いいかげん就職をしたい。。。
もう一度やりなおしたい。。。
こんなふうに悩んでいませんか?
- 内定が取れなかった
- すぐに仕事を辞めてしまった
- 他にやりたいことがあった
など、フリーターやニートになった理由は様々だと思いますが、一度道を外れてしまうと「正社員なんて無理ゲーでは?」と不安になりますよね。
実はぼくもフリーターやニートから就職した経験があるので、気持ちは理解できます。。。
でも、たった一度道を外れたくらいで「もうやり直しができない」なんてことはありません。
もちろん、超有名企業に就職したりエリートコースを進むのは難しいかもしれませんが、大事なことは自分に合った会社に就職をして、自分が満足できるキャリアを積むことです。
そこで今回は、ぼくの就職経験と人事目線をもとに「大卒のフリーターやニートから就職を成功させるコツ」をまとめました。
- 一日も早く行動を起こす
- フリーターやニートになった理由を整理する
- ニーズを意識してアピールを組み立てる
- 就職しやすい仕事を狙う
- ひとりで就活を進めない
就職は「諦めずに行動したもの勝ち」です。
この記事の流れ
大卒のフリーターやニートは需要がある【一日も早く行動を起こすことが大切】
まずは、一日も早く就職につながる行動を起こしましょう。

なぜなら、就職は
- ブランクは短いほうが有利
- 若いほうが優遇されやすい
つまり、早く行動したほうが就職できる可能性が高くなるからです。
言うまでもありませんが、大卒でフリーターやニートをしていると、いわゆる「ブランク」ができてしまいます。
ブランクは、長くなればなるほど、
「どうして無職期間が長引いたのだろうか」
「ちゃんと仕事をしてくれるのか」
「体力的・精神的に問題はないか」
このように企業の採用担当者や面接官は不安を感じるようになります。
また、基本的に未経験者の就職は、ポテンシャルや熱意、人間性を重視するので、若ければ若いほど期待値も高くなります。
逆に年齢が高くなってくると、期待値が下がるので就職のハードルはあがります。
このような理由で、大卒のフリーターやニートはブランクが長引くほど就活で不利になってしまうわけです。
なので、「就職したい」「正社員になりたい」という気持ちが少しでもあるなら、1日も早く動き出すことが大切です。
大卒でフリーターやニートはもったいない!?
もしかすると、
自分はフリーターだし、
就職できるか不安なんだけど。。。
このようになかなか一歩を踏みせない人もいるはずです。
たしかに、大卒のフリーターやニートは就活で不利な面もありますが、ぼくは逆に大卒でフリーターやニートをしているのは勿体ないと思います。
なぜなら、大卒のフリーターやニートを採用したいと考えている企業は世の中にたくさんあるからです。

「本当に?」と思うかもしれませんが、近年「人手不足」を抱える業界が増加傾向にあることはご存知でしょうか?
日本商工会議所が調べたデータを見ても、50%を超える中小企業は人手不足で苦しんでいることがわかっているんです。
【人員の過不足状況について】
- 不足している 50.2%
- 過不足はない 45.5%
- 過剰である 3.5%
- 無回答 0.7%
調査地域:全国47都道府県
調査対象:中小企業 4,072社
調査期間:平成27年6月1日~23日
引用データ:日本商工会議所より
人手不足が原因で倒産する会社も増えている、というニュースもあるくらいです。
人手不足は雇用を生み、採用の難易度も下げます。
つまり、大卒のフリーターやニートのような「未経験者」にとっては、就職しやすい状況になっているわけです。
また、ここ数年は「新卒」の人気が非常に高く、企業が新卒者を獲得することが困難なため「既卒」「第二新卒」「フリーター」などを狙って採用活動をしているケースもあります。
まずは1日でも早めに動き出して、就職チャンスを減らさないことが大切です。
【質問されても動じない】大卒でフリーターやニートになった理由をきちんと整理しておく
続いてのコツは、大卒でフリーターやニートになった理由をしっかり整理しておくことです。

