今さらがんばっても遅い?
もう24歳だし
なんとかしたい。。。
こんなふうに悩んでいませんか?
フリーターや既卒の24歳は、高卒なら5年以上・大卒なら約2年が過ぎているので、今後が不安になりますよね。
「そろそろフリーターや既卒をやめて就職したい!」と考えている人は多いはずです。
ぼくも就職前は、フリーターやニート生活をしていたので気持ちはよくわかります。焦りますよね。
とは言え、どうやって就活を乗り切るべきか悩むのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ぼくの就活経験と人事目線をもとにして「24歳のフリーターや既卒が就職するコツ」をまとめました。
- 素早い就活を心がける
- 就職しやすい仕事選ぶ
- ブラック企業対策をする
- 面接のフォローを準備
- 決してひとりで悩まない
この記事の流れ
素早い就活を心がける【24歳のフリーターや既卒にはチャンスがある】
1つ目に伝えたいコツは、素早い就活を心がけることです。

実は24歳のフリーターや既卒には、就職チャンスやキャリアアップのチャンスがたくさんあります。
なぜなら、25歳前に就活(就職)をすれば、
- 求人の選択肢が多い
- 人材としての需要が高い
- 30歳前後でキャリアチェンジや
キャリアアップの機会もある
このようなメリットがあるからです。
未経験から挑戦できる求人は、25歳をすぎると減少していきますし、20代後半ではガクッと減ります。
キャリアアップやキャリアチェンジの可能性も、若いうちに就職しておいたほうが有利です。
また年収に関しても、20代中盤からは「正社員」と「非正規雇用」の差はどんどん広がっていきます。

もちろん、お金が全てではありませんが、あとでこの差を取り戻すのは大変です。
つまり、24歳の今が「就職の絶好のタイミング」と言えるわけです。
1年後や2年後より就職しやすいのは確かですし、就職チャンスも多い時期です。
あとで後悔しないように、まずは「できるだけ素早く」就活を進めていきましょう。
おすすめは期限を決めて就活をスタートすること
そこでおすすめしたいのが、期限を決めて就活をスタートすることです。
「この日までに就職をする」と決めて、その日から逆算する形で今後のスケジュールを組んでみてはいかがでしょうか。

たしかに就活は、自分の予定どおりには進みません。
必ず採用してもらえるわけではないですし、予期せぬ出来事もあります。
ですが、期限を設定することで、
- モチベーションが上がる
- スケジュールを組みやすい
- 緊張感が生まれる
このような作用があるので、就活のプラスになるはずです。
逆に期限を決めずに就活をすると、ダラダラ先延ばしにしたり、なかなか一歩が踏み出せなかったりします。
実際ぼくも期限を設定することで、「この日までにやらなきゃ」とモチベーションを保てました。
フリーターや既卒で過ごす1年はあっという間です。
今は24歳でも、「気がついたら20代後半になっていた」なんてことになったら、悔やんでも悔やみきれませんよね。
ですから、就活は期限を決めて素早く進めましょう。
24歳のフリーターや既卒が就職しやすい仕事を選ぶ【求人選びのコツ】
次にお伝えするコツは、求人は就職しやすい仕事を選ぶことです。

正社員を目指すとなると、当然いろいろな要望・希望がありますよね。
しかし、24歳のフリーターや既卒が仕事を選びすぎてしまうと、
- なかなか内定がでない
- モチベーションが下がる
- 就活がどんどん長引く
このようなループにハマってしまうかもしれません。
すると、就活を挫折する可能性も高まります。
もちろん、どうしても目指したい業界や職種があるならチャレンジするべきです。
しかし、フリーターや既卒から就活をする場合は、未経験者が就職しやすい求人にフォーカスすることも大切です。
未経験者が就職しやすい求人とは
具体的にどんな仕事が未経験者でも就職しやすいかというと、次の2つです。
- 人手が足りない業界
- 未経験者の採用割合が多い職種
以上が24歳のフリーターや既卒者が狙うべき求人と言えます。
近年は、約50%の中小企業が人材不足に悩んでいることがわかっています。
【人員の過不足状況について】
- 不足している 50.2%
- 過不足はない 45.5%
- 過剰である 3.5%
- 無回答 0.7%
調査地域:全国47都道府県
調査対象:中小企業 4,072社
調査期間:平成27年6月1日~23日
引用データ:日本商工会議所より
企業にとって人材不足は死活問題。そのため、人手が足りない企業は求人をバンバン出しますし、採用基準も甘くします。
つまり、未経験者が入社しやすいわけです。
とくに人材不足の割合が高い業界は以下のようになっています。
【業界別集計】
- 介護・看護 72.2%
- 運輸業 60.9%
- 建設業 60.7%
- その他サービス 58.1%
- 情報通信・情報サービス業 56.7%
以下省略
引用データ:日本商工会議所より
介護や運輸、サービスやIT情報系は慢性的に人材不足を抱えているので、こうした業界を中心に求人をチェックしてみるのはおすすめです。
また、そもそも未経験者の受け入れが多い職種を狙うのも一つの方法です。
以下は、転職サイトのマイナビが調べた「未経験者歓迎の割合が多い職種」のデータです。
「職種未経験者歓迎」の割合が多い職種
- 美容・ブライダル・ホテル・交通
- 販売・フード・アミューズメント
- 技能工・設備・配送・農林水産 他
- 保育・教育・通訳
- 医療・福祉
- 管理・事務
- 公共サービス
- 企画・経営
- 医薬・食品・化学・素材
- コンサルタント・金融・不動産専門職
- 営業
- クリエイティブ
- 電気・電子・機械・半導体
- 建築・土木
- WEB・インターネット・ゲーム
- ITエンジニア
未経験者の受け入れが多いということは、就職チャンスが大きいだけでなく、
- 研修の充実
- 職場への溶け込みやすさ
- キャリアアップの仕組み
なども高水準なケースが多いと言えます。
これらは24歳のフリーターや既卒者にとって大きなメリットです。
ブラック企業に捕まらないコツ【就職を目指す24歳のフリーターや既卒は格好の獲物】
3つ目にお伝えしたいのは、ブラック企業に捕まらないようにすることです。

