就職できる?
どうしたらいい!?
こんなふうに悩んでいませんか?
就職したくても「フリーターだから自信がない」と不安を感じる人は多いはずです。
実はぼくも就職前はフリーターをしていたので、気持ちはよくわかります。どうするべきか悩みますよね。
でも、23歳という年齡ならまだまだチャンスはあります。きちんとコツを押さえて就活を進めれば、フリーター脱出はいくらでも可能です。
この記事では、ぼくの就活経験と人事目線をもとに「23歳のフリーターが就職するコツ」をまとめました。
- 就活を第1に考える
- 年齡のアドバンテージを生かす
- 就職しやすい業界・職種に目を向ける
- 必ずやるべき面接対策
- モチベーションを高める
この記事の流れ
23歳のフリーターが正社員を目指すなら【まずは就職を第一に考える】
フリーターから正社員を目指すとき最も大切なのは、就活を第一に考えることです。

先にお話ししたように、ぼくもフリーターから就職をしました。
ただ、就活を終えるまでに約1年もかかってしまいました。
それはどうしてかというと、
- アルバイトを週6で入れていた
- 就活のスケジュールを立てなかった
- 遊びの予定もじゃんじゃん入れていた
このように、計画や準備がお粗末だったからです。
今考えると、就職したい!と思っていたのに就活を第一に考えていなかったわけです。

当時のぼくは、フリーターとは言えアルバイトでそこそこ収入はありましたし、「まだ20代だから大丈夫」という安心感もありました。
でも、フリーターをしていると、あっという間に1年、2年が過ぎていきます。
この後お伝えしますが、正社員を目指すフリーターにとって、「就活の長期化」は非常に大きなマイナスです。
就活を優先しないと、結局はダラダラとフリーター歴が伸びてしまうだけ。あとで必ず後悔します。
ですから、23歳のフリーターから正社員を目指すなら、就活を第一に考えてください。
例えば、
- アルバイト先に「今就活をしている」
と伝えておく(シフトなど融通がきくように) - 友達や彼女、彼氏など身近な人に
就活をがんばると宣言する - 3ヶ月を目安に就活のスケジュールを立ててみる
このような対策がおすすめです。
まわりを「就活しやすい環境」に整えるのがコツになります。
もしかすると、アルバイト先に就活をしていると伝えるのが難しい人もいるかもしれませんが、アルバイトのせいで就活が進まないのは本末転倒です。
最低限、面接日は優先できるように調整しておきましょう。
また、周囲に目標(就職)を宣言すると、「宣言したからがんばらなくては」というプラスのプレッシャーが働き、目標達成率が高くなると言われています。
周りも味方につけて、「23歳のうちに就職する!」と決めることが大切です。
【後回しはNG】23歳という若さのアドバンテージを生かした就活をする
就活は、後回しにしないことも大切です。

基本的に就活は、年齡が上がるにつれて難しくなっていきます。
23歳よりも24歳、25歳と年を重ねるごとに、就職チャンスは減っていくわけです。
これはどうしてかというと、フリーターのような「未経験者」を採用する企業の多くは、
- 将来性
- フレッシュな姿勢
- 周りと馴染めるかどうか
などを重視するからです。
将来性などを評価しやすい「若い人材」が有利になるわけですね。
ですので、23歳という若さを生かすためにも就活の後回しはNGです。
来週よりも今週、明日よりも今日、就活を少しでも早く進めることが大切です。
就活のデッドラインを設定する
そこでおすすめしたいのは、デッドラインの設定です。

- 3ヶ月後のこの日までに就職を決める
- ◯月◯日にアルバイトを辞める
など、就活の期限をあらかじめ決めてしまいましょう。
もちろん、就活は予定どおりに進むとは限りませんが、デッドラインを設定することで、
- モチベーションがアップする
- 逆算して予定を立てやすくなる
- 目標が決まる
など様々なメリットがあります。
期限がない就活は、だらだらフリーターを続ける原因になります。
就職しやすい業界・職種に目を向ける【23歳のフリーターを脱出】
次のコツは、就職しやすい業界や職種に目を向けることです。

