このままフリーターはやばい!と思ったときが実はチャンスという話
「フリーターはやばいかも…!?」
と悩んでいませんか?
実は、そんなときこそ就職のチャンスかもしれません。
そのチャンスをどう活かしたらいいかお話ししますね。
この記事の流れ
フリーターをこのまま続けていたらやばいかも…そんなときこそチャンス!?
フリーターをこのまま続けていいのかな…
さすがにやばいような気がする…
もう20代も後半になるし、そろそろフリーターはやばい!?
就職したいけど私は無理かな…
フリーターをしていると「自分はやばいかもしれない」と感じる瞬間、ありますよね。
しかし、バイトや遊びに追われて毎日が過ぎていく…という人も多いと思います。
ぼくも大学卒業後にフリーターになりましたが、やばいと思いつつもなかなか生活を変えられませんでした。
その結果、3年くらいアルバイト生活をしたのですが(その後なんとか就職)、そんな経験から思うのが、やばいと思ったときに「どうしてやばいのか」しっかり向き合ったほうが良いということです。
心の底から”こりゃ本当にやばい”と思うことでフリーターを抜け出すモチベーションは生まれるからです。
ここからは、
- どうしてフリーターはやばいのか?代表的な3つの理由
- やばいと思ったら早めに動き出すことが大切という話
- 就活の進め方がわからないときの対処法
をお話ししていきます。少しでも参考にしてもらえたら嬉しいです。
どうしてフリーターはやばいのか?代表的な3つの理由を知っておく
漠然と「フリーターだとやばいよな…」と思っているだけだと、なかなかフリーターを抜け出すための行動に移れません。
不安ばかりつのるはずです。
というわけで、どうしてフリーターを続けているとやばいのか、もう少し掘り下げて考えてみましょう。
フリーターを続けていると「金銭的」にやばい。正社員と比べると3〜4倍差が広がることも
フリーターがやばいと言われる理由のひとつは、年齢を重ねるほど金銭的な面で苦労しやすいということがあげられます。
20代前半のころはぼくも、「同期の正社員と手取りでそこまで差が無いし、べつにアルバイトでよくね?」と思っていましたが、20代中盤あたりからはどんどん収入の差が広がっていくんです…。
正社員は、昇給がありますしボーナスもでます。福利厚生もしっかりしていますよね。
それに対してバイトは、昇給といっても微々たるもの…すぐに頭打ちになります。
ある調査によれば、
統計によれば正社員の生涯賃金が2~3億円程度、フリーターでは5~8千万円程度という試算が出ており、実に3~4倍もの格差が生じる可能性があると言われています。
引用データ:ジェイック https://www.jaic-college.jp/useful/freeter/
一生を通じて稼げるお金は、正社員と3倍から4倍の差がつくとされているので、これは結構きついです。
もちろん、人生お金がすべてではないですが、ぼくは就職したてのころ、金銭的に余裕が出たことで、
- 頻繁に好きなバンドのライブに行けるようになった
- 趣味の服にもお金をかけられるようになった
- デートで良い店にいけるようになった
- 親孝行ができた
など、プラスが多いと身を持って感じました。
年齢があがるにつれて”かかるお金”はどうしても増えます。
しかし、フリーターを続けていると収入はさほど伸びない…。ここに、やばいと言われる理由があります。
フリーターを続けると「仕事的」にやばい!職歴がつかないしスキルも身につきにくい!?
フリーターは、正社員ほどは難しい仕事を任せてはもらえませんよね。
単純作業だったり、誰でもできる仕事を永遠繰り返すことが多いと言えます。
そのため、アルバイト入社はハードルが低いという利点はありますが、
- いくらアルバイトをしても職歴としてカウントされないことが多い
- 代わりはいくらでもいるので雇用は安定しない
- スキルや経験など自分の価値を高めにくい
など、いろいろとやばい面も多いです。
とくに、スキルや経験が積めず自分自身の価値を高められないのは、後に大きな問題になります。
30代以降はアルバイトと言えども年齢で落とされやすくなりますし、かと言ってスキルや経験もないので正社員としてもなかなか就職できない…。こんなダブルパンチを食らう可能性があるんですね。
また、フリーターがやる仕事と正社員がやる仕事は、やりがいの面でも大きな差があります。
責任は増えますが、正社員のほうがやりがいのある仕事を任せられるので、働いていて楽しいと思います。
フリーターのままだと「交友関係」がやばい!次第に孤立する恐れも
20代中盤以降は、フリーターだった友人たちも正社員になったり、就職した友達に至っては、結婚したりマンションを購入するなど…ライフスタイルがどんどん変わっていきます。
そうなってくると、仲がよかった友人ともだんだん話が合わなくなったり、収入差があるので一緒に遊びにいけなかったりして、交友関係がせまくなりがちです。
彼女がいたとしても、フリーターのままだと結婚も難しかったり、そもそもフリーターだから女性受けが悪くて彼女ができない…ということも出てくるはずです。
「ひとりでも生きていける」という人は別に大丈夫かもしれませんが、孤立していく感じはかなりつらいものです。
ぼくは25歳くらいのころそんな感じだったので、20代後半、30代になるとさらに孤立感が募る可能性は高いと思います。
交友関係は、就職して働き始めればどんどん広がりますよ。
フリーターを続けると”やばい”理由を理解できれば、就職のモチベーションになる
というわけでここまで、どうしてフリーターを続けているとやばいのかを詳しくお話ししてきました。
きっと、これはやばいな…と思うポイントがあったのではないでしょうか?