文部科学省と厚生労働省が毎年発表しているデータによれば、2019年の大卒就職率は97.6%。
高水準をキープしていることが分かっています。(参考:文部科学省)
大卒者の就職率が高いということは、「大卒でフリーターやニートになるのはそれほど多いケースではない」というイメージにつながります。
そのため、フリーターやニートになった理由をきちんと説明できることが、就活を成功させるコツと言えるんです。
フリーターやニートになった理由をうまく説明するポイント
では、大卒でフリーターやニートになった理由はどのように整理しておけば良いのでしょうか。
ポイントは以下の3つです。
- なるべく嘘はつかず
事実を説明する - フリーターやニートになって
得たこと・反省点などを述べる - 就職したらどうしたいか
今後の展望を伝える
例えば、就活の面接で採用担当者に
どうして就職をせずに
アルバイトをしているのですか?
このような質問をされたと仮定します。
その場合は、以下のような回答を準備しておきます。
やりたい仕事が見つからず、就職先を決めないまま卒業してしまった。
安易な気持ちでフリーターの道に進んだことは後悔している。しかし、自分と向き合う時間が持てたことで本当にやりたい仕事が見つかった。
今後は、少しでもはやく仕事を覚えチームのリーダーとして活躍できるようにがんばっていきたい。
このように、3つのポイントを意識して理由を説明すれば、本来触れてほしくない質問も前向きな回答に変えることができます。
何を求められるかを考えてアピールを組み立てる【大卒フリーター・ニートは人間性を問われる】
なにをアピールしたらいいか
わからない。。。
こんなふうに悩む人も多いはずです。
就活のアピールには絶対に外せないコツがあります。
それは、企業に何を求められるかを考えた上でアピールを組み立てるということです。

もちろん、「こんなスキルをもっている人材がほしい」「男女どちらが好ましい」など企業各々で「ニーズ」は変わってきます。
ですが、企業が大卒のフリーターやニートに求める資質はだいたい共通しています。
つまり、自分勝手にあれこれアピールするよりは、企業側のニーズを理解したうえでアピールを用意したほうが好印象を与える可能性はグッとアップするというわけです。
企業が大卒フリーター・ニートに求めている3つのポイント
では、企業は具体的に大卒のフリーターやニートに何を求めているのでしょうか。
それはズバリ、
- 将来性
- 熱意
(やる気・バイタリティ) - 素直な人柄
以上の3つです。
リクルートが調べた「経験の浅い第二新卒を採用する理由」のデータを見ても、同じような結果が出ています。
経験の浅い第二新卒を採用する理由
- やる気 82pt
- ポテンシャル・将来性 79pt
- バイタリティ 74pt
- 社会人スキル 73pt
- 考え方が柔軟 60pt
企業は、社会人経験が豊富な転職者に対してはスキルや経験を求めますが、未経験者には一言でいうと「人間性」を求めます。
なので、無理にスキルを盛ったり、背伸びをしたアピールするよりは、
- これからどうしていきたいか
- 就職にかける熱い気持ち
- 自分の人柄が伝わるエピソード
などをきちんと伝えられるように用意しておきましょう。
大卒のフリーターやニートは【未経験でも就職しやすい仕事に狙いを定める】
正社員になりたくても、
どんな仕事を選んだらいいかわからない
仕事の選び方が不安。。。
このように「仕事探し」で悩む人は多いはずです。
これに関しては、やりたい仕事や好きな業界にこだわるよりも大卒フリーターやニート(未経験者)が就職しやすい仕事に狙いを定めるのがおすすめです。
もちろん、どうしてもやりたい仕事が決まっているなら、積極的にチャレンジはすべきです。
でも、仕事を選びすぎたり、「この業界以外は無理」と決めつけてしまうと、就職チャンスは一気に萎んでしまいます。
フリーターやニートから就職を目指すなら、まずは就職しやすい業界や職種に狙いをつけて、とにかく正社員になることが大切。
ここで足踏みをしていると、どんどん就職チャンスは減るばかりです。
大卒のフリーターやニートが就職しやすい業界や職種とは?
では、大卒のフリーターやニートが就職しやすいのはどんな業界や職種なのでしょうか。
それは、
- 人手不足の業界
- 未経験者の採用率が高い職種
この2つです。
先ほどもお話ししたように、近年は人手不足の業界が多く、人手不足は雇用を生みます。
とくに以下の業界は、人手不足の割合が非常に高いことが分かっているので、フリーターやニートの狙い目と言えます。
【業界別集計】
- 介護・看護 72.2%
- 運輸業 60.9%
- 建設業 60.7%
- その他サービス 58.1%
- 情報通信・情報サービス業 56.7%
以下省略
引用データ:日本商工会議所より
また、未経験者の採用率が高い職種も見逃せません。
未経験者の採用率が高いということは、就職チャンスが豊富なだけでなく、研修制度が充実していたり、キャリアアップがしやすいなどのメリットもあります。