就職する場合、
- 絶対この業界がいい
- この職種は無理
- 好きな仕事がしたい
こんなふうに考える人が多いと思います。
もちろん間違った考えではありませんし、どうしても働きたい業界があるならチャレンジしてみるべきです。
でも、23歳のフリーターが就職先を選びすぎてしまうと、就活は長期化します。
長期化すると、就活を挫折する原因にもなってしまいます。
ですから、フリーターが就職しやすい業界や職種にも目を向けることはとても大切です。
そのなかで、自分がチャレンジできそうな求人にアプローチするのがおすすめです。
人手不足の業界と未経験者を歓迎する職種が狙い目
具体的に就職しやすい業界・職種というのは、いわゆる「人手不足の業界」、「未経験者を歓迎している職種」です。
当然ですが人員が足りない業界は、
- 求人が多い
- 採用のハードルが低い
- 給料も高め
このような傾向があります。
フリーターや未経験者でも、就職しやすい状態にあるわけです。
とくに以下の業界は、人手不足の割合が高く慢性的に人員が足りない状態が続いているので狙い目と言えます。
【業界別集計(※人手不足の割合)】
- 介護・看護 72.2%
- 運輸業 60.9%
- 建設業 60.7%
- その他サービス 58.1%
- 情報通信・情報サービス業 56.7%
以下省略
引用データ:日本商工会議所より
介護や運輸、建設、IT系情報サービスなどは、人が足りない業界の代表例です。
もしかすると、「介護や運送はブラックが多いのでは?」と不安に思う人もいるかもしれませんが、職場によって労働環境は大きく変わります。
きちんと情報を集めれば条件の良い求人も見つかるので、先入観を持たずに仕事を探してみてください。
また、そもそも未経験者を歓迎している職種もフリーターにとって狙い目です。
以下は、マイナビが調査した「職種未経験者歓迎」の割合が多い職種の一覧です。
「職種未経験者歓迎」の割合が多い職種
- 美容・ブライダル・ホテル・交通
- 販売・フード・アミューズメント
- 技能工・設備・配送・農林水産 他
- 保育・教育・通訳
- 医療・福祉
- 管理・事務
- 公共サービス
- 企画・経営
- 医薬・食品・化学・素材
- コンサルタント・金融・不動産専門職
- 営業
- クリエイティブ
- 電気・電子・機械・半導体
- 建築・土木
- WEB・インターネット・ゲーム
- ITエンジニア
未経験者を歓迎する職種は、就職しやすいだけでなく
- 研修などが充実している
- 未経験者の同期が多いので
馴染みやすい - キャリアアップがしやすい
こうした職場も多い傾向にあります。
そのため、23歳のフリーターから就職したとしても、社会人生活をスタートしやすいメリットもあります。
必ずやるべき面接対策【23歳フリーターのネガを前向きに変える】
23歳のフリーターにとって、就活の大きなハードルは「面接」ではないでしょうか?
フォローする方法は?
このように悩む人は多いはずです。

基本的に企業の採用担当者や面接官は、フリーターや未経験者に「不安」や「疑問」を感じます。
「すぐに辞めないだろうか?」
「正社員としてやっていけるか?」
「どうしてフリーターになったのか?」
このような不安や疑問を解消するために、面接で様々な質問をするわけです。
逆に言えば、採用担当者や面接官の不安や疑問を解決してあげることが、フリーターの就活を成功させるカギになります。
そこで必ずやっておきたいのが、「ネガティブを前向きに変える面接対策」です。
具体的には、以下の流れを意識した回答を準備しておくのがおすすめです。
- 質問を受け止める・事実を正直に話す
- 経験から得た事・学びを伝える
- 今後はどうしていきたいかを語る
仮に面接官に、
という質問を受けたとします。
この場合は、以下のような回答を準備しておきます。
当時は自分が進みたい方向が分からず、アルバイトに逃げてしまった。就職しなかったことは後悔している。
しかし、自分と向き合う時間を持てたことで、本気で進みたい方向が見えてきた。
就職できたら、一日でも早く「会社に無くてはならない存在」になれるようにがんばりたい。
たとえネガティブな質問を受けても、上記のような流れを意識して回答をすれば、ポジティブな印象を残すことができるはずです。
先にお話ししたように、フリーターや未経験者を採用する企業は、
- 将来性
- フレッシュな姿勢
- 周りと馴染めるかどうか
などを重視するので、
- 質問を受け止める・事実を正直に話す
- 経験から得た事・学びを伝える
- 今後はどうしていきたいかを語る
こうした流れを組んだ回答は非常に効果的です。
就活を一人で悩まない【23歳のフリーターにおすすめしたいモチベーションの高め方】
最後のコツは、モチベーションを高める環境を作っておくことです。