”やばい理由”と向き合うと不安になるとは思いますが、同時に就職する大きなモチベーションにもなるはずです。
実際ぼくも、給料や交友関係が不安で就職活動をがんばることができました。
「やばい」と感じていることをチャンスと捉えて、そのチャンスを逃さないように就活を進めていきましょう。
「たしかにフリーターはやばいけど、就活の進め方がわからない…」そんなときの対処法
でも、どう就活を進めたらいいわけ?
すでにフリーターでやばいのに…
と思う人もいますよね。
ここからは、就活の進め方についてお話ししていきます。
まず、最初に知っておいてほしいのは、正社員就職はフリーター期間が短いほうが成功しやすいということです。
【フリーターから正社員への就職成功率】
- フリーター歴半年以内 64%
- 7ヶ月〜1年 58.3%
- 1年〜2年 52.2%
- 2年〜3年 58.9%
- 3年以上 48.9%
参照データ:http://www.jil.go.jp/institute/reports/2012/documents/0148.pdf
年齢的にも、若ければ若いほうが企業としては採用しやすいですから、やばいと感じているなら早めに動き出すことが大切です。
そして、これだけは押さえてほしいのが、
- フリーターだから就職先はなんでもいいと考えるのはやめる
- ブラック企業対策はしておく
この2つのポイントですね。
「フリーターから就職するから、とりあえずなんでもいい。就職さえできればいい」と思う人もいるかもしれませんが、そういう姿勢は逆にマイナスになる可能性が高いです。
企業としては、たとえ未経験だったとしても、
- どんな気持ちで自社に応募してきたのか
- どんな活躍をしたいと考えているのか
など「熱意」を知りたいものなので、自分の気持ちをきちんと伝えられるように準備をしておきましょう。
また、「なんでもいい」というスタンスだと、企業の下調べも適当になってしまうので、ブラック企業に捕まる確率も高くなります。
就職できたとしても「ブラックすぎて辞めたい…」となってしまったら意味がありませんよね。
ですから、情報収集や企業研究だけは徹底することをおすすめします。
フリーターからの就職が不安なときは就職支援サービスを使おう
そして、
- 「就活の進め方がそもそもわからない…」
- 「職務経歴書からして書き方が不安… 」
- 「就活のマナーやコツをどう学んだらいいか…」
こんなふうに悩む人は多いと思います。
そこでおすすめしたいのは、就職支援サービスをうまく活用することです。
就職支援サービスというのは、リクナビやマイナビのように求人検索ができる”求人情報サイト”ではなく、担当者が無料で就活サポートをしてくれるサービスのことですね。
これを使えば、希望に合う求人を探し出してもらえたり、面接や書類対策をしてもらえたり、就活マナーやコツを一からアドバイスしてもらえるので、効率よく就職活動を進めることができておすすめです。
とくに、フリーター専門の就職支援サービスを使えば、未経験歓迎の仕事を紹介してもらえますし、フリーターだからと言ってサポートしてもらえない、なんてこともありません。
就活をひとりで進めるのは不安だと思うので、うまく活用すると良いですよ。
ちなみに、ぼくがおすすめできるのは、レバレジーズ株式会社が運営しているハタラクティブというサービスです。
気さくなキャリアアドバイザーが多いので、はじめてでも相談しやすいと思います。
関東1都3県(東京・神奈川・埼玉・千葉)限定のサービスなので、関東エリアの就職にはとても強いです。
フリーターや既卒者に特化しているので、しっかりサポートしてくれますよ。
また、関東以外で就職する場合は、リクルートがやっている「就職Shop」というサービスが使えます。
こちらもフリーターや既卒など、正社員経験がなくても専門的にサポートしてもらえます。
リクルートがやっているだけあって、求人の数が多いですし、サポートも丁寧です。
関東に加え、大阪や京都、神戸など関西・近畿地方でもサポートしてもらえます。