未経験者の採用が活発な職種の代表は、
- 営業職
- エンジニア職
- 事務・営業事務
- 介護職
- サービス・販売職
などですね。
一口に「営業」と言っても、その仕事内容は幅広く企業によってイメージは変わります。エンジニアも同様で細かい仕事内容が分かれています。
同じ職種・業界でも求人によって仕事内容や雰囲気は変わってくるので、まずは情報収集をして気になる求人をピックアップすることをおすすめします。
就活はひとりで進めるのはNG【大卒フリーターやニートの就職挫折リスクを回避】
最後のコツは、就活をひとりで進めないことです。

就活ってひとりでがんばるものでしょ?
と疑問を感じた人が大半だと思いますが、実は就活ってひとりで頑張る必要はないんです。
もちろん、がんばっても良いのですがひとりで正社員を目指すのはリスキーな就活方法です。
なぜなら、大卒のフリーターやニートから就職するのは決して簡単とは言えないですし、挫折する可能性もあります。
そもそも、なにから手を付けていいかわからず、スタートを切れない人もいるはずです。
実はぼくも、就活を挫折してフリーターに戻った経験があります。
なので、就活はひとりで進めようと思わず、
- ハローワーク
(わかものハローワーク) - サポステ
- 就職エージェント
など、キャリアアドバイザーやカウンセラーなどに相談できるサービスを使うことを強くおすすめします。

とくに民間企業が運営している就職エージェントは、求人を出している企業と結びつきも強いので、
- 自分に合う企業を紹介してもらいやすい
- 細かな情報を教えてもらえる
- 書類免除などメリットが多い
このようにフリーターやニートでも就職チャンスがアップします。
また、キャリアアドバイザーに相談すれば就職の不安を解消できるので、ひとりで悩まずに済みます。
ぼくも就職エージェントを活用しましたが、とくに
- 書類落ちがガクッと減った
- 面接に自信が持てるようになった
- 希望に合う求人を紹介してもらえた
このようなメリットを強く感じました。
フリーターやニートを専門にサポートしてくれる就職エージェントを活用する
もしかすると、
フリーターやニートがサポートしてもらえるわけ?
このような不安を感じる人もいるかもしれませんが、今は「フリーター」「既卒」「未経験者」などを専門的にサポートしてくれる就職エージェントが充実しています。
フリーターやニート歴が長くてもしっかりサポートくれるので、気にせず登録して大丈夫です。
とくにおすすめしたいのは、「ジェイック(JAIC)」というサービスです。

ジェイックは未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスで、こんな特徴があります。
- 初めてでも相談しやすい
- 離職率の低い企業を紹介してもらえる
- 無料の就職講座を実施している
ブラック企業対策に強くバックアップもしっかりしているので、未経験でも良い企業に就職しやすいサービスです。
さらに、厚生労働省委託業者が全国でたった43社しか認めていない「職業紹介優良事業者」なので安心して利用できます。
サポート対応地域は、下記のとおり。
東京 神奈川 千葉 埼玉
愛知 大阪 兵庫 広島 宮城
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。

まずは登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※ジェイックは現在、世の中の情勢からWEB面談もしています。自宅にいながら安心して相談できます。
ジェイックのサポートエリア外で就職する場合は、「第二新卒AGENTneo」というサービスに登録しておきましょう。

第二新卒エージェントneoは、株式会社ネオキャリアが運営しているフリーターや既卒者に特化した就職エージェントです。
特徴は、スタッフが全員「第二新卒経験者」ということです。
なかには淡々と機会的にサポートを進めるエージェントもありますが、第二新卒エージェントneoは「二人三脚」で就活を進めていくイメージ。
キャリアアドバイザーや担当者も第二新卒を経験しているので、はじめてエージェントを使う方も安心して相談できるのが大きな魅力です。
もしかするとあまり聞き馴染みがないサービスかもしれませんが、
- 取引企業は1万社以上
- 1人あたり10時間以上サポート
- 訪問済の企業だけを紹介してくれる
このように実力があるエージェントです。
求人は全国に対応しているので、うまく活用してください(登録は30秒で完了します!)。
何度失敗しても1回成功すればそれで良いんです。
そのくらいの気持ちで就活を進めていきましょう。

フリーターや既卒、ニートからの就職を成功させるには、未経験者の就職に特化したサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎の求人にたくさん出会える
- フリーターや既卒、ニートからの就職ノウハウを教えてもらえる
- 不安や悩みを相談できる
こんなメリットがあるので、就職支援サービスを使わないのは損です。
未経験からの就職に強いサービスを3社厳選したので、チェックしてみてください。