22歳で職歴がない。。。
どうしたらいい?
もう22だし
そろそろ就職したい。。。
こんなふうに悩んでいませんか?
22歳でフリーターだと将来が不安ですよね。
とは言え、就活の一歩をなかなか踏み出せない人は多いはずです。
ぼくもフリーターから就職した経験があるので、同じように悩みました。
そこでこの記事では、ぼくの就活経験と人事目線をもとにして「フリーターが就職するときに注意しておきたいこと」をまとめました。
以下の5つを注意すれば、就職にグッと近づくはずです。
- なんとなく資格取得はNG
- フリーターが本当にアピールすべきこと
- 仕事選びをまちがえない
- ブラック企業に注意する
- 挫折しない環境づくりをする
22歳という年齢なら、まだまだいくらでも巻き返しはできます。
この記事の流れ
22歳のフリーターは注意【就職するためになんとなく資格取得はNG】
最初の注意点は、なんとなく資格取得や学校(専門など)を目指すのはNGだということです。

きっと、就職したい22歳のフリーターのなかには、
とりあえず
資格を取得したほうがいいかも
学校行くべき?
このように考える人もいるはずです。
決して資格取得や学校がダメというわけではありませんが、目標が曖昧な状態で勉強をはじめるのはおすすめできません。
なぜなら、以下のような結果になりやすいからです。
- なんでもいいけど資格を取りたい
- 数ヶ月〜1年ほどかけて資格取得
いざ就活を再開すると。。。
- その資格が実はあまり役立たない
- その仕事が本当にやりたい仕事ではない
- 長引いたブランクがネックになる
このようにプラスにならない可能性があるんです。
もちろん、希少性の高い資格は別ですが、そもそも「資格」はプラスアルファ程度に考えられるケースが多いスキルです。
就活では、資格単体で合否が左右されることは稀です。
また、「なんとなく役立ちそう」という曖昧な気持ちで勉強をすると、モチベーションが続きませんし、実際は興味が無い分野だったりします。
さらに数ヶ月〜年単位で時間がかかってしまうと、それだけ空白期間が伸びる結果になりますよね。
ですので、もしも22歳のフリーターが資格取得や学校卒業を目指す場合は、
- その資格が就職したい職場や業界で必ず必要か
- その業界や職種のエキスパートになりたいと思えるか
を必ず考えてみてください。
「とりあえず資格を取りたい」⇒「だから資格の勉強を始める」ではなく、「この資格が必要」⇒「だからこの資格の勉強をする」という思考がベターです。
とくに22歳は、年齢の若さで就職を優位に進められる時期です。
この1、2年をどう使うかでキャリアの可能性が大きく変わります。
なんとなく資格取得や学校を考えているなら、遠回りせずに就活をがんばったほうが後悔せずに済むかもしれません。

職歴なし22歳のフリーターが本当にアピールすべきこと
2つ目の注意点は、就活でアピールすべきポイントです。

22歳のフリーターから就職する場合、
フリーター経験を
効果的にアピールできる?
盛ってアピールすべき?
こんなふうに悩む人は多いはずです。
ついつい、背伸びをしたアピールをしたくなりますよね。
たしかに就活では、フリーター経験やスキルのアピールは大切です。
しかし、嘘をついたりスキルや職歴を盛りすぎると、逆効果に働くリスクがあります。

というのも、採用担当者や面接官の多くは、何十人何百人という応募者を面談しているので「人を見る力」が養われています。
つまり、嘘や中身のないアピールはすぐに見破られる可能性が高いというわけです。
ですので、背伸びをしたアピールに力を注ぐよりは「22歳のフリーターは何を求められているか」を考えた上でアピールを練ってみてください。
企業が22歳のフリーターに求める3つの資質
では、具体的に企業は22歳のフリーター(職歴がない未経験)に何を期待しているのでしょうか?
それは、以下の3つの資質です。
- やる気・熱意
- 将来性(成長要素があるか)
- 人間性(素直さ・職場に馴染めるか)
そもそもフリーターや未経験者を採用する企業は、スキルや経験に過度な期待はしていません。
そのかわり、就職にかける熱意やポテンシャルの高さに注目しています。
また、多くの会社はチームで仕事を回すケースが多いため、22歳の若い人材には「素直に話を聞けるか」「職場の人間関係にフィットするか」なども重要なポイントです。
実際、マイナビが調べたデータでも「第二新卒者の採用基準」は以下のとおりとなっています。
経験を問わない第二新卒者の採用基準
- 熱意・やる気 40.1%
- 入社意欲の高さ 36.1%
- 志望動機 24.5%
もちろん、アピールしたいスキルやフリーター経験がある場合は、積極的に伝えるべきです。
しかし、
- どうして就職したいのか
(やる気・熱意) - 就職後にどう成長したいか
(将来性) - 自分の人柄が伝わるエピソード
(人間性)
などのアピールはしっかり準備しておきましょう。
仕事の選び方を間違えない【22歳のフリーターが就職しやすい仕事を知る】
続いての注意点は、仕事の選び方を間違えないことです。