残念ながら、就職を目指す24歳のフリーターや既卒者はブラック企業にとって格好の獲物です。
職歴やスキルに不安があると、
就職できればなんでもいい…
私は運が良い
こんなふうに思いがちですが、そこを巧みに突いてくるのがブラック企業です。
せっかく就職できても、長時間労働で休みはなし、パワハラやモラハラが当たり前の職場では、仕事を続けられませんよね。
早期離職に繋がり、さらに再就職が難しくなってしまいます。
ですから、ブラック企業を見分けるコツを頭に入れておきましょう。
最低限チェックしたいブラック企業を見分けるポイント
個人で出来る「ブラック企業の判断」には限界はありますが、最低限次のポイントをチェックしてください。
- 求人票に曖昧な表現が多い
- 仕事内容が不明瞭
- 給料システムが複雑
- 面接時に社内の雰囲気が悪い
- 大量募集・一斉採用
基本的にブラック企業は、求人に曖昧な表現が多かったり、仕事内容が不明瞭なケースが多いと言えます。
どんな業務を任されるのか理解できなかったり、
- 若者が活躍する職場
- 頑張り次第で高収入
- すぐに活躍できます
このような謳い文句がある場合は注意が必要かもしれません。
若手が多いということは、30代以上のベテランが育ちにくい環境かもしれませんし、頑張り次第ということは歩合制で基本給が異常に低い可能性もあります。

すぐ活躍できるというのも、考えようによっては現場へ放り出されだけなのかもしれません。
求人に記載してある文言は、「裏の意味」を考えてみると良いですね。
また、ブラック企業は給料体系が複雑なケースが多かったり、大量採用を実施する場合も多いです。
面接時には、
- 暗い雰囲気が漂っていないか
- 社員が疲れ切っていないか
- 面接官の言うことに一貫性はあるか
など、会社の雰囲気や社員・面接官の動向をチェックすると良いですね。
面接のフォローを準備【24歳のフリーターや既卒の弱みを乗り越える】
面接時のフォローのしかたについてもコツがあります。

きっと、24歳のフリーターや既卒から就職する大半の方は、
既卒はマイナスかも。。。
このように思っているはずです。
例えば面接官に、
「就職をせず、フリーターになったのはなぜですか?」
「正社員としてやっていく覚悟はありますか?」
「アルバイトをしているのは何か理由があるのですか?」
このような質問をされたら、どう答えるべきか悩みますよね。
そんな場合に備えて、次の3つのステップに沿ったフォローを準備しておくことをおすすめします。
- 答えを正直に話す
- 反省や気付きを伝える
- 今後の展望を語る
例えば、「就職をせず、フリーターになったのはなぜですか?」と質問を受けた場合は、
やりたい仕事が見つからず、アルバイトに逃げてしまった。
しかし、アルバイトをする過程でいろいろな働き方を見て、自分が本当に目指したい仕事が見つかった。
就職後は、チームに無くてはならない存在に成長したい。遠回りをした分を早く取り戻したい。
このように、1から3の順に沿って回答を組み立ててみてください。
そうすることで、前向きで熱意のある印象を与えることができます。

基本的にフリーターや既卒者を採用する企業は、
- 熱意・やる気
- ポテンシャル(将来性)
- 人間性
を重視するので、この3ステップの回答は好印象につながります。
とくに24歳で若いと、どれだけ熱意があるか、将来性があるかで採用の可能性が大きく変わります。
面接では弱みをしっかりフォローして、前向きな印象を与える準備をしておきましょう。
「なぜ24歳の今就職したいのか」をハッキリさせることが始まり
また、就職の目的を明確にしておくことも大切です。
例えば、
- 就職しないと不安
- 周りに急かされる
- このままじゃマズい
だから就職する
でも良いのですが、それだと「就職後の展望」が見えませんよね。
実は、就職自体はゴールではありません。
24歳で就職したら、そこがスタートです。