正直に言うと、フリーターの就活は簡単ではありません。
23歳は年齡的なアドバンテージはありますが、新卒や職歴がある転職者と比べれば不利です。
また、フリーターから就職をするにしても、
- どんな仕事を選ぶべきか
- 書類が書けない
- 面接対策がうまくいかない
など、いろいろな不安がありますよね。
このような状態だとモチベーションは長く続きませんし、最悪就活を挫折してしまう可能性も高くなります。
ですから、就活を一人で悩むのはやめましょう。
前もって、「モチベーションを保てる環境」を作っておくことを強くおすすめします。
就職サポートをしてくれるサービスを活用
具体的には、就職をサポートしてくれるサービスを積極的に活用しましょう。
今は、
- ハローワーク
(わかものハローワーク) - サポステ
- 就職エージェント
など、フリーターでも利用可能な就活サービスがたくさんあります。
こうしたサービスを使うことで、就活のモチベーションがグッと上がりますし、不安や悩みも解決をしやすくなります。

とくに就職エージェントは、求人を出している企業と結びつきが強く、
- 仕事を紹介してもらいやすい
- 細かな情報をおしえてもらえる
- 書類免除のケースもある
など、たくさんのメリットがあります。

注意したい【フリーターのためのエージェント選び】
ただし、エージェントの選び方だけは注意してください。
エージェントといえば、「リクルートエージェント」や「マイナビエージェント」「doda」などが有名ですが、これらは社会人経験がある転職者を対象としたサービスです。
そのため、「フリーターはサポートが難しい」と断られるケースも多いです。

ですので、フリーターが就職エージェントを使う場合は「未経験者を専門としているサービス」を活用してください。
そうすれば、きちんとサポートをしてくれますし、仕事も紹介してもらえます。
とくにおすすめしたいのは、「ジェイック(JAIC)」というサービスです。

ジェイックは未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスで、こんな特徴があります。
- 初めてでも相談しやすい
- 離職率の低い企業を紹介してもらえる
- 無料の就職講座を実施している
ブラック企業対策に強くバックアップもしっかりしているので、未経験でも良い企業に就職しやすいサービスです。
さらに、厚生労働省委託業者が全国でたった43社しか認めていない「職業紹介優良事業者」なので安心して利用できます。
サポート対応地域は、下記のとおり。
東京 神奈川 千葉 埼玉
愛知 大阪 兵庫 広島 宮城
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。

まずは登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※ジェイックは現在、世の中の情勢からWEB面談もしています。自宅にいながら安心して相談できます。
ジェイックのサポートエリア外で就職する場合は、「第二新卒AGENTneo」というサービスに登録しておきましょう。

第二新卒エージェントneoは、株式会社ネオキャリアが運営しているフリーターや既卒者に特化した就職エージェントです。
特徴は、スタッフが全員「第二新卒経験者」ということです。
なかには淡々と機会的にサポートを進めるエージェントもありますが、第二新卒エージェントneoは「二人三脚」で就活を進めていくイメージ。
キャリアアドバイザーや担当者も第二新卒を経験しているので、はじめてエージェントを使う方も安心して相談できるのが大きな魅力です。
もしかするとあまり聞き馴染みがないサービスかもしれませんが、
- 取引企業は1万社以上
- 1人あたり10時間以上サポート
- 訪問済の企業だけを紹介してくれる
このように実力があるエージェントです。
求人は全国に対応しているので、うまく活用してください(登録は30秒で完了します!)。

フリーターや既卒、ニートからの就職を成功させるには、未経験者の就職に特化したサービスを選ぶことが大切です。
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こんなメリットがあるので、就職支援サービスを使わないのは損です。
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