、企業の「ブラック体質」を理由に辞める傾向があるので、まずは、ブラック飲食店に捕まらないようにすることがとても大切です。

そうは言っても、ブラック企業には明確な定義があるわけではありませんし、感じ方は人それぞれなので、見抜くのは難しい場合が多いですが、、、
次の3つのポイントに注意すると良いですね。
「すぐに活躍できます」という誘い文句は危険!?
飲食店が未経験者を正社員採用する場合に、
- 試用期間がない
- 研修が整備されていない
こんな場合は注意が必要です。
いくら飲食店でアルバイト経験があっても、正社員に任される業務は責任や仕事の幅が違いますし、企業によってやりかたも異なります。
それなのに、試用期間や研修が整備されていないのは、非常に危険なサインです。
仮に就職できたとしても、「仕事のやりかたがわからないのに責任だけ押し付けられる」という事になりかねません。
最低限、研修等がきちんと受けられる職場を選んだほうが無難です。
また、「すぐに活躍できます。」という誘い文句がある求人も、見方を変えれば、「入社後すぐに現場に放り出されます。」ということなので注意してくださいね。
働くことになる飲食店や面接での印象は大切
働くことになる職場、面接で受ける印象も大切です。
飲食業界に就職する場合は、働くことになる職場(お店)を予め訪問することができますよね。
応募するお店に実際に足を運んでみて、雰囲気やスタッフの様子、お客さんの質などをチェックしてみるのがおすすめです。
- 売上は上がっていそうか
- スタッフは明るいか
- 人手不足ではないか
- どんなお客さんがきているか
これらを見ることで、自分に合った環境なのかをある程度は予測することができます。
また、面接時に受ける採用担当者の印象も併せてチェックして、ブラック体質のある飲食店ではないかを見極めるようにしてください。
給与があまりに低くないかは事前にチェックしておく
飲食業界を辞める理由のひとつは、「重労働のわりに低賃金」ということにあります。
「正社員になったのに、アルバイトのときよりも給料が低い。。。」というケースもあるので、給与についてはきちんと確認しておくことをおすすめします。
ちなみに、転職サイトDODAが公開している平均給与データを見てみると、
居酒屋/バー 全体平均344万円
- 20代 299万円
- 30代 384万円
レストラン 全体平均368万円
- 20代 324万円
- 30代 407万円
引用データ:DODA
このようになっているので、参考にしてください。
とくに未経験で飲食業界に就職する場合は、待遇面が厳しい場合も多いので、事前にいくつか求人を比較して、
- あまりに給与が低くないか?
- 待遇が悪すぎないか?
など、きちんとチェックしておきましょう。
正社員になるなら情報収集が鍵!飲食業界専門のサービスで情報収集をする
最後のポイントは、情報収集は飲食業界専門のサービスを使ったほうが良いということです。

飲食業界の求人は、一般的な求人情報サイトからでも探すことはできますが、
- 深い仕事内容
- お店の雰囲気
- ブラックではないか
などの細かな部分の情報は、なかなか知ることができませんよね。
しかし、その細かな情報を集められるかどうかが、就職できる可能性やブラックに捕まらない可能性を大きく左右します。
なので、飲食業界で正社員を目指すなら、飲食業界を専門にしているサービスをフル活用して就活を進めましょう。
とくにおすすめしたいのが、飲食専門のエージェント系サービスです。

エージェント系サービスというのは、キャリアアドバイザーという担当者が、それぞれのアルバイト経験や希望に合った求人を紹介してくれたり、企業とのやりとりを変わりにこなしてくれるサービスのことですね。
キャリアアドバイザーは、紹介する飲食店や企業を事前に訪問していたり、採用担当者と会っているので、
- 深い仕事内容
- お店の雰囲気
- ブラックではないか
などの情報を教えてくれる存在です。
とくに活用してほしいのが、飲食特化型エージェントのなかでも満足度や支持率が非常に高い「Foods Lab(フーズラボ)」です。

その秘密は、飲食経験があるキャリアアドバイザーが就職をサポートしてくれることにあります。
悩みや希望を相談しやすいので、満足できる職場へと就職を叶えやすいのが特徴です。
- 大手企業
- チェーン店
- 個人店
- レストラン
- ホテル
- 一般には出回っていない非公開求人
など、幅広い求人を紹介してもらえるので、就職のチャンスが広がりますよ。
情報収集のためにも、まずは相談してみると良いですね。
いかがでしたか?
飲食業界で正社員になりたいなら気をつけたい3つのポイントをお話ししました。
- とにかく正社員になれればいい!はNG
- ブラック飲食店に気をつける
- 情報収集は飲食業界専門のサービスを使う
自分の希望を叶えるため、そして将来性のある職場に就職するためにも、きちんと情報収集することが大切です。
まずは、フーズラボなどの飲食業界に特化したエージェントを使って就活を進めてみてください。
ひとつでも参考にしていただけると嬉しいです!

フリーターや既卒、ニートからの就職を成功させるには、未経験者の就職に特化したサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎の求人にたくさん出会える
- フリーターや既卒、ニートからの就職ノウハウを教えてもらえる
- 不安や悩みを相談できる
こんなメリットがあるので、就職支援サービスを使わないのは損です。
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