「就職すること」にばかりこだわると、就職が決まった時点でモチベーションを失ったり、就職後に後悔することもあります。
ですから、一度落ち着いて「就職の先にはどんな目的(やりたいことなど)があるか」を考えておきましょう。
例えば、
- 30代で独立する
- 彼女と結婚して楽しい生活を送りたい
- 一人暮らしを贅沢に満喫したい
こんなふうになんでも良いです。
就職した先を思い描くことで、
- 就活の面接でプラス
- モチベーションアップ
- 就職後もがんばれる
このようなメリットがあるので、ぜひ取り組んでみてください。
24歳のフリーターや既卒は就職をひとりで悩まないことが大切【挫折しないコツ】
最後のコツは、ひとりで就活を悩まないことです。

はっきり言って、フリーターや既卒が就活をするのは簡単ではありません。
24歳で若いのは相当有利ですが、新卒や転職者と比較すればハードルが高いのは事実です。
- どんな仕事が合っているか
- 面接で何をアピールすべきか
- 企業とのやり取りは適切か
など、わからないことは多いと思いますし、そもそも何から始めていいか迷う人もいるはずです。
そんな状態で就活を進めたら、挫折する可能性は極めて高いですよね。
実際ぼくは就活を一度挫折して、フリーターに舞い戻った過去があります。
そんな経験から言えるのは、就活をひとりで進める必要はないということです。
今は、フリーターや既卒者の就活をサポートしているサービスがたくさんあります。
例えば、
- ハローワーク
(わかものハローワーク) - サポステ
- 就職エージェント
などは、無料で就活サポートをしている代表的なサービスです。
こうしたサービスを使うことで、就活の進め方やコツを教えてもらえますし、悩みや不安も相談できます。

とくに民間企業が運営している就職エージェントは、求人を出している企業と結びつきも強いので、求人を紹介してもらいやすくサポートの質も高いです。
エージェントのキャリアアドバイザーは、紹介する企業の採用担当者と打ち合わせをするなどして情報を集めているので、
- どんな職場環境か
- 上司の人柄
- 詳細な仕事内容
- どんなアピールが有効か
などを詳しく教えてくれます。
就職に不安を感じている人こそ、こうしたサービスをうまく活用して就活を乗り切りましょう。
フリーターや既卒の就活に特化したエージェントを使う
もしかすると、
エージェントなんて使えるの?
と不安を感じた人もいるかもしれません。
たしかに、リクルートエージェントやマイナビエージェント、dodaといった総合転職系のエージェントはサポートをしてもらうのが難しいケースは多いです。

しかし最近は、フリーターやニート、既卒など経験・スキルに不安があってもしっかりサポートしてくれるエージェントが増えています。
とくにおすすめしたいのは、「ジェイック(JAIC)」というサービスです。

ジェイックは未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスで、こんな特徴があります。
- 初めてでも相談しやすい
- 離職率の低い企業を紹介してもらえる
- 無料の就職講座を実施している
ブラック企業対策に強くバックアップもしっかりしているので、未経験でも良い企業に就職しやすいサービスです。
さらに、厚生労働省委託業者が全国でたった43社しか認めていない「職業紹介優良事業者」なので安心して利用できます。
サポート対応地域は、下記のとおり。
東京 神奈川 千葉 埼玉
愛知 大阪 兵庫 広島 宮城
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。

まずは登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※ジェイックは現在、世の中の情勢からWEB面談もしています。自宅にいながら安心して相談できます。
ジェイックのサポートエリア外で就職する場合は、「第二新卒AGENTneo」というサービスに登録しておきましょう。

第二新卒エージェントneoは、株式会社ネオキャリアが運営しているフリーターや既卒者に特化した就職エージェントです。
特徴は、スタッフが全員「第二新卒経験者」ということです。
なかには淡々と機会的にサポートを進めるエージェントもありますが、第二新卒エージェントneoは「二人三脚」で就活を進めていくイメージ。
キャリアアドバイザーや担当者も第二新卒を経験しているので、はじめてエージェントを使う方も安心して相談できるのが大きな魅力です。
もしかするとあまり聞き馴染みがないサービスかもしれませんが、
- 取引企業は1万社以上
- 1人あたり10時間以上サポート
- 訪問済の企業だけを紹介してくれる
このように実力があるエージェントです。
求人は全国に対応しているので、うまく活用してください(登録は30秒で完了します!)。

フリーターや既卒、ニートからの就職を成功させるには、未経験者の就職に特化したサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎の求人にたくさん出会える
- フリーターや既卒、ニートからの就職ノウハウを教えてもらえる
- 不安や悩みを相談できる
こんなメリットがあるので、就職支援サービスを使わないのは損です。
未経験からの就職に強いサービスを3社厳選したので、チェックしてみてください。