最初にお話ししたように、フリーターから就職するのは簡単とは言えません。
まだ22歳で若いのは有利ですが、仕事を選びすぎると
全然内定が出ない。。。
こんな状況に追い込まれてしまいます。
やりたい仕事があるならトライすべきですが、業界や職種によっては未経験のフリーターが就職するのが厳しいケースもあるからです。
当然、新卒の学生や職歴のある転職者に比べても就職のハードルは上がります。
ですので、まずは22歳のフリーターが就職しやすい業界や職種を知って、そこに狙いを定めて就活をしてみることをおすすめします。
「人手不足の業界」「未経験者歓迎の割合が多い職種」
具体的に22歳のフリーターが就職しやすい業界や職種というのは、簡潔に言うと
- 人手が足りない業界
- 未経験歓迎の割合が多い職種
この2つです。
実は現在、中小企業では人手不足の会社が50%以上にのぼるというデータがあります。
【人員の過不足状況について】
- 不足している 50.2%
- 過不足はない 45.5%
- 過剰である 3.5%
- 無回答 0.7%
調査地域:全国47都道府県
調査対象:中小企業 4,072社
調査期間:平成27年6月1日~23日
引用データ:日本商工会議所より
人手不足の会社が増えると求人は増えますし、採用条件のハードルも下がります。
つまり、未経験で職歴のない22歳のフリーターが就職しやすい環境になるわけです。
とくに人手不足の割合が高い業界は以下のとおりです。
【業界別集計】
- 介護・看護 72.2%
- 運輸業 60.9%
- 建設業 60.7%
- その他サービス 58.1%
- 情報通信・情報サービス業 56.7%
以下省略
引用データ:日本商工会議所より
介護職や運送、サービスやIT情報系はここ何年も人手が足りないと言われています。
まずはこうした業界を狙って仕事を探してみましょう。
また、そもそも未経験者を歓迎している割合が高い職種に注目するのも一つの方法です。
以下は、転職サイトのマイナビが発表しているデータです。
「職種未経験者歓迎」の割合が多い職種
- 美容・ブライダル・ホテル・交通
- 販売・フード・アミューズメント
- 技能工・設備・配送・農林水産 他
- 保育・教育・通訳
- 医療・福祉
- 管理・事務
- 公共サービス
- 企画・経営
- 医薬・食品・化学・素材
- コンサルタント・金融・不動産専門職
- 営業
- クリエイティブ
- 電気・電子・機械・半導体
- 建築・土木
- WEB・インターネット・ゲーム
- ITエンジニア
未経験者を歓迎する企業は、就職しやすいだけでなく、
- 研修制度の充実
- 入社後の居心地
- スキルアップ
などを期待できるので、フリーターにとってはいろいろなメリットがあります。
22歳のフリーターが就職するならブラック企業に注意する
4つ目の注意点は、ブラック企業対策です。

フリーターや未経験者が就職する場合、もっとも気をつけたいのが「ブラック企業」です。
就職先がブラック企業だと、
- 長時間労働や休日出勤の連続
- 残業代がなく給料も少ない
- パワハラや人間関係で消耗
このような環境で働かなくてはいけないかもしれません。
せっかく就職したのに、これはきついですよね。。。
すぐに会社を辞めることになるな可能性もあります。
いくら22歳で若くても、就職後の短期離職は大きなダメージ。再就職はますます難しくなります。
ですので、最低限のブラック企業対策をして就活を進めてください。
知っておきたいブラック企業を見極めるポイント
個人で出来るブラック企業対策には限界がありますが、以下のポイントは押さえておくと良いですね。
- 抽象的な企業アピールをしている
- 若手の活躍を売りにしている(ベテランがいない)
- 仕事内容が不明瞭
- 高収入・頑張り次第を売りにしている
基本的に「ブラック」と言われる企業は、人を使い捨てにする傾向が強いと言えます。
その結果「人材」が育たないので、若手の活躍を売りにしたり、30代以上のベテランが少ない職場が多くなります。

また、どんな業務をするのか曖昧なケースも多く、カタカナ英語のポジションで募集していたりもします。
他にも、月収が異様に高かったり、頑張り次第ですぐ高収入を見込めるといったアピールも注意が必要です。
もちろん、ここに挙げたケースに当てはまれば必ずブラック企業というわけではありませんが、
- 不明瞭な点がある
- 具体性がない
- 精神論が多い
こうした場合はしっかり下調べをしたうえで応募を検討してください。

挫折しない環境づくりをする【22歳のフリーターが就職するにはサポートが必須】
最後の注意点は、挫折しない環境作りをしておくことです。

ここまで注意点をお話ししましたが、
やっぱり大変そう。。。
こんなふうに思った方は多いかもしれません。
とくに22歳でフリーターをしていると、
- 面接の進め方
- 企業とのやりとり
- 就活マナーやコツ
などには自信が持てませんよね。
そもそも、なにから手を付けていいかわからない人もいるはずです。
こうした状態で就活を進めると、挫折してしまう可能性もあります。
実際ぼくは1度就活を挫折し、その後2年以上フリーターをしてから内定を取りました。
そこでおすすめしたいのは、最初に挫折しない環境をしっかり作っておくことです。

結論を言うと、就活をひとりでがんばる必要はありません。
今は就活をサポートしてくれるサービスが揃っています。
- ハロワ(わかものハローワーク)
- サポステ
- 就職エージェント
などですね。
こうしたサービスを使えば、就活はグッと楽になるので、どんどん活用していきましょう。

とくに民間企業が運営している就職エージェントは、求人を出している企業と結びつきも強いので、求人を紹介してもらいやすいですしサポートの質も高いです。
エージェントのキャリアアドバイザーは、紹介する企業の採用担当者と打ち合わせをしたり企業訪問をして情報を集めているので、
- どんな職場環境か
- 上司の人柄
- 詳細な仕事内容
- どんなアピールが有効か
などを詳しく教えてくれます。
就職に不安を感じている人こそ、こうしたサービスをうまく活用して就活を乗り切りましょう。
フリーターの就活に特化したエージェントを使う
もしかすると、
エージェントなんて使えるの?
と不安を感じた人もいるかもしれません。
たしかに、リクルートエージェントやマイナビエージェント、dodaといった総合転職系のエージェントはサポートをしてもらうのが難しいケースは多いです。

しかし最近は、フリーターやニート、既卒など経験・スキルに不安があってもしっかりサポートしてくれるエージェントが増えています。
とくにおすすめしたいのは、「ジェイック(JAIC)」というサービスです。

ジェイックは未経験者やフリーター、既卒者などに特化した就職サービスで、こんな特徴があります。
- 初めてでも相談しやすい
- 離職率の低い企業を紹介してもらえる
- 無料の就職講座を実施している
ブラック企業対策に強くバックアップもしっかりしているので、未経験でも良い企業に就職しやすいサービスです。
さらに、厚生労働省委託業者が全国でたった43社しか認めていない「職業紹介優良事業者」なので安心して利用できます。
サポート対応地域は、下記のとおり。
東京 神奈川 千葉 埼玉
愛知 大阪 兵庫 広島 宮城
(※対応地域は変わる可能性あり)
会員登録は簡単な入力をすれば1分程度で終わります。

まずは登録をサクッと済ませて、1歩前に進みましょう。
※ジェイックは現在、世の中の情勢からWEB面談もしています。自宅にいながら安心して相談できます。
ジェイックのサポートエリア外で就職する場合は、「第二新卒AGENTneo」というサービスに登録しておきましょう。

第二新卒エージェントneoは、株式会社ネオキャリアが運営しているフリーターや既卒者に特化した就職エージェントです。
特徴は、スタッフが全員「第二新卒経験者」ということです。
なかには淡々と機会的にサポートを進めるエージェントもありますが、第二新卒エージェントneoは「二人三脚」で就活を進めていくイメージ。
キャリアアドバイザーや担当者も第二新卒を経験しているので、はじめてエージェントを使う方も安心して相談できるのが大きな魅力です。
もしかするとあまり聞き馴染みがないサービスかもしれませんが、
- 取引企業は1万社以上
- 1人あたり10時間以上サポート
- 訪問済の企業だけを紹介してくれる
このように実力があるエージェントです。
求人は全国に対応しているので、うまく活用してください(登録は30秒で完了します!)。

フリーターや既卒、ニートからの就職を成功させるには、未経験者の就職に特化したサービスを選ぶことが大切です。
- 未経験歓迎の求人にたくさん出会える
- フリーターや既卒、ニートからの就職ノウハウを教えてもらえる
- 不安や悩みを相談できる
こんなメリットがあるので、就職支援サービスを使わないのは損です。
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